ビアンキ(BIANCHI)-名車の証
⇒【ビアンキ】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー18件】
⇒【ビアンキ】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー151件】
⇒【ビアンキ】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー144件】
ビアンキ(BIANCHI)は、1885年、エドアルド・ビアンキが創立したイタリアを代表する老舗ブランドである。
ビアンキ(BIANCHI)は、弱虫ペダルでも登場する人気・評判のブランドだ。
E・ビアンキによる最も古い自転車メーカーの歩みは、1885年にミラノの小さな自転車店で始まった。当時主流のオーディナリー型に替わつて、前後の車輪径が同じセーフティ型自転車の販売を始めたものだ。
その後、ジラルデンゴがロンバルディアを制し、1940年にはF・コッピがビアンキチームでジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランスも勝利していく。
ビアンキはF・コッピ、F・ジモンディ、M・パンターニといったレジェンド。G・ブーニョ、M・アルゼンチンのような世界チャンピオンとともにあり、とくに近年ではパンターニによって特別な思い入れを含むレーシングブランドであり続けている。
ビアンキを象徴するチェレステカラーは、F・コッピのような選手たち、そして英雄F・ジモンディや上りの芸術家M・パンターニのような伝説的なチャンピオンの自転車の色として人々の心に定着した。
選手たちは勝利するためにビアンキに乗り、チャンピオンの歴史は確かにチェレステの文字で書かれている。
ビアンキのイメージは、かつてはコッピやジモンディによって作られ、近年は圧倒的にバンターニの自転車として人々の心に定着した。
ビアンキの魅力の一端を担うのが、オリジナルカラークチェレステクだ。その緑がかったブルーは、かつてのイタリア女王マルガリータの瞳の色を表現したものだといわれているが、とにかく万人を引きつける悩ましいまでの魅力を持っていることだけは確かである。
先日、都心にあるバイクショップで「一番売れている自転車は何ですか」と聞いたところ、店長は即座に「ビアンキのクロスバイク」と教えてくれた。何でも、たいていのお客さんはチェレステのスタンドや錠などの付属品をいっしょに買っていくのだそうだ。
「初めて自転車に乗る人に、チェレステというカラーはかなり魅力があるみたいですね。オシャレで、ちょっと普通の自転車じゃない雰囲気が感じられるみたいです」とのことだった。
ビアンキの名声を決定づけたのは、何といってもイタリアが生んだ不世出の名選手ファウスト・コッピの活躍に他ならない。
第2次世界大戦後の荒廃期にコッピはあらゆるレースで勝ちまくり、敗戦で打ちひしがれたイタリア国民に一筋の光を与えたのであった。
イタリア国民は、彼の活躍に狂喜乱舞したのである。まさに戦後の救世主といっても過言ではなかったワケで、いつしかイタリア国民はファウスト・コッピをカンピオニッシモ(最高のチャンピオン)と呼ぶようになっていた。
コッピ以降もフェリーチェ・ジモンディ、モレノ・アルジェンティーン、ジャンニ・ブー二ョといったチャンピオンたちがビアンキを駆って活躍したが、何といっても最近のビアンキの活躍で我々の脳裏に残っているのは1998年のマルコ・パンターニのダブルツールだろう。
いうまでもなく、ダブルツールとは同年にジロ・ディ・イタリアとツール・ド・フランスの両方を制すること。高速化&専門家する近年のレースではほとんど不可能だろうといわれていたダ、フルツールを、クライマーのパンターニがビアンキのバイクを駆って、見事に達成してしまったのである。
彼らプロ選手が使うフレームは、工房の中でも"レパルトコルセ"と呼ばれるレーシングバイク専門の部署で製作されている。現在レパルトコルセでは5人の職人が生産に従事し、年間2500本のレース用フレームを作っている。
