ジャイアント(GIANT)-名車の証
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ジャイアント(GIANT)は世界に名だたる巨大自転車メーカーです。ただ出荷量のみで世界一なのではありません。ジャイアントはクロスバイクやロードバイクの世界では有名な超一流の自転車メーカーなです。
ジャイアント(GIANT)は、弱虫ペダルにも登場する人気・評判のブランドです。
ジャイアントは、1972年に台湾に誕生した自転車メーカーです。革新的な技術力と強大な生産力を背景に、80年代には欧米に進出し、瞬く間にグローバルプランドヘと躍進しました。
創業当時は大手メーカーのOEM生産やちょうどブームがやってきたMTB、低価格帯のスポーツ車などの生産が中心でしたが、波にのったジャイアントは、10年もしないうちに台湾で生産量トップとなり、90年までにはヨーロッパ、アメリカ、日本と進出しました。
台湾が中・高級自転車の供給で、世界の自転車産業をリードしているのはご存じのとおりです。
しかし国内の自転車環境でいえば、ヨーロッパ諸国に比べ開発途上だと言わざるを得ませんでした。
自転車メーカーにとってはマーケットニーズを直に製品開発へ反映させるためにも、また自転車先進国に相応しい文化を形成するためにも、国内市場の健全な成長とそれを実現させるための環境整備が必要不可欠であるのは道理ですが、1メーカーが簡単に国を動かせるものではありません。
だがある人物の尽力により、台湾国内の自転車事情はこのように変化を見せました。「GIANT」のオーナー、劉金標氏の手によってです。
今日の台湾自転車産業の発展と、国内にあってはその文化の形成という、いずれも大きな役割を果たした劉氏。
卓越した経営能力を発揮しGIANT を世界一の自転車メーカーに育て上げながら、20年以上も前から自転車文化の必要性を説き、率先して地道な活動を続けてきました。
未だその途上であるというが、ここへ来て〝サイクリング王国・台湾〟の姿は、垣間見えはじめました。
まずは劉氏が設立した「自転車新文化基金会」の活動を中心に、ここまでを振り返ってみます。
自転車の世界だけでなく、この国のこれから目指す方向性がきっと見えてくるはずです。
「自転車新文化基金会」は1989 年に、劉氏が「財団法人 捷安特体育基金会」としてスタートさせたものです。
一企業の自転車啓蒙活動にとどまらず、より公共性をもった文化団体を指向して2000 年6月に、名称を変更しました。以降、環境に優しく、かつ健康増進にも大いに役立つ自転車の普及活動を通じ、生活文化の向上に貢献することを目的としたイベントを数多く実施してきました。
〝自転車の安全な乗り方教室〟、〝親子サイクリング〟、さらには台湾の〝カーフリーデー〟に歩調をあわせたイベントや〝GIANT カップ〟の開催など。自転車産業の振興を目指して新たな需要を生み出すとともに、様々な社会的活動を行ってきたのです。
言うまでもなくこれは、政府機関や産業界にとどまらず各方面から高い評価を得ることになりました。
自動車を使わない日を設けることで、交通や環境について改めて国民みんなで考える〝カーフリーデー〟は02年から始まりました。
もともと1997 年にフランスで始まり、その後ヨーロッパを中心に世界各地で毎年9月22日に行われているものですが、台湾での導入について自転車新文化基金会が大きな役割を担ったのは言うまでもありません。
またカーフリーデーの実現に伴い、台湾独自の〝バイクデー(台湾自転車デー)〟についても自転車新文化基金会と自転車業界が一丸となって政府に協力を呼びかけ07年、実現にこぎつけました。
地下鉄やバスなどの公共交通機関への自転車持ち込みについて働きかけるなど、自転車に関連する環境改善と促進に力を尽くしてきたことが実を結んだのです。
初の〝バイクデー〟は07年5月5日、行政院体育委員会はじめ自転車新文化基金会などの主催で、台湾全土25の縣と市が参加する盛大なイベントとして行われました。
その中、台北市の自転車カーニバルでは、市内目抜き通りの仁愛路で行われた自転車ハイクに幼児から70歳の高齢者までの市民1000名以上が参加し、風薫る並木道でのサイクリングを満喫しました。
また市庁舎周回レースでは、台湾の梁麒富選手が日本の栗田選手を振り切ってゴール。沿道の観客を熱狂させたのがつい昨日のように思い出されます。
そして、忘れられないのが昨年7月に行われた〝自転車成人式〟です。
成人を迎えた、これからの台湾を担っていく若者たちに対し、様々な困難に立ち向かうための勇気やかけがえのない友情を育んでもらい、かつ台湾の素晴らしさを再認識してもらうためのメモリアル・イベントとして、国がプロジェクトに組み込んで後押ししたものです。
全島で感動を呼んだこの成人式の労をとったのはもちろん、自転車新文化基金会。また島内1000kmの走行にあたっては、GIANT が全面協力態勢で臨んでいます。
2回目は新成人が還島サイクリングにチャレンジし、再び幾多のドラマが生まれ友情の絆が結ばれました。
そして、このイベントが実現したのは、初開催の2年前に劉氏が73歳で927kmに及ぶ台湾サイクリングロードを走破したことと、決して無縁ではありません。
観光地でのレンタサイクル施設の設置や、全長2600kmにも及ぶサイクリングロードの建設推進についても、自転車新文化基金会が役割を担いました。
例えばレンタサイクルステーション・八里站。淡水河の河口に面した風光明美なロケーションの八里站周辺に淡水河岸自動車道や二重環状自行車道、大漢渓・新店渓自行車道などが敷設され、対岸の台北縣や台北市にも専用道が伸ばされ、サイクリングモデルコースが幾通りにもレイアウトされています。
八里站の貸し出し台数は約500台。タンデムまでを含むいろんな車種が揃えられており、休日にはレンタルの待ち時間ができるほどの人気スポットとなっています。ちなみに料金は半日借りて300NT㌦(約840円)。
最近は小中学校の授業にもサイクリングが取り入れられるケースも目立ってきており、台北市だけでなく新店市など周辺の学校が課外授業で利用することもしばしばです。
もちろん子供たちだけでなく最近はカップルで川辺のサイクリングを楽しんだり、女性の利用も増えてきました。
また自分の愛車に乗ってくる、もしくは車に自転車を積んでやって来るサイクリストも多く、自転車が確実に生活の一部として定着してきているのが実感できます。
ここではメンテナンスなどもシステム化されており、安全で正しい乗り方の指導も行われるなど、自転車の普及や啓蒙についても積極的です。
自転車専用道建設の面では台北市が昨年、敦化南化自転車道を敷設する計画をスタートさせました。
それに伴い市内13ヵ所にレンタルのサイクルステーションを設置するというものだが、管理はすべてIT化され乗り捨てもOKというシステムです。
車に代わる新しい都市型交通機関として、大いに注目されているところです。こうした一つ一つの積み重ねが、この国の新たな自転車文化を培っていくことになるのでしょう。
台湾は確実に環境先進国の道を進み始めました。
まさに今、自然と共生する「自転車王国」目指し、着実に歩を進めているところでもあります。
そして改めて、自転車伝道師〟こと劉氏の偉大さに触れないわけにはいきません。
ここまでを読んで理解していただけたように、自らの企業〝GIANT〟を世界一の自転車メーカーにしただけでなく、現代人にとって切っても切り離せない、自転車という優れたモビリティの文化形成に、劉氏は20年にわたって尽力してきました。
いや、それ以上に感嘆するのは、73歳という高齢で「積年の夢だった」という台湾一周サイクリングをやり遂げた、その情熱と実行力でしょう。
