ビゴーレ(VIGORE)-詳細レビュー
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ビゴーレ(VIGORE)は、京都の老舗自転車ショップである片岡自転車をルーツにもつジャパンブランドだ。クロモリのラインナップが厚い一方で、アルミフレームなども手掛け、体格や目的に合わせてサイズや仕様を変更できるスマートオーダーシステムで自分にピッタリのバイクを作ることができる。
スマートオーダーの魅力は、単にサイズを選ぶだけではなく、ポジションや使い方に合わせて仕様を詰められる点にある。例えば同じロード系でも、レース寄りなら反応の良さと軽さ、ロングライド寄りなら疲労の少なさと安定感を優先したい。ビゴーレはその優先順位を先に決めたうえで、フレームとパーツの組み合わせを作っていける。
クロモリは細身のシルエットを活かしやすく、クラシカルな雰囲気のまま現代的なコンポを載せられるのが長所になる。チューブ結合部にフィレット加工を施すといった仕上げは、見た目の滑らかさと剛性設計の自由度を両立しやすい。見せる仕上げと走りの剛性を同時に追える点が、ショップルーツの“作り込み”に直結する。
一方で、7005アルミとカーボンのコンポジットのような構成は、軽さと反応を出しつつ、クセのない乗り心地でロングライドの疲労を抑える方向にも向く。踏み方を限定しない素直さがあると、ポジション調整やホイール交換で自分側に寄せやすく、オーダーの自由度が活きる。
モデル説明の中には、サイズ展開(450〜580mmなど)やコンポ(シマノ・アルテグラ/105)、タイヤ幅(700×23Cや700×28C)といった具体値が散りばめられている。こうした数値は単なるスペックではなく、実際の用途や体格へ落とし込むための材料になる。例えば幅広タイヤを選べば路面の荒れに強く、細めなら軽快さが出る、といった具合だ。
さらに、ストリート寄りのUTB-0ではホイールやハブ、タイヤ銘柄まで具体例が示され、街での耐久性と遊びやすさを優先した設計意図が読み取れる。レース系と同じ“速さ”ではなく、段差やブレーキングの多い環境で壊しにくいこと、そして見た目の迫力も含めて楽しめることが狙いになる。
オーダー対応という言葉の裏には、カラーやパーツだけでなく、使う場所の想定まで織り込める余地がある。京都の街中のように信号が多い環境なら再加速の気持ち良さを、郊外のロングライドなら巡航の伸びを、という具合に“走らせ方”を決めてから組むと迷いが減る。
クロモリとアルミで迷うなら、しっとりした乗り味と外観の細さを優先するか、軽さと素直な反応を優先するかが分岐点になる。ビゴーレの強みは、どちらを選んでもサイズや仕様の調整で最終的に自分に寄せられることだ。
また、タイヤ幅やハンドル形状の選択が決まると、フレームの性格も見えやすい。700×28Cを前提にするなら路面の荒れへ強く、23C寄りなら軽快さが際立つ。こうした前提を言語化できると、ショップ側との相談もスムーズになる。
素材・仕上げ・組み方まで含めて「自分に合う一台」へ寄せるのがビゴーレの核だ。ショップを背景に、用途の違いを具体的な仕様差として提示し、そのままオーダーに反映できるのが強みと言える。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
ベーシック FR.ポーター(BASIC FR.PORTER)(2022年版)
ベーシック FR.ポーターは、MTBのスタイルをベースにしながら、ツーリングやシティライドで扱いやすいパーツをアッセンブルして快適性を高めたオーダーメイドのパスハンターだ。舗装路の移動が多い日でも疲れにくいハンドリングを狙い、積載や取り回しの工夫で“行き先が増える”方向へ振っている。乗り手の体格に合わせたサイズ選びと、荷物量に合わせた装備の詰め方が効く。輪行や寄り道が増える人ほど、扱いやすさの差が効いてくる。
クロモリレーサーアカリ(CRMO RACER あかり)(2026年テーマモデル)
クロモリレーサーアカリは、細身のクロモリチューブを使用したクラシカルな外観に最新パーツを組み合わせたレースモデルだ。シーズンごとにテーマを決めて提案するモデルともされ、このモデルではチューブ結合部にフィレット加工を施す点が特徴になる。サイズは450、490、520、550、580mmの範囲が示され、アルテグラ系の2×変速とミシュラン・プロ3の組み合わせを想定すると、実戦的な軽快さと扱いやすさの両立が狙いどころだ。
クロモリレーサー(CRMO RACER)(2024年モデル)
クロモリレーサーは、クロモリの細身なシルエットを生かし、クラシカルな雰囲気に仕上げたモデルだ。セットされるパーツは現代的なチョイスでシマノ105を採用し、ポジションやパーツ、カラーなど細かく選べるオーダーシステムに対応している。700×23Cのような軽快なタイヤ幅と合わせれば加速感を狙いやすく、ホイールやギア比の調整で巡航の伸びも作り込める。
ロケットレーサー(ROCKET RACER)(2023年モデル)
ロケットレーサーは、7005アルミとカーボンのコンポジットフレームを採用し、バランスの良いスケルトンデザインでまとめた一台だ。クセのない乗り心地でロングライドでの疲労を低減する設計とされ、走行スピードに合わせてポジションやパーツチョイスをオーダーできる。450、480、510mmといったサイズが想定され、シマノ105系の構成は“扱いやすい速さ”を作りやすい。長距離の後半でも脚が残りやすい方向へ寄せられるのが魅力だ。
UTB-0アグレッシブルックス(UTB-0 AGGRESSIVE LOOKS)(2025年モデル)
UTB-0アグレッシブルックスは、コンセプトバイク「ゲイシャ」を発展させ、ストリートの楽しみを増幅させるために生まれてきたモデルだ。純ストリート仕様の強じんなフレーム&フォークでありながら美しさも備える、とされる点が面白い。A7005アルミの骨格に、ヴェロシティ・ディープVとグランコンペ系ハブ、ヴィットトリア・ロードランナー700×28Cの方向性を合わせると、段差の多い街でも“壊さず遊ぶ”余裕が出る。カラーにマスタードやブラックジンジャーなどが挙げられる点も、街での存在感を含めた道具立てだ。
ビゴーレは同じフレームでも組み方で印象が変わるので、購入者のクチコミやインプレを読むと「自分の用途に近い仕様」が見つけやすい。下の体験談パートで、コンポ選びやタイヤ幅の違いがどう効いたかまで拾っておくと失敗が減る。
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