本場イタリアとはいえ、アルミの熱処理などは他社に任せているところも決して少なくない中、ここにはアルミの熱処理用施設もあり、その技術力には定評がある。
もちろん、我々が買うことのできるFGライトなどのトップモデルもレパルトコルセ製だ。本当に価値のあるフレームということができるだろう。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
ズリゴ アル ティアグラ 10SP(ZURIGO ALU TIAGRA 10SP)は、鋭い反応性をもつアルミシクロクロスバイクです。上通しの変速ワイヤーなど、 レーシングバイクのセオリーを踏襲し、レースでも活躍できるバイクに仕上がっています。
ヴィアニローネ 7 アルカーボン ティアグラ 10SP コンパクト(VIA NIRONE 7 ALUCARBON TIAGRA 10SP COMPACT)は、アルミフレームにカーボンシートステイを組み込み、高い反応性はそのままに振動吸収性をもち合わせたハイブリッドロー ドです。レースユースにも最適なバイクです。
イモラ(IMOLA)は、クロモリTig溶接のフレームに、カーボンフォークや現代的なドライブトレインを組み合わせ、レーシングスペックを持たせたネオクラッシック系のロードバイクです。
ヴィア ブレラ インター 5(VIA BRERA INTER-5)は、クラシカルな街乗リビストのルックスをもちながら、内装変速ハブを採用することにより、幅広いスピード変化lこ対応したクロスバイクです。コストパフォーマンスも抜群です。
アンコラ(ANCORA)は、フェンダーやフロントキャリアを標準装備したツーリングバイクです。フロントトリプルのワイドなギヤレシオをもち、厳しい峠も軽々走破することができます。
ジャブ 29" 29.2(JAB 29" 29.2)は、29インチホイールのXCバイクです。油圧式ディスクブレーキを搭載することにより、 トレイルライドでのコントロール性を高めています。サスベンショントラベルは100mmです。
クマ 5300 アル(KUMA 5300 ALU)は、これからトレイルライドを始めようという人に最適なエントリーモデルです。100mmトラベルのサスベンションなど、エントリーモデルながら設計に抜かりはありません。
ジャブ 26" 7300(JAB 26" 7300)は、クロスカントリーレースなどでも使用できる本格的な仕様のMTBです。10万円を切る価格ながら、油圧ブレーキやロックショックスサスペンションなど豪華な装備となっています。
カメレオンテ イン(CAMALEONTE INN)は、チェーントラブルの少ない内装変速ハプを搭載したカメレオンです。 トラブルが少ないだけでなく、停止中でもシフトできるので街中では外装変速よりも利便性が高いです。
カメレオンテ 6 アルカーボン(CAMALEONTE 6 ALUCARBON)は、2000年代初頭のロードバイクによく見られたカーボンバックを搭載したアルミフレームが特徴です。剛性を保ちながら、後輪からの突き上げを効果的に吸収してくれます。
カメレオンテ クロス 1(CAMALEONTE CROSS 1)は、フロントサスペンションを装備し、段差や砂利道の走破性を高めたモデルです。サスベンショントラベルを最少限にすることで、ベダリングロスを抑えています。
ローマ(ROMA)は、軽量な草体にディスクブレーキを搭載したモデルです。カメレオンシリーズの上位モデルに迫る軽量性をもちながら、高速域でのスピードコントロール性に優れています。ディスクブレーキを装備しますが、フラットバーロードバイク的なジオメトリーを採用して、軽快な走りが楽しめるモデルです。インテグラルヘッド対応のカーボンフォークを搭載して、軽量化と鋭いコーナリング性能が追求されています。
ヴェネツィア(VENEZIA)は、曲線を描くフレームが特徴的なシティクロスです。シンプルなルックスながら内装8段変速や前後ディスクブレーキなど、街中では十分な走行性能を秘めています。