この走行記はその年の12月に『我的環台夢。劉金標73 歳。自行車還島日記』というタイトルで出版されています。「夢」のスタート台に立ったのは3年前の07年5月7日午前7時。台北の中正記念堂前を出発し台中、台南、高雄と西海岸を南下。楓港から南廻公路で中央山脈を越えて花蓮、宜蘭といった東海岸の都市を走り抜け、台北へ再び戻ってきたのが5月21日。その間15日。走行距離は実に927kmにも及びました。
走り終えて劉氏は、「南公廻路の、21kmの距離の上り坂が一番きつかった。最後の5kmのところでは、念のため用意しておいた電動自転車を使おうかと一瞬考えてしまった。でも悔いは残したくないと思い直し、最後まで登りきることができた。自分の走りが全島民の〝皆乗運動〟に繋がることを祈りながら。走る前に見た映画『練習曲』の、主人公が言った『些細なことでも、今やらなければ一生できなくなってしまう』という台詞に励まされた」と語っていたのが印象的です。
この後自転車新文化基金会では、観光スポット紹介や様々な情報提供、走行時のデータ記録サービスはじめ、台湾一周走破の証明書(環台認証)の発行などのサービスを開始しています。
並行して全島に展開しているGIANT 販売店では、修理・メンテナンス・レンタル車の斡旋やシャワー設備の利用など、サイクリストへのサービスを強化し、自転車利用をバックアップしているところです。
こうして自らの行動力で台湾を変えた劉氏ですが、すでに国外にも目を向けている。近年、GIANT の新工場の建設と併せ、中国で自転車生活を核とした新たな街づくりを推進する壮大なプロジェクトをスタートさせました。
ここでも北京〜上海の1688km走破を20日で成し遂げました。
さらには、台湾の政治家たちを引き連れ〝自転車王国〟オランダでの500kmサイクリングに挑みました。
世界のブランド〝GIANT〟のトップとして、そして〝自転車伝道師〟としての使命が、とどまることを許しません。
1972年に創業した同社の名前が広く世界に知られるきっかけになったのは、1997年に発表されたTCRの存在です。
それまではトップチューブが水平のホリゾンタルフレームが主流だったロードバイクの世界に、MTBでは取り入れられていたスロービングフレームを登場させたのです。
軽さ、高い剛性、低重心化を実現し、翌年からスペインのチーム「オンセ」をサポート。L・ジャラベールやA・オラーノの活躍により、その性能を世に知らしめました。
現在はほとんどのブランドがスロービングフレームを取り入れています。その同社が2016年モデルにおいて、デイスク化に大きく舵を切りました。
エンデュランス糸モデルのディファイアドバンスドシリーズすべてにディスクブレーキ搭載したのです。巨人ががふたたび大きく時代の流れを変えようとしています。。
ツール ドフランスなどのプロロードレースで活躍するトップグレードのレーシングバイクから、MTB、クロスバイク、シティサイクルまで幅広く展開しています。まさに"巨大"の名に相応しい、世界最大級のスポーツサイクルメーカーです。2009年からプロツールチームのラボバンクが使用しています。2011年シクロクロス選手権の男子エリートで1~
3位を独占しています。
世界最大の生産数を達成し、その名のとおり巨大工業となりました。そんなジャイアントが本格的なロードバイクに着手するのは時間の問題でした。
ロードモデルに注目が集まったのは90年初頭に発売されたカーボンフレームのカデックスからです。アルミラグながらカーボンチューブを使用したフレームでコストパフオーマンスに優れ、性能も良く軽量でした。
スチールフレーム中心だった当時のアマチュアレースではこのカデックスが広く浸透しました。さらに90年代後半になると、自転車界屈指の鬼才、マイク・バローズ氏を採用します。彼の手によって98年に誕生したのが低重心、高剛性、軽量という優れた性能を持つスロービングフレーム、TCRシリーズです。
それと同時に当時スベインのトップチーム、オンセに供給を開始しました。当時オンセはローラン・ジャラベール、オブラアン・オラーノらといったスター選手が揃ったスーパーチームでした。
このオンセチームの活躍やフレームの優位性が認められると、瞬く間にヨーロッパをはじめ世界中のブランドにこの形状が採り入れられるようになりました。
そう、ジャイアントはロード界にスローピングフレームを提案した最初のブランドだったのです。
この形状はジャイアントの代名詞となりました。さらにこのフレームは、アルミ素材を大口径・肉薄に加工し、それまでフレーム素材として今一歩だったアルミを軽く良く走るチューブに変身させました。
さらにエアロブレード化されたカーボンフォークは視覚にも効果的に訴えかける、優れたデザインセンスがありました。
また、同価格帯ではワングレード上のモデルの性能とされる、コストパフォーマンスに優れた価格などが支持され、アマチュアサイクリストの間でも絶大な人気を誇りました。
現在ではフレームはピュアレーシングモデルのTCRシリーズ、コンフォート・街乗リモデルのOCRシリーズとラインナップを拡大しています。
TCRの最上級クラスであるアドヴァンストはハイグレードなカーボンを使用し、高級感を演出。もちろん走りのキレはこれまで以上です。この最上級フレームはドイツのTモバイルに供給しており、ツールやジ国といった世界最高峰のレースで使用されています。
ジャイアントのメーカーとしての特色は「品質が良いのに手頃な価格、豊富な車種・タイプ」を扱っている自転車メーカーです。
同装備の他メーカーのクロスバイクを見ると、価格はジャイアントが数段優れています。
高い生産力と技術力を誇り、コストパフォーマンスの高いバイクを製造しています。
同じ値段で1クラス上のバイクが手に入るので、非常に高い人気を誇っています。
そんな背景もあり上級モデルは脱廉価路線ではありますが、豊富に取り揃えるラインナップからびったりの1台を見つけることができるでしょう。
MTBもロードバイクも便乗なチームにバイクを供給しており、そこからフィードバックされたノウハウが一流のバイクを生み出しています。コストパフォーマンスの高さに定評のあるブランドです。自転車大国のヨーロッパでもジャイアントは有名なメーカーで人気も品質も価格も絶大な信頼がある自転車メーカーです。
また、決して、高品質で価格が安価であるだけではなく、そのデザインも賞賛されるものがあります。自転車の全ての要素において、ユーザを満足させる戦略は、他のメーカーの追随を許していません。
日々成長拡大するジャイアントは、新たに、モーメンタム(MOMENTUM)という日本ブランドを立ち上げました。イオングループを中心に全国で精力的に販売を展開しています。
増々、私達にとって身近なバイクブランドになることでしょう。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
TCR コンポジット 3(TCR COMPOSITE 3)は、コンポジットカーボンフレームをアンダー15万円で手に入れることができる、コストパフォーマンスに優れたロードバイクです。そのままレースにも出られるハイスペックモデルです。
ディファイ 3(DEFY 3)は、アンプライトなポジションのエンデュランス系バイクです。サブブレーキレバーを標準装備しているので、 ドロップハンドルに慣れていない人でも扱いやすいのが魅力です。ディファイシリーズ共通の設計によリエントリーロードバイクの常識を覆す基本性能と上質な乗り味を提供します。ロングライドやヒルクライムはもちろん、ホビーレースまでオールラウンドに闘えます。
FCR 0(FCR 0)は、タイムトライアルバイクのようなエアロフレームにフラットパーを装備したハイスピードモデルです。ハンドルを換装すればそのままタイムトライアルバイクとして使用可能です。
ペース(PACE)は、リーズナブルなベースクレードバイクです。クロスバイクのエスケープシリーズに近いフレーム形状で、28Cまでのタイヤを装備することができます。フェンダーの装備も可能です。
