ポイントツーフォースリーレーシング(.243 RACING)-詳細レビュー
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ポイントツーフォースリーレーシング(.243 RACING)は、名前の由来にもなった".243"という記号の硬質な響きのとおり、軽量化よりもまず耐久性と実戦的な操作感を優先してきたフレームブランドです。
作られるフレームはすべてクロモリのリジッド(ハードテイル)で、ジャンプや荒れた路面で入力が増えても、フレームがヨレてラインが乱れないことを狙っています。特に4130系クロモリは粘りがあり、アルミに比べてしなやかな戻り方をするため、ハードに使っても乗り味が急に荒れにくいのが強みです。
もう一つの特徴が、細身の丸パイプを中心にしたシンプルな骨格です。見た目はミニマルでも、要所の肉厚やチューブ構成で強度を稼ぐ発想で、過度な補強で重くするよりも「必要十分を積み上げる」方向に寄っています。細身でも剛性を落とさない設計思想が、.243らしさの核です。
さらにカラーリングはブラック基調で引き締め、細身のフレームをあえて“頑丈に見せる”まとめ方をしています。パーツ選びも自由度が高く、用途に合わせてフォークやホイールを替えてもキャラクターが崩れにくいので、レース寄りにも街乗り寄りにも振れます。
使いこなしのコツは、リジッドならではのダイレクト感を前提に、タイヤ幅や空気圧、ハンドル幅で当たりの硬さを調整することです。硬さをタイヤ側で吸収できると、クロモリの粘りが効いて“跳ねるだけ”になりにくく、長い下りでも集中力が続きます。
レース寄りに組む場合は、スタート直後の踏み出しでリアが逃げないことと、荒れた区間でラインを外さないことが重要になります。.243 RACINGのリジッド設計は、サスペンションで誤魔化さずに入力を受け止める分、タイヤの接地感と体の使い方がそのまま速度に反映されます。ここで効いてくるのが、フレームが捻れにくいことと、踏み込みに対してヨレずに前へ進む感触です。
クロモリフレームは、傷が入っても致命傷になりにくい反面、錆び対策は“放置しない”のが長持ちのコツです。雨天走行後は水分を拭き上げ、ボルト類には固着防止のグリスを薄く塗るだけで、次の分解整備が驚くほど楽になります。塗装がシンプルなぶん、タッチアップもしやすく、使い倒しながら育てる楽しみがあります。
セッティングはハンドル幅とステム長で性格が大きく変わります。短めステム+ワイドバーなら切り返しが速く、逆に少し長めにすると下りで落ち着きが出ます。さらに、同じタイヤ幅でもケーシングの硬さで跳ね方が変わるため、フレーム側の“粘り”を活かすなら、低めの内圧で路面の追従性を稼ぐ方向が合わせやすいでしょう。
まとめると、.243 RACINGは「壊れないこと」をただの頑丈さで終わらせず、ライン取りや飛び出しの反応に変換してくるタイプのブランドです。軽さで勝負するより、踏んだ分だけ前に出る感触や、着地後の安定感を大切にしたい人ほど相性が良いでしょう。強度を優先した設計でも、組み方次第で重さを感じにくいので、用途を決めてパーツを選ぶと魅力が立ち上がります。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
FRフレーム(FR FRAME)(2022年モデル)は、BMXを思わせるストレートパイプのフレームワークで、トリックや当て込みを前提にした“街の強さ”が光る一本です。FRフレームはクロモリ素材の粘りで着地衝撃を受け止め、短い入力で姿勢を戻しやすいので、街乗りでも遊びでも扱いやすくまとまります。FRフレームは“当てて遊ぶ”場面で真価が出るので、回転の軽いクランクや厚めのペダルで足元を安定させると、トリックの失敗が減りやすいです。
SLフレーム(SL FRAME)(2023年モデル)は、細身でシンプルな丸パイプ構成を徹底し、ラインアップ中でも軽量寄りに仕上げたスラローム志向のモデルです。SLフレームはノーガセットで余計な重さを抑えつつ、見た目からは想像できない強度を狙っていて、4Xレースやトレイルで加速と切り返しを両立させたい場面に向きます。SLフレームは軽量志向ゆえに、ホイールのリム幅やスポークテンションで反応が変わりやすく、加速重視の組み方をすると気持ちよさが伸びます。
DHフレーム(DH FRAME)(2024年モデル)は、迫力あるフォルムで一見アルミにも見えるのに、芯は4130クロモリというギャップが魅力のDH専用ハードテイルです。DHフレームはRADスタイルチューブの造形で剛性感を出し、下りでブレーキングが続いてもヨレにくい方向に振っているため、ハンドリングの“遅れ”が少なく安心して突っ込めます。DHフレームは速度域が上がるほど挙動が読みやすくなるタイプなので、ブレーキの効き始めを穏やかに設定すると、荒れた下りでも姿勢が崩れにくくなります。
DJフレーム(DJ FRAME)(2025年モデル)は、ジャンプでの姿勢制御を重視し、着地で暴れにくい素直さを狙ったダートジャンプ系のキャラクターを想定したモデルです。DJフレームはトップチューブの取り回しを意識したサイズ感(同系統で22.5インチ前後のTTが扱いやすい)と、クロモリの戻りの速さで“次の一手”を作りやすく、パンプトラックの連続にも相性が出ます。DJフレームは空中姿勢を作る時間が短いぶん、バーの高さとサドル位置で“引き付けやすさ”を作ると、連続ジャンプでも疲れが溜まりにくいです。
TRフレーム(TRAIL FRAME)(2026年モデル)は、レース専用に寄せすぎず、長めのトレイルや日常の距離も視野に入れて整備性と汎用性を意識したモデルです。TRフレームはBBまわりの共通設計を踏襲しつつ、タイヤ選択とポジションで快適さを作りやすいので、一本で遊び場を渡り歩きたい人に“現実的な最適解”として刺さります。TRフレームは遊びと距離の両立を狙えるので、転がりの良いタイヤと少し高めのハンドルで、長い下りでも腕が残るセッティングにしやすいです。
剛性と粘りの両方を持つクロモリは、セッティングの差が“乗り味”として出やすい素材です。どのモデルでも、まずはタイヤ・ブレーキ・ハンドルの三点を基準に組み、数回走ってから微調整すると失敗が少なくなります。
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