フィレンツェ(FIRENZA)は、クラシカルなフレームワークとレトロなカラーリングが魅力のシティバイクです。重量はそこそこあるものの、外装7段変速で、比較的軽快に走ることができます。
シエロ(CIELO)は、コストパフォーマンスに優れた街乗リクロスバイクです。フロントサスペンションやワイドなギヤレシオなど、どんな状況でも快適に走ることができるパーツを装備しています。
メトロポリ ジェント(METROPOLI GENT)は、ヨーロッパでよく見られる機動性と利便性に主眼を置いたクロスバイクです。ワイドなギヤレシオやディスクブレーキなど、さまざまな状況に対応することができる仕様となっています。ヨーロビアンスタンダードとして定評あるビアンキです。独特なフォルムのフレームを採用したモデルは、ハンドルの角度変更が可能なアジャスタブルステムを搭載しています。さらにグリップにはバーエンドを装備し、好みに合わせたハンドルポジションを選べるのがうれしいです。フェンダーやリアキャリア、センタースタンドなど、アーバンユースに最適な機能も標準装備しています。ちょっとした買い物でも、エレガントな気分にさせてくれるクロスバイクです。
フレッタ(FRETTA)は、折りたたみスポーツバイクで人気があるBD‐1のOEMモデルです。18インチの小径ホイールながら、フルサイズのクロスバイクに匹敵するスポーツ走行性能を秘めています。前後にサスペンションを備え、スポーティーな走りが可能なフォールディングタイプのミニベロです。フレームは軽量なアルミで、折りたたみ可能なステムも同じくアルミ製とされ、軽量に仕上げられています。
アルミモノコッククフレームの流れるようなシルエットが特徴。前後にアスペンションを搭載することで、快適な乗り心地を確保したスボーツ・フォールディングバイク。6色用意された、美しいカラーバリエーションもイタリアの老舗ブランドならでは。
ミニベロ 7(MINIVELO-7)は、ホリゾンタルフレームや鋲打ちサドルがクラシカルなイメージを演出するミニベロです。スポーティになりすぎないポジションで、ちょっとした散歩や買い物に最適です。
カメレオンテ5(CAMELEONTE 5)は、アルミのメーンフレームにカーボンシートステーを組み合わせたカーボンバックモデルです。フォークにもビアンキ・CF7カーボンを採用し、さらにはコンポにシマノ・105、ホイールにシマノ・WH―
R500を奢ります。走りの性能は折り紙付きです。
カメレオンテ4(CAMELEONTE 4)は、フレームは基本的に兄貴分のカメレオンテ5と共通のカーボンバックモデルです。湾由したカーボンシートステーが後輪からの衝撃を吸収し、抜群の乗り心地の良さを実現しています。走りの性能にこだわる人にオススメしたいモデルです。
ローマ2(ROMA2)は、ビアンキでは有名で伝統的な高性能なアルミフレームが採用され、ビアンキらしい走りを実現しています。定番のチェレステのほか、ブラッシュフィニッシュのヌードやグレー、ホワイトとカラーの選択肢が多いのも楽しさを増幅させます。ロード系コンポの「Sora」を搭載した人気のスビードクロスバイクです。フレームとフォークは軽量で丈夫なアルミ製を用い、踏み込んだ力をロスせず高い加速力を得ることが可能です。衝撃吸収性を高めるため、トップチューブは湾曲した形状に加工され、デザイン性も向上しています。フレームにはスムースウェルディング加工を施したことで溶接の跡がなく美しい仕上がりです。ケーブル内蔵式フレームで、すっきりとしたビジュアルと空気抵抗の低減を実現しています。スタイリッシュさが際立つローマシリーズはコンポにロー
ド系を用い、高いオンロード性能を提供しています。最上位グレードからリア10速のTiagra、9速のSora、8速のClarisと続き、エントリーモデルのみフロント3速×リア8速の初心者向けレシオを採用しています。
ミニベロ‐9ドロップバー(MINIVERO-9 DROP BAR)は、ドロップハンドルにはコルク色のバーテープが巻かれ、ブルックスの革サドルを採用するなど、クラシカルな仕上がりのモデルです。走りもアルミフレームにシマノのティアグラを組み合わせ、かなリキビキビとしたものになっています。前後にフェンターを装備するなど、実用性も意識されたモデルです。