エスケープ RX3(ESCAPE RX3)は、走行性能に特化したエスケープRXシリーズのベースクレードです。ビギナーでも扱いやすい素直なハンドリングと軽快な加速性で、フィットネスライドなどに最適です。
MR4 Rは、24"ホイールを採用し、フルサイズバイクに匹敵する走行性能を獲得した折りたたみバイクです。サスペンションリンクを支点として折りたたむ機構を採用しています。
イディオム 1(IDIOM 1)は、高い剛性をもつハイドロフォーミングフレームが特徴のスポーティなミニベロです。451サイズで最も細い1インチタイヤを装備し、軽快な転がり性能を実現しています。
エスケープ RX0(ESCAPE RX0)は、素直な乗り味で人気のエスケープシリーズトップモデルです。ロードバイクを凌駕するほどの剛性をもつアルミフレームをもち、本格的なスポーツ走行を実現しています。
トラディスト SL(TRADIST SL)は、トラッドなルックスを狙ったアーバンバイクです。アルミの質感を生かしたシンプルなロコマークで、スーツなどのフォーマルな服装でも似合いやすいのが嬉しいポイントです。
シーク 1(SEEK 1)は、頑健に作られたフレームにディスクブレーキを搭載したタフなストリートバイクです。 トップチュープにはステンレスプレートが装備され、フレームを傷から守ってくれます。
エスケープエア LTD(ESCAPE AIR LTD)は、8万円台のクロスバイクでは異例の軽量性を誇るコストパフォーマンスモデルです。車体の軽さは走りの軽さに直結し、信号明けや上り坂で大きなアドバンテージがあります。
エスケープ R3(ESCAPE R3)は、軽量なフレームにMTB系コンポを搭載し、細めのタイヤを履いた、クロスバイクの見本ともいえるような優等生モデルです。これから自転車を始めたいという人にオススメです。
エスケープミニ(ESCAPE MINI)は、デイリーユースで利便性の高いフロントバスケットや前後フェンダーを標準装備したモデルです。シフターにはグリップシフトを採用しており、直感的に変速することが可能です。
20インチ小径ホイール車ならではの機動力にロングホイールベースをプラス。シティライドに最適な直進安定性をも手に入れたスタイリッシュなコミューター。使い勝手に優れたフロントキャリアを標準装備する。
CRS HBは、ヨーロピアンコミューターのスタイルを踏襲したスポーツ電動アシストバイクです。36V-80Ahという、国内最大容量のバッテリーをリアキャリアに搭載しています。
フィクサー R(FIXER R)は、オーソドックスなダイヤモンドフレームの街乗りピストです。アルミフレームなので、クロモリフレームとは違った鋭い反応性と機敏な操作性を楽しむことができます。
スイット(SUITTO)は、カジュアルなグラフィックデザインが可愛らしいバイクです。毎日の使用に便利なフェンダーやスタンドを標準装備しています。アジャスタブルステムでハンドルの高さを調節することが可能です。
ローム XR1(ROAM XR1)は、河川敷の砂利道なども軽々走破できるMTBベースのクロスバイクです。サスペンションにはリモートロックアウト機構が備わっており、手元のレバーでリジッドに変換が可能です。
TCX1は、剛性と振動吸収性を両立したアルミフレームをもつシクロクロスバイクです。シマノのレーシングコンポである105を搭載し、そのままレースに出場できる仕様となっています。
STPは、ストリートやパークライドで振り回しやすいコンパクトなプレイバイクです。調節機構を備えたリアセンターで、ライディングスタイルに合わせてセッティングできます。
スナップ(SNAP)は、シティライドを前提に設計されたスリックタイヤのMTBです。太めのタイヤを履くことができるので、街中の段差やちょっとした階段でも軽々走破することができます。
ロック(ROCK)は、オフロードだけでなくシティライドでも便利に使うことができるベースグレードのMTBです。セミブロックタイヤを採用し、アスファルトでも抵抗の少ない走りを実現しています。
タロン 29ER 2(TALON 29ER 2)は、MTB入門に最適な、オーソドックスな29errバイクです。Fサスペンションにロックアウト機構が備わっており、 ドライ路面でペダリングロスを減らすことができます。
XTC 29ER 2は、レーススペックに採用されるALUXX-SLグレードの軽量アルミフレームをもった29erクロスカントリーバイクです。15mmスルーアクスルを採用し、剛性を高めています。
エスクープRアライアンス(ESCAPE R ALLIANCE)は、エスケープシリーズの高級モデルです。フレームはTCRアライアンスと同じようにカーボンとアルミのハイブリンドです。カーボンならではの振動吸収性の良さと、アルミならではのパリッとした乗り味とが両立されています。
グライドR1(GLIDE R1)は、軽量アルミニウムのフレームに渋いマットグレイのベイントが施され、都会的な雰囲気を演出しています。フロントサスはロックアウト可能なSRサンツアー・NRXで、ストリートでも使いやすいです。エイビッド・BB5ディスクブレーキ、Aクラス・シティD10ホイールと、装備も豪華です。
エスケープR18(ESCAPE R18)は、シマノの内装変速機・アルフィーネとディスクブレーキを採用することで、シンプルなシルエットを持つバイクに仕上がっています。フォークはカーボン製で、振動吸収性も高いです。こだわり派にオススメしたいバイクです。
シークR1(SEEK R1)は、シークシリーズの高級モデルです。スパルタンなルックスが際立つアルマイトカラーのグリップやベダルを標準装備し、インパクトはかなり大きいです。エイビッド・ジューシー3油圧ディスクブレーキをアッセンブルしており、走りの機能も申し分ありません。
エスケープR2(ESCAPE R2)は、フレームはエスケープ3と共通ですが、カーボンフォークを採用し、振動吸収性に優れています。また、シマノ・デオーレのリヤディレーラーを採用するなど、コンポーネントもワンランク上のものを奢っています。
エスケープMクラシック(ESCAPE M CLASSIC)は、メッキ調のアルミフォークやランドナー風のクランクセット、シンプリレなフェンダー、チェーンガードなどがクラシックな雰囲気でアレンジされています。ダウンチューブの"GIANT"にも旧ロゴを使っているのが泣かせます。タイヤは26×
125で、軽快さが魅力です。
シークR3(SEEK R3)は、アルミフレームはMTB由来のタフさを備え、そこに軽快な走りの700× 32Cタイヤを組み合わせています。街中のストラクチャーにバイクを立てかけた時にキズつきを防止するトップチューブパッドを装備し、従来のクロスバイクにはないストリートテイストを持っています。
グライドR3(GLIDE R3)は、グライドとは「滑空する」という意味です。フロントサスと700× 38Cのスリックタイヤ、シートポストサスで街中の段差や荒れた路面を「滑空する」ように走ります。アクティブな男性はもちろんのこと、ブレーキングの安心感を求める女性やビギナーにも最適です。
エスケープR3.1(ESCAPE R3.1)は、エスケーブ3よりもほんのわずかなプライスアップで、グリップやサドル、シートポスト、ハンドルなどをコーディネートし、さらに上級仕様のスラム製トリガーシフターも装備し、ハンドルまわりをスポーティにグレードアップしています。
エスケープR3(ESCAPE R3)は、軽量アルミニウムのフレームにクロモリフォークを組みわせたシンプルなクロスバイクです。手ごろな価格にもかかわらず、フレームの作りは高級感にあふれており、人気がでるのもうなずけます。サイズ展開が豊富なのも大きな魅力です。
