アウディ(Audi)-詳細レビュー
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自動車メーカーが気まぐれにバイクの設計に手を出すことはあるが、アウディ(Audi)ほど“素材から”真剣に取り組んでいる例は珍しいでしょう。本ページで紹介されるDuoシリーズは、オレゴン州ボートランドのレノボ・ハードウッド・バイシクルズと協力し、世界初クラスの全硬質木材製・中空モノコック構造フレームとして開発された、かなり挑戦的なラインです。
フレームのパーツはコンピュータで加工され、加熱硬化型エポキシで接着し、最後はハンドフィニッシュで仕上げられるという手間のかけ方。木材の密度や木目の方向は剛性や反りに影響するため、材料の選別と積層の設計がそのまま性能になります。工芸品のように見えても、実際は“設計と品質管理”で成立しているテクノロジー寄りの作りです。
木材フレームのメリットとして語られやすいのは、金属やカーボンに比べて衝撃・振動の吸収が穏やかで、路面のザラつきが角の取れた感触になることです。素材そのものが軽い(アルミの約1/4程度という説明もある)ため、構造を工夫すれば重量面でも不利になりにくいという見立てもあります。ただし“軽い木”だけで走れるわけではなく、接着と中空構造の設計でねじれを管理してこそ狙い通りの走りになります。
一方で、耐候性や接着部の品質管理が“乗り心地”以上に重要です。Duoシリーズは樹脂と木材の相性を前提に組み、接合面の精度と硬化管理で性能を支えています。明るめ・暗めの木材色を選べる点も魅力で、見た目の個体差が“唯一感”として楽しめるのも木材ならでは。傷や汚れが付きにくい仕上げを選ぶと、通勤でも気兼ねが減ります。
街乗り・ロード・スポーツと用途を分けるのも、剛性と快適性のバランスを用途別に最適化する意図が見えます。ロード寄りは入力の繋がりを重視し、シティ寄りは静かで滑らかな回転と汚れに強い駆動系へ。ユーザー目線では、ベルトドライブや内装ハブなど、汚れに強い構成と組み合わせることで、木材のキャラクター(しっとりした乗り味)を日常のメンテ負担を増やさず楽しめるのがポイントです。
「木の自転車」という言葉の面白さだけでなく、走りの質として実感できる要素があるのがこのシリーズの強み。素材の個性を、きちんと機械に落とし込んだところに、アウディらしい“プロダクト”としての気配があります。
木材は温度や湿度の影響を受けやすい素材ですが、仕上げや接着、保管条件の前提を含めて設計されていれば、むしろ“扱い方が決まる”分だけ安心材料にもなります。コーティングの状態を定期的に確認し、細かな傷を放置しないことが、長く美しく乗るコツになります。
見た目のインパクトだけでなく、静かな走りと質感の高さが魅力なので、スピード至上よりも「移動を気持ちよくする道具」として選ぶと満足度が上がります。素材の個性を楽しむ余裕がある人向けの、かなり尖った選択肢です。
木材モノコックは見た目の説得力が強い一方、実際に走らせると“音”や“振動”の質感が独特で、所有体験としても面白いカテゴリです。走りを含めて「作品」として楽しめる人に向きます。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
2022年モデル Duo City
Duo City(2022年モデル)は、ゲイツのセンタートラックベルトドライブとシマノNexus内装8段を組み合わせ、街中の使い勝手を優先したモデルです。チェーンの油汚れが出にくいので、スラックスやコートでも気軽に乗れます。ディスクブレーキとLEDライトを標準思想に置き、フェンダーやラックも装着しやすい構成。木材モノコックの穏やかな振動吸収が、荒れた舗装でも体の疲労感をじわっと減らします。バイクを頻繁に屋外駐輪する人は、フェンダーとベルトの組み合わせが汚れ対策として効きます。
2023年モデル Duo Road
Duo Road(2023年モデル)は、木材フレームの快適性をロード寄りの姿勢で引き出す方向性です。アルミとカーボンのフォークを組み合わせ、ハンドル周りの剛性感は確保しつつ、フレーム側で路面入力を丸める狙い。高めの巡航速度でも振動が角張りにくく、長距離で手のしびれが出やすい人にとって素材の違いが体感につながりやすいモデルです。ホイールやタイヤの選び方で性格が変わり、軽快さ重視にも快適性重視にも振れます。木材の“しっとり感”が残るため、細かな振動で脚が削られにくいのもポイントです。
2024年モデル Duo Sport
Duo Sport(2024年モデル)は、スポーツ用途として加速の反応を重視し、剛性の出し方を明確にしたモデルと位置づけられます。木材の軽さを活かしつつ、接着面の精度でねじれを抑え、コーナーの収束を狙う発想。ペダルを踏み直したときの“繋がり”がしっかりしていれば、木材でもキビキビした走りが可能です。“柔らかいだけの木”ではないことを示すための一台と言えるでしょう。ペダリングの入力が素直に推進力へ変わる感触が得られれば、木材でもスポーツバイクとして十分成立します。
2025年モデル Duo Tour
Duo Tour(2025年モデル)は、積載を前提にしたツーリング寄りのモデルです。ラックやバッグを付けたときに操舵が落ち着くよう、タイヤクリアランスとフォークオフセットの考え方が重要になります。木材モノコックは細かな振動をいなすため、荷物の重量が増えてもガチャガチャした疲れが出にくいのが利点。雨天後の手入れがしやすいパーツ構成と合わせると相性が良く、旅先での整備ストレスも減ります。積載時でも車体がフラつきにくいと、下りの安心感が増して旅の疲労が減ります。
2026年モデル Duo E-Urban
Duo E-Urban(2026年モデル)は、木材フレームの上質さを保ちながら、街の起伏や向かい風に強い電動アシスト系を想定した方向性です。バッテリー搭載を見越してダウンチューブ周りの設計余裕を持たせ、ライトやフェンダーの配線もまとめやすい構成に。アシストを穏やかに設定すれば、木材らしい“静かで滑らか”な移動感が崩れません。通勤距離が長い人ほど、素材の快適性とアシストの実用性の相乗効果を感じやすいでしょう。アシストの出力が穏やかなら、木材フレームの上質感を損なわずに快適性を底上げできます。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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