ピサMTB(PISA MTB)は、アルミフレームの小径車に前後フロックタイヤを装備しています。さらにはフロントにサスベンションフォークを導入して、走破性を向上させています。小径車といえども、ちょっとしたダートぐらいは楽しみたいという欲張りな人に最適です。
ミニベロ-7(MINIVERO-7)は、細身のスチールラグフレームが美しい1台です。アップライトなポジションにフラットバー、コンフォート系のサドルと初心者にも優しいパーツ構成で、普段の足のような使い方にぴったりです。フェンダーも装備されているので、雨の日の泥はねも心配いりません。
スピリット8400(SPIRITE 8400)は、伝統に裏打ちされた信頼性と操作性の高さを兼ね備えたXCジオメトリーを採用するフルサスモデルです。フルサスながら長距離の移動も得意とし、山だけでなく街乗りも楽しめる高性能オールラウンダーとなっています。
ジャブ7600(JAB 7600)は、軽量なアルミフレームにシマノ・XTとSLXをミックスしたパーツをアッセンブルしています。油圧式のディスクブレーキに完組ホイールなど、本格的な装備で山を楽しめるハードテールバイクです。
フェロ カバロ(FERRO CAVALLO)は、細身のクロモリフレームに、太めのタイヤという組み合わせがユニークな1台です。油圧式ディスクフレーキや完組ホイールなど本格的な装備を誇り、街中で映えるデザインと、山を走って楽しめる性能をあわせもつ贅沢なモデルです。
オルトレ XR(OLTRE XR)は、ビアンキが本気になれば、変わることができることを見せつけ、活躍した時代の輝きをようやく取り戻した、そんな意味のあるモデルです。持って軽く乗って軽いというところはウィリエール、デローザといった、つねにレーシング性能を追い求める同郷のトップモデル並みでしょう。プロスペツクの剛性に近く、 一般のライダーにはわかりやすい性能です。とはいえ剛性感は高いレベルにあります。すべてはシャープな走りに注がれており、スタビリティは軽快すぎるかもしれず、ソリッドで切れ味のいい走りとハンドリングを両立しています。発進加速はトップレベルなので、反応速度が速くレースを走るのには最高です。シートステーの形状は振動吸収性を意識しているものの、走りのシャープさとバックの反応の良さが際立っています。ヒルクライムにもおすすめです。下りもそれほどナーバスではありません。レスポンスの良い純レーシングバイクです。近年のビアンキはレースから遠ざかっているイメージがありましたが、ロードバイクはコンスタントにニューモデルがリリースされています。やはりビアンキという名において、これぞと思わせるものがあります。その伝統がハードルを上げていましたが、このオルトレXRは久しぶりにこれぞビアンキ、と思わせる逸品です。ほどよい剛性感とコントローラブルなステアリング。さらに軽快な上り性能は特筆です。ほどよい反発がペダリングを助け、追い風を受けているように軽く走れます。乗り心地はソリッドなイメージで加速性能に特化したイメージです。路面からの振動は情報として捉えることができ、走りの質を高めてくれます。あらゆる状況で、どんなライダーも許容するポテンシャルを持っています。パフォーマンスを最大限に発揮してくれるトップレベルの実力をもつといってよいでしょう。
センプレ プロ(SEMPRE PRO)は、ナノチューブテクノロジーを採用して、ペダリング効率を高めているモデルです。センプレというのは常に、そしてプロだと言うことです。常にプロのように走りたい。という車名です。2012年はヴァカンソレイユがビアンキを使っていました。オルトレをメインでした。今回のオルトレもようやくビアンキがレースに戻った、と思わせる軽快感だったのでこのフレームも期待がもてます。しばらく穏やか路線でしたが、多少またシャキッとしてきたイメージになりました。一昔前はトップクラスで活躍したチームのサポ―卜をしていました。グランツールやクラシックで活躍したアルミ全盛の時代もありました。現在は少し一般向けに舵をきって、乗りごたえ的には優しいものが多かったですが、こういう名前も付けていっているので、ちょっと変化しています。作りはとくにトツプチューブが大くて、相対的です。電動コンポにも対応しているなど変化は感じられます。ナノテクノロジーなどという文字も入ったり、フレームに変化は現れてきています。響きのいい感じになってきています。ビアンキはネームバリューも大きいので、大きくは変えられないということもあるからでしょう。