クロス2(CROSS 2)は、フリレラップのフェンダーやスタンド、低反発ウレタンのサドル、 ビジネススタイルに似合うジェントリレなカラーリングなど、まさに自転車通勤スペシャルとも言うべきスペックです。
軽量アルミのフレームにサスフォーク、700× 35Cタイヤ、3× 7=21段変速と、走りの装備も充実しています。
FCR 0は、アラックスSLアルミフレームはタイムトライアル用のエアロ形状で、そこにフラットバーを組み合わせています。コンセプトは「アバンギャルド&スノウレタン」です。TTバイクの走りとフラットバーの操作性が、都市での力強い走りを演出しています。
FCR 2は、初代FCR以来ずっと作り続けられているTT系エアロフレーム+フラットバーのジャイアント伝統のモデルです。ツーリングや街乗|りはもちろんのこと、通勤や通学をできるだけ速いスピードで走りたいという人にも向いています。
MR4 Rは、700Cロードバイクと比べても見劣りしない走行性能の高さと折りたたみ時のコンパクトさで一躍世界的ベストセラーとなったモデルです。リヤサスもメンテナンスフリーなので、旅先でも本格的に走りを楽しみたいという人には至極の1台です。小径車の枠を超えたモデルと言えるでしょう。
MR4 Fは、アルミフレームにリヤサスを搭載することで軽さと快適な乗り心地の両立を実現したモデルです。リヤサスのビボットが折|りたたみ時の支点となる設計で、たたみやすさでも好評です。さまざまなポジションが設定可能な可変式ステム、サドルバッグとエアポンプまで付属しています。
エスケープミニRS(ESCAPE MINI RS)は、フラットバーにショックを吸収するリヤのエラストマーサスペンションを搭載し、より快適な走行性能を持たせたモデルです。街中ではロードバイクをしのぐ機動力を発揮し、スポーツバイクとして楽しめる性能を有しています。
エラストマタイプのベンションを装備 したエスケーブミニ上の上級モデル。ベダリングの那魔をせず路面の突き上げから受けるショックだけを吸収。収.スムーズかつ軽快な極上の乗り昧を生み出す。
イディオム1(IDIOM 1)は、ジャイアントが700Cロードバイクで培った最新フレーム技術を20インチに凝縮しています。このクラスでは最も細いタイヤを採用し、驚くほどスピーディな走|りを実現しています。ハンドルステムは折りたたみ構造ながら高剛性で、走りと利便性を両立しています。
エスクープミニ((ESCAPE MINI)は、ジャイアント独自の軽量アルミの採用、フルサイズのロードバイクより長く取られたホイールベースによって、小径車とは思えない走りを実現したモデルです。アルミ製で空気抵抗も抑えたバスケットや、低反発ウレタンのシートなど実用装備も充実しています。
アンセムXアドバンスドSL0(ANTHEM X ADVANCED SL 0)は、近年のXCレースにおけるハイスピードかつタフなコースに対応するべく、4インチマエストロ「アンセムX」をフルカーボン化した新フラッグシップです。全米MTB選手権大会ショートトラックではいきなりのデビューウインを果たしました。話題のスラム・XXコンポも搭載しています。
XTCアドバンスド2(XTC ADVANCED 2)は、XTCアドバンスドSLカーボンフレームの設計思想そのままに、カーボン原糸のグレードを変えたバリューモデルです。マス集中を強めたジオメトリーと剛性アップで、振動吸収性を犠牲にせずにコントロープレ性を向上しています。タフなXCレースからトレイルまで、驚愕の走りを実現します。
XTCアライアンス(XTC ALLIANCE)は、アルミとカーボンを知り尽くしたジャイアントならではのフレームが、このアライアンスです。アルミのソリッド感と、その強さをスポイルしない振動吸収性を両立させ、上級者はもちろん、ビギナーのトレイルライドでも明確なアドバンテージを感じる、懐の深いマシンに仕上げられています。
アンセムX3(ANTHEM X3)は、4インチストロークといえば、数年前までオールマウンテンバイクの領域でしたが、近年ではフレームとサスユニットの双方で開発が進み、XCレーシングとして使えるところにまできています。近代フルサスXCバイクの先陣を行く「アンセムX」の真価を体感してみてください。
トランスX3(TRANCE X3)は、マエストロシステムとサスユニットの進化で、5インチバイクの守備範囲を拡大しました。かつての4インチクラスに匹敵するベダリングロスのない軽快な走りと、6インチクラスに迫る剛性感を獲得したのが、この「トランスX」シリーズです。オールマイティな高性能が最大のウリです。
XTC 1は、フルサス全盛の今日であっても、スポーツ性ではハードテールに軍配が上がり、またトンプレーサーの支持も厚いです。「アラックスSL」による完全新設計のアルミフレームは、トレイルやダートでもキレのある走'りを実現しています。その真価はぜひ乗って確かめてください。
STP 1は、ストリートMTBシーンではもはや欠かせない存在となりつつあるのが、このSTPシリーズです。「アラックスSL」のスペシャルなフレームに、タフなパーツを組み込み、ストリートからトレイルジャンプ、デュアル競技まで、あらゆるシーンでアグレッシブなライディングを実現しています。
XTC 4は、熟成の域にある「アラックスSLJグレードのアルミをフレームに用い、信頼性の高いパーツ群で固めたハードテールのベストバリューバイクがこのモデルです。コストパフォーマンスの高さでは他社より頭ひとつ飛び抜けています。上位モデルと同様のカラーリングもうれしい仕様となっています。
ディファイアドバンスド SL 1(DEFY ADVANCED SL 1)は、グランフォンド向けの設計です。ゆったりという方向ではなくレース性能ありきです。ダウンチューブは力強くトップレベルの加速です。剛性に余裕がある分、どんな踏力に対してもリニアに応対します。剛性の高いフォークとたわみのないコラムのフロントまわりと、前三角の高い剛性がマッチしています。ホイールベースが長いのにハンドリングはシャーブというギャツプがおもしろく、体重があっても不安がない設計です。ハンドリングはニュートラルですが、切れ味が鋭く感じられます。他のブランドよリスローピングが大きく、バック三角が小さい分、優しい仕様というわけではありませんが、ジャイアントの中では、トップレベルの質感です。上りも軽やかで踏力に対する反応もいいです。トラクションが良いのは激坂での助けになります。かつてのTCRシリーズよりも運動性能は高いです。TCRアドバンスドSLよりも魅力的です。運動性能はほとんど変わらないと言い切れるますが、高速走行時の安定性においてディファイがより好みです。この安定性は実に安心感につながります。ロングホイールベースと言っても緩慢でなく、切れ味は抜群です。ポジションが最適ならオススメです。
DEFY 0
エンデュランスモデルの入門機となるディファイ。新型アルテグラを搭載したシリーズ最上位が「ディファイゼロ」。アラックス‐SLアルミ製のフレームは、大径化されたBBとヘッド部によって軽快な加速と安定した操作性を追求。ヒルクライムからロングライドまで対応できる懐の深さを持つ。
TCR アドバンスド SL2(TCR ADVANCED SL2)は、上位モデル同様の高性能フレームを、パーツアッセンブルで手に入れやすい価格に設定してきました。市民レーサーにも恩恵の大きい機材として、世界中で高く評価されています。軽量化が進められると大パワーに負けがちになりますが、このフレームは十分な剛性もあり、スプリンターでなければ万能に使えます。フロント周りがとくにしっかりしていて、ダンシングもコーナリングもヘッドから反応していくフィーリングです。剛性と重心が下方に存在するのでハンドルを振るモーションが軽すぎますが、これも特徴です。コーナリングは独特の素早さと低重心への慣れが必要になりますが慣れれば上りも下りもいうことなしです。素材の良さ、軽さも手伝ってとても気持ちいい加速です。ヒルクライムからクリテリウムまで万能です。ただすべてのレスポンスがいい分、中級者向けと言えます。反発が意外と強く踏み出しは軽いです。それだけ腰高で、やや扱いに慣れが必要です。しかし細く見えるフォークが実はしっかりとした剛性をもっていて不安がありません。加えて、巡航時は以前よリ、フロント周りが強化されていて安心感はそこそこ高いです。バランスも軽さなりにとれていますが、高速域ではスキルが必要です。コンフォート性能はピラーのしなりがあリソフトさを演出しますがペダリングは乱れることはありません。上りは良好です。下りはスキルでカバーできます。相反する性能が喧嘩せずに上手くまとまっています。アドバンスドSLシリーズ中、唯一のノーマルシートポストモデルです。シート高をちょこちょこいじりたいライダー、輪行をする人にとっては、使いやすいモデルです。使用素材はもちろん、アドバンスドSLグレードのカーボンなので、走りの性能は折り紙付きです。コンポはシマノ・アルテグラで、ホイールにはマヴィック・キシリウムエリートです。
TCR コンポジット 2(TCR COMPOSITE 2)は、他の軽量モデルに比べるとチューブが細いですが、それが芯の硬さを感じさせない工夫となっています。軽やかとはいわないまでも踏力に対してリニアな発進加速が可能です。上りも踏んだだけ進みますが、パワーライド向けです。フォークブレードが細い分、気忙しさもありますが、バランスはよくスタビリティに不具合がありません。コーナリング性能もニュートラルなハンドリングでくせがありません。唯一苦手な部分はコンフォート性能ですが、スロー―ピングが大きくフレームがコンパクトなので、バックは専用設計ですが微振動は伝えやすいです。エントリーカーボンモデルとしては十分以上の性能です。フレームの芯の硬さを感じるものの、かなり乗りやすいモデルです。スパッという加速は無いですが、しっかりとパワーを受け止めてくれます。完成車として見るとホイールがやや重たく、上りではせっかくの運動性能をスポイルしてしまいます(イーブンペースなら問題なし)。しかしながらスタビリティは稼ぎ出せていて、地面に吸い付くようにコーナリングもこなせます。アンジュレーションにも耐えられるので、セーフティマージンも高く見積もれます。ビギナーには扱いやすく、入門用レーサーとしてはよいでしょう。レース指向で完成度は高いです。この価格なら納のモデルです。
トリニティ コンポジット 2(TRINITY COMPOSITE 2)は、ヘッドアングルが寝ている分、ロードバイクよりも入力に対してすべてが緩慢ですが、剛性不足ではないので安心モデルのです。アンダーステアが強く曲がりにくいですが、フォーク自体はしっかりしているので曲がり始めると自然な感じです。加速フイールは、同様な挙動を示すTTバイクとしてはまずまずの発進加速です。しかしコンフォートさだけはわかりやすいレベルにあります。専用設計のためダンシングに適さず、回転によるスピードアップと上りの軽快さの判断になりますが、フレーム本来の剛性が十分にあることを示してくれます。遊びで乗るにはハ―ドルが高いです。本気でTTを走る人やトライアスロンのロングを走る人向けのモデルです。コンポは安価なミックスですが、廉価グレードの雰囲気はなくTTフレームという特殊さもあるでしょうが、これで満足できます。直進安定性は高く、大げさに身体ごと傾けないと上手くコーナリングできません。切り返しがあるようなコースでは慣れておく必要があります。TTバイクに乗り馴れていればよいですが、ロードからパッと乗り換えると、扱いは難しいです。訓練して初めて楽しめます。
TCR アドバンスド 2(TCR ADVANCED 2)は、なんといってもその価格が魅力です。フレームの価格でほとんどコンポーネントが付いてきますので、お得なバイクです。ジャイアントは、同じグレードでしたらお手頃に提供することを一貫してやっています。このシマノ・105の割にはまあまあの価格がするのは、フレームにこだわりがあるからです。フレームセットですと21万円なので、およそ3万円プラスすると完成車になってしまいます。フレームセットの価格も戦略的価格ですが、それを差し引いても完成車のパフォーマンスは高いです。そういう意味でも買って間違いはないでしょう。そのうえ性能も良いです。スロービングフレームで単体では約990gです。フォークは365gです。完成車全体では重心が低い設計で、走りの切れも良いです。ある程度テクニックもあったほうが乗りこなすには良いでしょう。上位機種と同じ形状で、フレーム形状にもこだわっています。パーツなどは使っていくうちに次第に飽きてしまうので、スキルが上がってきたらどんどんグレードアツプしていって、軽くして、レース向けに作り替えていく楽しみなんかもあります。ヒルクライムのイベントなんかも良いですし、本来はクリテリウムなんかもオススメですが、それにはある程度テクニックが必要なフレームです。
TCR SL 2は、伝統のTCRの名を冠するに相応しい軽さを手に入れたモデルです。しかも完成車価格で約16万円という値段です。105を使い、これで16万円でしたら、アルミフレームとかカーボンフレームとか関係なく、性能重視っていう方には、最適なバイクでしょう。TCR
SLには2種類モデルがあり、その下位機種のほうです。フレームにはその認識記号が書かれていないので、グレード差が分かりにくいところがありますが、乗る人にとってはあまり関係ありません。やっぱり元々オンセチームが使っていたという成り立ちがあって、プライドのあるチューブを使っています。まとめもオリジナルのパーツを使っています。そして人の目に触れやすいところの、例えばシートバンドや、あるいはFDフロントデューラーのバンドの部分などです。昔みたいな工業品然としたところがありません。もつ喜びもある世界有数のメーカーのバイクです。
TCRアドバンスドSL 0(TCR ADVANCED SL0)は、ジャイアント独自の「コンパクトロード」設計を核に、メガドライブ、パワーコアなどのテクノロジーを搭載して、剛性と振動吸収性という相反する要素を高次元で両立した最高性能のカーボンフレームです。
TCRコンポジットSE(TCR COMPOSITE SE)は、フルカーボンTCRの新シリーズです。上位モデルの技術を踏襲することで高い剛性感やTCRならではのハンドリングを忠実にトレースしながら、驚異的なコストパフォーマンスを実現しています。
TCR2は、パワーコアBBを投入された新型アルミフレーム。レース入門の標準仕様であるシマノ・105コンポをベースにすることで、ロードレースエントリーはもちろん、上級者のトレーニング機材にも最適。
スタイリッシュな極大フレーム。清潔感のあるカラーリング。少なくとも見た目においては上位モデルとの差異が少なくなり、一見しただけではどのグレードなのか判断しにくいこのバイク、じつはジャイアントのレース系モデルであるTCRシリーズの末っ子である。フルモデルチェンジを受け、オーバードライブヘッド(上下異径ヘッド)やパワーコアBB(インテグレーテッドBB)など、スペックも上位機種と同じ技術が導入された。ジャイアントらしい強いスロービングジオメトリーを採るフルアルミフレームにはハイドロフォーミングがこれでもかと駆使されており、ほとんどのチューブが異形加工される。このTCR2はメインコンポーネントにシマノ・105を採用しつつ、ホイールやブレーキキャリパー、クランクなどのグレードを下げることで価格を抑えた最廉価モデルとなる。10万円強という価格帯で上下異径ヘツドとインテグレーテッドBB、そしてメインコンポとしてシマノ。105を導入しているのは、おそらくTCR2だけだろう。見た目に安っぽさがまったくないことにも驚かされる。数年前なら、この価格帯のバイクを買うと「安いんだから見た目はあきらめてね」という割り切りが求められていたが、今やどんどん洗練されてきており、雰囲気は上位機種とさほど変わらない.塗装のセンスやクオリティも高く、細かなフレーム小物もきれいにできている。ジャイアントの実力が遺憾なく発揮された出色の実力車である。