イモラシマノティアグラ(IMOLA SHIMANO TIAGRA)は、細身のシルエットが美しいクロモリフレームにカーボンブレードのフォークを組み合わせ、シマノ・ティアグラをコンポーネントに採用したモデルです。街乗りから通勤ライド、ツーリンクまで使える、こんなロードを求めている人に最適です。
1885 Veloceは、やや古いですが、ビアンキのモデルの中で根強い人気を誇っています。弱虫ペダルでも登場する人気・評判のモデルです。
Pista Via Condotti は、最新のシングルスピード固定ギアの街乗り/通勤通学バイクで、1885年に創立されたミラノの高名な会社ビアンキから登場しました。このバイクは、ビアンキの特徴である700Cトラックレーサーのプロファイルを採用しており、ホイールベースは高速性確保のために短めになっています。なお、同車の真のレース用金メダル獲得バージョンには価格が付けられていません。エドアルドビアンキはトラックレースというジャンルを実質的に作り出し、わすか3年足らずのあいだに国際大会「クランプリ・ド・パリ」で優勝しました。彼の会社は、現在はサイクロヨーロッパ傘下で世界的なブランドとなり、米国ではカリフォルニアに支社を置いています。この低価格で軽量のクラシックスタイルのトラックバイクは、49から61までの各種サイズがあり、ドロップハンドル、アルミ製コンポーネント、TIG溶接されたクロモリフレームとクロモリフォーク(パウダーコート仕様でカラーリングは独特のチェレステ・ブルー)が採用されています。また、光沢のあるクロム処理のパーツはデザイン上のアクセントとなっています。パーツは、最高級のコンポーネントを採用しているため、割安感もあります。ブレーキとボトルケージ用クランプは装備されていませんが、装着可能です。
OETZI 9300 XT/LXは、カーボンモノコックの技術をふんだんにフィードバックしています。本格的な作りにもかかわらず、良心的な価格で提供されているのが嬉しいです。シマノのXT、LXを使った、上級者、中級者にぴったりなパーツ構成で、ハードなレースシーンでもトラブルが少なく、確実な走破性を体感できるでしょう。なお完成車の販売はVブレーキとなっていますが、ディスク台座も組み込まれているので、手軽にディスクブレーキに組み替えることが可能です。
MUTT 7700は、ハイドロフォーミング技術で組まれたアルミ製クロスカントリーバイクです。アルミのフォーミングチューブの性能を生かしたフレームはねじれに強く、高速走行時にも挙動が安定します。長距離のレースでも疲労感が少ないので、後半の追い込みも可能なので、ライバル達へのアドバンテージも大きいでしょう。このバイクもディスクブレーキにアップグレードできるので、シチュエーションによってVブレーキ、ディスクブレーキと分けられるのも楽しみの1つになるのに違いないです。
CARBO CAVALLOは、2006年モデルからディスクブレーキに変更され、さらなる戦闘力を蓄えてきました。 トップチューブとダウンチューブに使用しているカーボンが軽量化に一役買っていて、体力が心配なライダーも存分に攻められます。ビアンキのイメージカラーであるチェレステカラーとブラックのツートンカラーでビアンキフリークにはたまらない1台になるでしょう。