バランスで評価するなら圧勝。これを11万円強で売られると、他のメーカーはつらいだろうな、と思う。コストとスペックを見るとライバルはいない。加速力、登板性ともに驚くほと良好で、「この価格帯をナメんなよ!」と言われた気分。ただ、やりすぎでは?と思うほとハンドリングはクイック。サイクリングしかしないエントリーライダーがターゲットならやりすぎ。しかしレースバイクらしい軽映な運動性能を味わいたいなら大いにアリ。ヘッド、フォークともにしっかりとしており、速度域・舵角にかかわらず特'性が変化しないから、クイックでも怖くない。個人的には好みの味付け。不思議と快適性も高く、減衰は非常に素早い。友人に「とりあえず10万円くらいでロード欲しいんだけど、結局何がいいの?」と聞かれたら、間違いなくTCRを押す。この値段だからキャリパーが廉価モデルでも文句は言えないが真っ先にキャリパーをは交換したほうがよい。
最廉価モデルながら上下異径ヘッド(上側11/8インチ下側11/4インチ)を備えるTCR。ヘッド部分の剛性が飛躍的に向上し、正確なハンドリングと高い耐ブレーキ性を獲得している。TCRのシャープなハンドルさばきは、この極太ストレートフォークのおかげ:街乗りやサイクリンクにはもったいないほどの機敏なハンドリングを持つ。ハイドロフォーミングによって台形断面に加工されるダウンチューブ。アルミフレームでこれより太いタウンチュープを探すのはちょっと難しい。BBベアリングをフレームに内蔵するインテグレーテッドBB。これによってTCRは、
クラスを超えた動的性能を手に入れた。クランクはコンパクトタイプ。
TCRアドバンスドSLラボバンク(TCR ADVANCED SL RABOBANK)は、UCIプロチーム「ラボバンク」に供給されるレースバイクのレプリカです。チームバイクそのままのフレームとシマノ・デュラエースコンポ&同・PROパーツ、ホイールセットのみC50クリンチャータイプに換装して乗りやすさを向上させています。
0CRは、新設計アルミフレームに、カーボンフォークやコンパクトドライブなど、エントリーロードバイクに求められるすべてを備えたベストバリューモデルです。ロードバイクの爽快な走りを楽しめます。
トラディストD(TRADIST D)は、美しいホリゾンタルフレームに良く似合うドロップハンドルとダブルレバー、アラックスアルミフレームのカッチリとした乗り味と現代的な走行性能、その双方を合わせた温故知新と表現したいバイクが、この新作トラディストです。
TCXアドバンスドSL(TCX ADVANCED SL)は、アドバンスドSLグレードコンポジットのフレームで、高剛性と軽量化を高次元で両立しています。2010-11年シクロス世界選手権U23クラスで、ラボバンクチームのファンデルハールとトゥニーセンが1、2フィニッシュするなど、その真価は各所で証明されています。
TCX 2は、アラックスSLグレードアフレミのフレームを採用し軽くて丈夫なモデルです。シクロクロスレースヘのエントリーはもちろん、ベーシックなルックスでシティライドにも。またキャリアダボも備えているので、ツーリングバイクのベース草までと幅広く対応可能です。
FSオムニアム(FX OMNIUM)は、最強を決する過酷な競技の名称(オムニアム)です。その名を冠するこのフレームは、カーボンフォークともどもエアロダイナミクス性と高い剛性が与えられ、世界水準のパフォーマンスを必ず約束してくれます。
フィクサーR(FIXER R)は、レーサーハンドル使用で、強じんなアルミ製フレームのダイレクトな乗り味はそのままに、スタンダードなパーツで仕上げた一台です。ポテンシャルの高いフレームでカスタムベースとしても人気です。
フィクサーF(FIXER F)は、シンプルなルックスと普段使いでの扱いやすさを意識した、スタンダードなシングルスピードバイクです。クランク・ヘッド・グリップといったパーツが、ラインナップのすべてで妥協なくカラーコーディネートされています。
トリニテイーアドバンスドSL 0(TRINITY ADVANCED SL 0)は、ジャイアントのエンジエアと欧州l最強のトライアスリートとの共同開発から生まれ、ラボバンクチームのフィードバックで完成したバイクです。空力性能や剛性設計はもちろん、完璧なボジショニングを実現する調整機能など、ライダーの能力を100%発揮させてくれます。
グレートジャーニー1(GREAT JOURNEY 1)は、耐久性の高いMTB系のアルミフレームに、直進安定性の高い700Cタイヤを装備したモデルです。フェンダーとキャリアには2つのパニアバッグを装備したツアラーです。ハンドルは分割式で、グリップシフトにより楽な姿勢で変速が可能となっています。当モデルは頑丈さに主眼を置いて作られたアドベンチャーバイクです。耐久性に優れる36hの26"ホイールにはパンク防止材を組み込んだタイヤを装備し、荒れた路面でも走行が可能です。
ANTHEM 1は、リヤ3.5インチのストロークのサスペンションを備えた新型CXフルサスペンションのストロークによるペダリングロスを極力排除しながらも、大きなギャップや下りではしっかりと動いて体力の消耗を防ぎます。廉価モデルのアンセム3でも油圧式ディスクにロックアウト付リヤユニットが装着され、十分な戦闘力を秘めています。
FAITH 1は、主に下りを楽しみたいユーザーにお勧めのバイクです。ダウンヒルバイクに迫る程の高い基本性能と、前後170mmを越えるストローク量を持ちながらも、ペダリングロスを極限まで軽減した「マエストロ・システム」の搭載によって登り返しやコギのあるコースにも対応します。フェイス2には剛性感のあるダブルクラウンフォークが装着され、DHエントリーモデルとしても十分に使用できるモデルに仕上がっています。
REIGN 1は、レインシリーズは、リヤ6インチストロークのフリーライドバイクです。ベダリングロスの少ない"マエストロ"機構によって、登り性能も走破性も高く、すべてのモデルに油圧式ディスクブレーキを搭載するなど、下りの多い里山ライディングなどに最適なパーツが搭載されています。どのグレードを選んでもフレーム、パーツ共に基本性能が高いので、ハードなライディングにもビクともしません。ワンランク上の走りを約束してくれる一台です。
TRANCE 1は、長距離を走行するマラソンレースの強い味方のなるのが4インチストロークのトランスシリーズです。マエストロシステムによるベダリングロスを感じさせないリンク周りは秀逸で、長めのストロークによって体への負担も軽減できます。最上級モデルは手元でフロントサスペンションをロックアウト可能です。全モデルマッドコンディションにも対応したVローターを採用し、下りのハードなXCレースにも使用できるオールマウンテンバイクです。
STP KINGは、ストリートからパーク、ダートジャンプまで幅広く遊べるプレイバイクの代表STPシリーズです。 トップモデルのSTP KINGは、どんなシュチュエーションでも"遊ぶ"ということを第一に考えられ、高い剛性のパーツが多くアッセンブルされている。フレームの基本性能が高く、どのグレードでもライダーのスキルを十分に発揮できます。シングルスピードのSTP
SSもラインナップされ、遊びバイクの枠を拡大することに一役買っています。
ACは、フリーライドバイクの代名詞ともなったロングセラーのACシリーズです。パーツ構成によって廉価に抑えられ、さらに魅力を増しました。下りの多い山を走行するエントリーレベルのライダーにお勧めの1台です。
PISTOLは、エントリーライダー向けに発売された最新モデルです。里山から街乗りまで幅広く使えるWサスオールマウンテンモデルです。核となるパーツは中級グレードのパーツで組み上げられたリーズナブルなモデルです。
WARPは、ハイドロフォーミングによってフレーム各部の剛性を適正化したシリーズです。ユニットがMDU式に換装されさらに軽量になりました。走行する環境によって、リアサスの取り付け位置を変更することでストローク長を変更できます。
XtC COMPOSITEは、衝撃吸収性に富んだフルカーボンコンポジットのXCリアルレーシングバイクです。最高級のパーツで組み上げられたPROは僅か10.1kg(430mm)。下位グレードのコンポジット1や2でも上位モデル同様のフレームで、
トップモデルに劣らない戦闘力を持っています。もちろんフレーム単体でも販売されており、自分の使い慣れたパーツで組み上げることも可能です。手に入れてすぐにレースに参加できるパッケ―ジングが魅力です。
XtC HB1は、フロント三角にアルミ、リヤバックにカーボンを採用したハイブリットXCバイクです。フロントはアルミによって高い剛性を確保しています。リアにカーボンを採用し、路面のショックをやわらげることで、体力の消耗を軽減させながらトラクションを確保します。XCレースを意識したバーツアッセンブルによってペダルは付属しないが、いままで自分の履き慣れたシューズとペダルを付け替えるだけで、ワンランク上の戦闘力を得られるはずです。
XtC850は、アルミフレームのオーソドックスなXCバイクです。最上位モデルはディスクブレーキを装備し、XCレースのエントリーレベルまで対応可能です。カラーも豊富に用意されており、通勤、通学からオフロードライドまで手軽に楽しめます。Vブレーキ搭載の840、800共にホイールセットはディスクブレーキに対応可能なので、購入後のブレーキのアップグレードも容易に行えるなど、各部に様々な配慮がされているバリューモデルです。
TRIALS PROは、トライアルバイクに必要な要素を注ぎ込んだ専用モデルです。ライダーからのフィードバックによって開発され、 トライアルに特化したパーツ構成のPROと、
トライアルビギナーにもライディングしやすいCOMPが用意されています。トライアル専用バイクというとシートが付かないバイクが多いですが、PROにもシートポストとシートが付属するので、様々なセクションを移動しながらのツーリングトライアルやストリートにも使用可能です。
ROCK5500は、MTBビギナー向けのリーズナブルなモデルですが、サスペンション、ディスクブレーキを装着した本格派です。舗装路やフラットダートに適したシティータイヤやソフトなサドルを装備するなど、街乗り中心のライダーに最適です。
ESCAPE R1は、アルミ素材のコツゴツとした乗り味を解消するため、細身のシート&チェーンステーを採用しています。カーボンフォークと相まって、リジッドタイプとしては快適な乗り心地です。エアロホイールを履いて、高速性にも長けた1台です。
ESCAPE M1は、「エスケープR1」と基本設計が同じアルミフレームですが、こちらは26インチホイールを採用しています。高速巡航性ではR1にかなわないですが、車輪径の小ささを生かした踏み出しの軽さはこちらの方が優れるので、街乗りには便利です。
ADVANCED SL3は、世界最速のエアロロード、プロペルアドバンスドSLシリーズの新モデルです。ジャイアントのテクノロジーを集約し、ブレーキやハンドルまでも自社開発しています。試作フレームに全パーツを組み込んで完成車状態としたうえ、選手を模したペダリングダミーまで開発しています。より実践的な条件で風洞実験と試作を繰り返した結果、ライバルの最上級エアロロードに対して1kmごとに1秒ものタイム短縮を可能にする優れた空力性能、高い剛性、そして軽量化まで、すべてを達成しました。SL完成車のラインナップでは最廉価のSL3ですが、フレームは上位モデルと同じです。パーツはアルテグラをメインコンポーネントに、50mmハイトのディープリム、専用エアロハンドルと充実しています。実業団レースでも十分に戦えるスペックであり、パーツ交換による拡張性も高いです。上位のSL0やSL1、SL2が100万円前後であることを考えると、このSL3は多くのライダーにとって現実的な選択肢といえるでしょう。86mm幅のプレスフィットBBを採用しています。フレーム設計の自由度を高め高剛性を確保しています。徹底的な流体力学解析と風洞テストで、実際の走行状態を考慮して導き出されたチューブ形状により、優れたエアロ効果を実現しています。大口径フォークコラムのオーバードライブ2により強度を高め、スプリントやコーナーで優れたハンドリング性能を生み出します。制動力に優れエアロ効果も高い独自のブレーキシステムを採用しています。走り出してみると1枚板の様な剛性を感じます。横剛性が高く「板のような硬さのフレーム」は多いですが、こちらは「フォークを含めたセットで1枚板」という感覚があります。クライミング時のダンシングではハンドルが少し左右に切れてしまう傾向がありますが、オリジナル規格のオーバードライブ2がフォークとフレームに一体感のある剛性を与えており、よく走ります。エアロロードながら、この高い剛性感でクライミングも良く、脚が負けない限りは鋭い加速を味わえます。気になる高速時の走りについても、高性能なエアロホイールの効果もあり、巡航はもちろんスプリントでも剛性不足を感じることなく加速感を味わえます。硬さを好む脚質のライダーには踏みごたえのあるバイクであり、レースをメインと考えれば優れた性能を発揮できるでしょう。
エニーロード1(ANYROAD 1)は、かつてロードバイク用スローピングフレームを開発するなど、既存の概念にとらわれないバイクを提案するジャイアントが、昨秋に発表した「路面状況を選ばず走れるドロップバーバイク」です。X‐Roadと名付けられたこの新カテゴリーには、デザインを一新したシクロクロスバイクも含まれていますが、デイリーユースからロングライドまでを快適にこなすバイクとして注目されるのが、このエニーロードです。ハンドル位置を高めに設定しています。スタンドオーバーハイトを下げることで、乗車姿勢を快適な角度に保ちビギナーでも扱いやすいこのバイクは、平日は街中をスタイリッシュに駆け抜け、週末には未舗装路をものともせず、ちょっとした冒険を楽しむ。そんな新しいバイクライフを創造しています。独自形状のハンドルバーと4ポジションブレーキシステム、ディスクブレーキが快適な走行を可能になっています。またフレームに軽く耐久性に優れるALUXXを使用しています。フォーク、シートポストをカーボン製とすることで、衝撃吸収性を高めていることも大きな特徴です。時速30
km巡航を楽しむためのバイクで、シクロクロスのようなハンドリングのクイックさはなく、長距離ライド向けの直進安定性のよさが好印象です。リアバックの剛性が高く、キャリアに荷物をつけてバイクを振ったときにも耐えられそうです。キャンプツーリングにも使いたいモデルです。未舗装路ではサブレバーも扱いやすく、まさにグラベル向けのモデルです。ハンドルバーは、ドロップが浅く、エンドが10°外側に開いた形状で、ダートでも安定した姿勢を作れます。シクロクロス用タイヤでも余裕のクリアランスを確保しています。カーボン製ジャイアント・コネクトシートポストは30.9mm径です。シートクランプはフレームに内臓されています。乗車角度を47~52°とすることで、リラックスした乗車フォームを取ることができ、長距離走行も快適です。天候や路面状況の変化に制動性能が左右されにくいディスクブレーキを採用しています。Avid
BB7ロードを前後に装着しています(ローター径140mm)。リヤハブ幅はMTBで主流の135mmとなっています。