PEPERINAは、ビアンキの中での廉価版カテコリーのWサスペンションマウンテンバイクです。どちらかというと街乗リメインのバイクなので、本格的なレースではいささか不安だが、週末のホビーライディングにはお勧めのバイクです。また初めてのフルサスペンションバイクを乗ろうと思っているビギナーライダーにはフルサスペンションの感覚をつかみやすいバイクなので、このバイクからマウンテンバイクの楽しさを知ってみるのもいいでしょう。
SETTIMOは、ここ数年、話題になっている29インチマウンテンバイクです。ホイールが大きい分スピードが出やすいので、街乗りでも快適なライディングが楽しめます。山ではちょっとコツが必要かもしれないが、PEPERINAと同様に街乗り、山乗りの両方で幅広く楽しめるので、ライトなMTBライダーにぴったりな一台です。もちろんビアンキが自信を持つバイクだけあって、山での安定感は予想以上です。週末のお供にピッタリです。
CIELOは、基本コンセブトは「PASSO」に通じるモデルで、手ごろな価格ながらアルミフレームとフロントサスを装備する好パッケージが魅力です。チェレステカラーに胴抜きを施したカラーリングは、クラシカルで上品なたたずまいです。
PASSOは、Fサスとコンプリートホイールを装備して、快適かつ軽快な走りを両立しています。スタンドオーバーハイトの大きなフレームは、乗り降りしやすく、ハンドル位置も高めで初心者でも扱いやすいです。トレードカラーのチェレステ色も魅力的です。
BENISSIMO-Mは、ラグ付きのスチールフレームに旧式のブランドロゴをあしらい、メッキ処理を施すなど、古典的な外観が魅力的なモデルです。乗り心地のいいサドルにフロントキャリアを装備して、ポタリングやワンデイツーリングも対応しています。
CITTA CAVELLOは、MTBライクなフレームに26"シングルスピードホイールを装備したモデルです。ディスクブレーキがシンプルな外観を引き締め、かつ確実な制動を実現しています。リヤエンドは変速機が装備できる仕様で、後々の多段化も可能です。
カメレオンテ 3 ALU(CAMELEONTE 3 ALU)は、ツーリングやストリートなどにカメレオンのように順応する意からネーミングが与えられたモデルです。カメレオンテシリーズのミドルレンジである3ALUは、フレームとフォークがアルミ製(上級グレードはカーボンフォーク)となり、価格と性能のバランスが良いです。前3速と後9速のワイドレンジのギア比によって、街のいかなるシーンも走破できるほか、天候にも左右されずに制動力を発揮するディスクブレーキ(油圧式)を装備しています。ビアンキのスタンダードモデルといえる「カメレオンテ」シリーズには、カーボンバック&カーボンフォークを採用した"ALU/CARBON"とフルアルミの“ALU"がラインアップされています。
ヴィアニローネ7 ALU(VIA NIRONE7 ALU)は、ブランドを象徴するチェレステカラーのオシャレなイメージから、男女関係無く高い人気を集めているモデル。長方形の形をしたチェーンステーやフォークなど、必要な部分にケブラー素材を挿入し、バイクの振動吸収製と路面の追従性を同時に高めている。少し太めの25Cタイヤを履いているので、扱いやすいのもポイント。サイズが豊富なので、身長で悩んでいるひともぜひ一度チェックしてみるとよい。
パーツアツセンブルは、駆動糸はもちろんキヤリパーからクランクまでシマノ・ティアグラで統一され、好感が持てるものとなっている。また、サイズ展開を絞ることで価格を下げるモデルも多いなかで、ヴィアニローネのフレームサイズは6種類と豊富。ビアンキのロードバイク作りに対する真摯な姿勢が見てとれる。
出だしの一瞬はのんびりしているが、中速~高速にかけての伸びはかなり良好。アグレッシブな扱いには向いてないが、フレームのポテンシャルは高い。フォーク剛性はあえて落としてあるのか、ダンシングで大きく振るとハンドルから伝わってくるシッカリ感は希薄になる。それに伴いハンドリングもゆったり気味。クルクル曲がるタイプではなく、直進安定性は抜群。フルアルミであることが信じられないほど快適性は高く、ギャップをフワリフワリと乗り越えるライディングフィールはクルージングに最適だ。スベシャライズドのルーベシリーズやジャイアントのデファイシリーズあたりがライバルだろう。だが、見た目はコンフォートバイク然としておらず、ピリッとした幸みのようなものがあるのがヴィアニローネシリーズのキモだと思う。快適性の高いコンフォートバイクが欲しいけと、ロードレーサーらしいルックスもあきらめたくない」という需要にはピッタリの―台である。
トレックとビアンキの2台は値段より高そうに見えるが、最も華やかな雰囲気を持つ。ヘッドバッジも手の込んだもの。フォークの先端にはケララー・バイブレーション・インシュレーティング・デバイスという技術が用いられている。フォークにケフラー繊維を編み込むことで振動吸収性能を高めている。メインチューブはハイドロフォーミングによって大胆に異形加工される。
トップチューブは弓なりに湾曲、ダウンチューブは極太。このような大口径のアルミフレームを世界中にはやらせたのは十数年前のビアンキだった。デカデカと入る「BianchiJ」のロ」がロード好きの物欲を刺激する。
フレッチャ(FRECCIA)はディクスブレーキ仕様の新しいカテゴリーとして2016年に登場しました。ビアンキらしいオシャレなカラーリングとタフなディスクブレーキの組み合わせが新鮮です。フレームはヘッドチューブが長めでホイールベースも少し長く、安定性の高いコンフォートなロードバイクとなっています。クランクは通常のコンパクトクランクなので、走行感はロードと変わりません。タイヤは少し太めの28Cなので、多少の砂利道でも恐れずに入って行けます。
928 カーボン スーパー レジェラ(928 CARBON SUPER LEGGERA)は、 BB周辺の剛性がちょうどいいです。脚ごたえがすごく快適で、スプリントの反応も悪くないし、加速も高速までしっかり伸びます。だけど真価を発揮するのは長距離を走ったときです.こういう疲れないバイクなら、ロングライドイベントやロードレースでも、後半に追い込む余力を残せます。基本的に質の高いロードバイクは、どれも快適性が高いです。前半で疲れるようでは、競技でも使い物になりません。デビュー当時、剛性が低くてグニャグニャだったカーボンが、フレーム素材として姿を消さなかったのは、振動減衰特性に優れていたからです。スーパーレジェラは加速にキレもあるし、懐の深さが以前のものとは違います。反応という意味では、ドグマみたいな鋭さはありません。けど、中間でスッと追いついて、そこから伸びてライバルをかわせます。ドグマのほうが力強いけど、こっちのほうが身軽だし、脚力があったらアタツクをバンバンかけたくなります。揺さぶる走り方をするにはよいでしょう。イタリアンロードらしいというか、ビアンキのよさが存分に表現されています。
ヘッドまわりは剛性の塊ってほどではないけど、バランスがいいから、ブレーキングしたときの挙動も思ったようにコントロールしやすいです。下りがとても気持ちよく、速く走れます。複合コーナーやタイトコーナーでもコントロールしやすくて、正確にラインをトレースします。タイヤに助けられている部分もありますが、減速が安定しているし、コーナーもスムーズに曲がります。チューブレスタイヤのいいところを、あますところなく引き出しています。タイヤの性能を引き出しやすいのは、速く、安全に走れるってことです。
ドロミテ・ベローチェ 10SP・コンパクトは、ビアンキがクラシックレンジと位置づけるクロモリロードです。細身のクロモリバイプがメッキされたラグで組まれ、非常に美しいホリゾンタルシルエットを持っています。アッセンブルされるパーツはビアンキと同じイタリア製のカンパニョーロ・べローチェです。サドルやハンドルなどもクラシックなモデルがセットされ、雰囲気は満点です。フレームに入る「BIANCHI」ロゴにはビアンキが過去に使用していた伝統的な書体が使用されている。
ヴィア・ニローネ7 ALUティアグラは、入門用という位置付けだが、ビアンキの十八番であるフルアルミフレームにコンポはシマノ・ティアグラ、コンパクトギヤという組み合わせで十分な性能を発揮します。ハイドロフォーミングチューブを採用し、安定感ある走りでロングライドにも最適です。コストパフォーマンスも非常に高いモデルです。