ESCAPE AIRは、ジャイアント独自の軽量アルミフレーム&ホイールを用い、そこにリア9速仕様のシマノ製コンポ「Altus」を装備したモデルです。6万円台という買得プライスながら、クラス最軽量となる車重9.5kgを実現したのが同モデルです。その他、振動吸収性の向上と軽量化を重視したクロモリフォークや高速巡航性能に優れた700×28cという細めのタイヤなど、充分に吟味されたパーツアッセンブルで日常の使い勝手にも優れている大定番モデルです。
スイット(SUITTO)は、フェンダーやスタンド、さらにフィット感に優れたソフトサドルを標準装備する、実用性を重視したクロスバイクです。軽くて丈夫なアルミフレームは、ジャイアントらしいスボーツ性を持ち合わせ、上質な乗り心地を実現します。人気ブランドの定番モデルだけあり、そのポテンシャルも高いです。カジュアルな街乗りはもちろん、通勤や通学など幅広い用途に対応する、ユーティリティさも見逃せません。
TCR 1は、今では当たり前となっているスローピングフレームですが、ホリゾンタルフレームが主流だった時代にいち早く開発して普及させたのがジャイアントです。その系譜を受け継ぐアルミレーサーがTCRシリーズです。コンパクトなフレームによる軽量かつ高剛性な乗り味が堪能できます。クランクはコンパクトでスプロケットは12‐30Tというワイドな設定なので、単なる入門だけでなく、ヒルクライムレースなどでも幅広く活躍してくれそうです。
エニーロード3(ANYROAD 3)は、ジャイアントの人気モデルです。数ある自転車ブランドの中でもグラベルロードシーンを積極的に盛り上げてきたブランドです。すでに2型6バリエーションも展開しています。中でも一番のバリュープライスが、このエニーロード3です。「誰でも、どんな道でも」をコンセプトに開発されたユーザーフレンドリーなバイクで、例えばフロントギアは3段なので、怯むような激坂にもどんどんチャレンジしていけます。初心者でも安心して色んな道を走れるバイクに仕立てられています。
グレートジャーニー1(GREAT JOURNEY 2)はなんとドロヨケ、前後のキャリア、ツーリングバッグ2つがセットになっているコスパ最強のツーリングバイクです。上体が起きたアップライトな姿勢をとれるドロップハンドル専用のジオメトリを採用したフレームは、一日中ベダリングし続けることをを可能にしてくれます。ツーリングバイクらしく、ダウンチューブの裏側にもボトル台座がつくなど、長期間の旅でも安心して一緒にまわることができるバイクに仕上がっています。
TCR ADVANCED 0は、コストと性能を上手くバランスした、ジャイアントのハイパフォーマンスモデルです。ジャイアントには設計思想の異なる二つのグループがあります。"TCR"シリーズは、レーシーな特徴を持ち、最も高価なのがプロチーム仕様の"Tモバイル"です。しかし、ドーピング渦によつて、Tモバイルがスポンサーから撤退しました。在庫のみの販売となるため、この"アドバンスド0"
が実質的なトップモデルとなります。08モデルはメインコンポがデュラエースからスラム・フォースヘ、ホイールもマヴィック・キシリウムESから同SLとなり、フレームの意匠は大きく変更されていないが、価格が4万2000円安くなりました。また、シートポストがノーマルからインテグレーテッドタイプに変更されています。
TCRアドバンスドSL チーム(TCR ADVANCED SL TEAM)は、従来のモノコック製法に比べ100 g以上もの軽量化を可能にしたフュージョンプロセス採用の超軽量カーボンモデルです。パワーコアと呼ばれる幅86mmのボトムブラケット、メガドライブと呼ばれる四角断面のトップ&ダウンチューブ、オーバードライブと呼ばれる下に1-1/4"のベアリングを採用したヘッド、そしてこのバイクのトレードマークともいうべきエアロ断面のインテグレーテッドシートポストなど、最新のスペックを誇っています。
TCR アドバンスド 3(TCR ADVANCED 3)は、アドバンスドシリーズのなかで、最も求め安い価格設定のバイクです。このシリーズにもSLと同じようにパワーコアBBやオーバードライブヘッドが搭載され、走りの機能ではSLに迫るものがあります。使用コンポはシマノ・105で、このまま即レース出場もOKのスペックです。この内容で30万円以内というのは、かなりお買い得感が高いといえます。
TCRは、ジャイアントイ云統のALUXX SL-グレードアルミニウムを用いたフルアルミフレームに、シマノ・105&ティアグラコンポ、FSA・コッサマークランクセットなどを組み込んだモデルです。まさに、ジャイアントコンパクトロードのスタンダードです。レース入門車はもちろん、アルミフレームのカチッとした乗り味を好む上級者にもオススメしたい一台です。
ディファイ アドバンスド 0は、ジャイアントのカーボンテクノロジーが生み出した新時代のカーボンロードバイクです。パワーコアBBやオーバードライブヘッドなど、ジャイアントが開発した新しい機構を満載しています。ロードレースでの操作性と瞬発力、ヒルクライムでの軽い走り、ロングライドでの高速純剛性など、あらゆるシーンでラグジュアリーかつ力強い走りを実現しています。
TCR アライアンス SEは、フレームの剛性感を決定づけるダウンチューブからチェーンステーにかけてはアルミを、その他の部分にはカーボンを用い、アルミのカチッとした乗り味とカーボンの振動吸収性とを両立させた意欲作です。まさにアルミとカーボンのいいとこ取りです。このSEはジャイアント・ジャパンの20周年記念モデルで、スラム・ライバルを組み合わせています。
ディファイ アドバンスド 2は、新時代のカーボンロードバイク・ディファイアドバンスドのフレームに、シマノ・アルテグラやFCR700コンパクトドライブクランク、マウィック・アクシウムホイール、ミシュラン・プロ3レースタイヤなどを組み込んだモデルです。もちろん、パワーコアBBやオーバードライブヘッドを装備し、これまでにない力強い走りを実現しています。ガンガン走るロングライド派のライターに最良のスペックとなっています。
TCR アライアンス 1は、アルミとカーボンのハイブリッドフレーム・TCRアライアンスに、シマノ・105 を組み込んだモデルです。「剛性性感に富むアルミの乗り味が好きだけど、カーボンの振動吸収性もほしい」という欲張りなライダーにオススメです。このまますぐにレースエントリーもOKなスペックです。ガンガン乗るライダーにオススメしたい一台です。
TCR SLR1
肉薄チュービングにより軽量化したアルミ素材アラックスーSLRを基に、翼断面のシートチューブを用いるなどエアロ効果も意識したレーシングモデル。カーボンさながらの美しい仕上がりのフレームは、電動変速にも対応。もちろんジャイアント独自のANT+センサー内蔵のライドセンスも搭載。コンポはシマノ・アルテグラの11速をセット。カーボンレーサーの向こうを張れる高性能を期待できる。
TCX SLR1
ジャイアントがCXモデルでも一歩先行く「TCX SLR1」を投入。フレームにはニューアラックスSLRのアルミ素材を採用。スラム製の油圧式ディスクブレーキを装備し、シフト&ブレーキワイヤともにフレームに内蔵する仕様。最大の注目点はフロントフォークエンド。ディスクブレーキの制動力に負けない剛性を確保のために、15mmのスルーアクスル方式を市販CXモデルで初めて採用する。
TCX SL21
上位機種と同じフル内蔵ケーブルシステムと15mmスルーアクスルのフロントフォークを採用しながら、コンポーネントをシマノ・105とし、機械式のディスクブレーキを搭載して価格をグッと抑えたモデル。最先端のCXパッケージが身近になり、ディスクの有効性を体感したいライダー、初めてのレース挑戦にも最適な一台。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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