928カーボンC2C105は、湾由したダウンチュープが特徴のフルカーボンバイクです。C2C(COAST to COAST)のコンセプトどおりに快適性を追求し、フレームとフォークにケブラー繊維を織り込むことで振動吸収性をアップしています。さらにホイールベースを長めにとるなど長距離を快適に走るための工夫が各所にみられます。コンポにシマノ・105、チェーンホイールにFSAのコンパクトギヤ、ホイールにキシリウムエキップを採用し、基本性能をキッチリとおさえたバリュー・フォー・マネーな1台です。
928カーボン モノ-Q・アルテグラ・ダブルは、レースユースに適したニューモデルです。とはいえ快適生も高く、普段使いからロングライドまで幅広く対応するオールラウンド志向のバイクです。アルテグラを装備したフルカーボンバイクで30万円を切ります。さらに価格を抑えたシマノ・105仕様もラインナップしています。
928カーボン T-キューブ・デュラエース・ダブルは、接合部に繊維を巻きつけるという独自の方法でチューブをつないだカーボンキューブです。フレーム重量は約l1kgと軽量です。パフォーマンス重視の設計だが、レースのみではなくさまざまな用途に使用することができます。ホワイト×ブラックのカラーリングが新鮮です。
OLTRE XR2
ヴァカンソレイユ・DCMが駆るフラッグシップモデルがマイナーチェンジ。大きな変更点としてはBB30がBB386に変わり、それを受けてダウンチューブを含めたBBまわりがボリュームアップ。剛性が飛躍的に向上した。ブレーキ&シフトワイヤも電動機械式ともにフルインナー化。ヘッドチューブ、フォーク、シートボスト等の形状も変更され空力もアップした。ワイヤ内蔵にもかかわらずブレーキタッチが滑らかなのも特徴。
INTENSO
エンデュランスロードのトップレンジになったインフィニートの後継として生まれたのがこのインテンソ。グラフィックはインフィニートを踏襲していて、ジオメトリーもレーシングモデルよりもアップライトなポジションをとることができる。グレードはコンポ違いでシマノ・105からソラまで3種類が用意されていて脚力や用途に合わせて選択できる。とくに105モデルは21万円とお買い得だ。
INFINITO CV
パリ~ルーベを走ったエンデュランスモデルがこのインフィニートCV。NASAで行なわれた試験で、通常のカーボン素材よりも振動減少能力が75%も優れていることが認められた新素材、カウンターヴェイル使用。この素材をカーボンではさんで成型されたフレームは快適性に優れ、55サイズで990gと軽量に仕上げられている。質感も従来のカーボンフレームとは異なる独特な風合いを醸し出す。
ビスタ プラス
数々の勝利を手に入れ、"チエレステ"カラーで親しまれているビアンキ。世界チャンピオンの証"アルカンシェル"をまとった白いフレームを、サンマルコのサドルなどでレトロモダンな雰囲気にまとめている。
MINIVELO-9 DROP BAR
イタリアの老舗バイクブランドとして日本でも高い人気を誇るビアンキ。そのミニベロシリーズにラインアップされた、ドロップハンドルバー装備のロー ドモデル。ダブルレバーを採用した18段変速を標準搭載し、ステージを選ばないフレキシブルな走りが可能。
MINIVELO-8 FLAT BAR
フレーム素材は軽量なアルミながら、ステールフレームを思わせる美しい細身のシルエット形成、扱いやすいフたフラットハントルバーを装着することで、乗り手を選はないコンフォードな乗車ボジションを形成する。
MINIVELO-7
細身のスチールパイプをラグで組み上げたヴィィンテージテイストあふれるフレームワークが特徴。サドルやグリップにブラウン色のアイテムを使用することで、さりげなくクラシカルなムードをさらに高めている。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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