ストライダ(STRIDA)-詳細レビュー
⇒【ストライダ】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー26件】
⇒【ストライダ】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー399件】
⇒【ストライダ】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー114件】
ストライダ(STRIDA)は1987年、英国の工業デザイナーであるマーク・サンダースが考案した“トライアングル”の折りたたみ自転車ブランドだ。
三角フレームという独創性に、簡単に折り畳める機能、耐久性、そしてデザイン性が高い次元で組み合わさっている点が評価されてきた。折りたたみのスピードは世界最速とも言われ、慣れれば数秒〜10秒で展開/収納が可能と紹介されている。脚を前に投げ出すような独特のライディングスタイルも相まって、一般的な小径車とは違う“乗り物感”を作り出している。
アジア、とくに日本で多くのファンを獲得した背景には、ベルトドライブや“おむすび形”とも言えるフレームで異端児的な存在感を放ってきたことがある。フレームは3本のアルミニウム合金パイプで構成され、車体重量は約10kgと比較的軽い。折り畳むと3本のパイプが平行に束ねられ、折り畳んだままスーツケースのように転がして移動できる点が、都市移動のストレスを減らす。数秒で畳める構造が、移動の心理的ハードルを下げる。
展開時はアルファベットのAに似た姿となり、キャスター角が小さい設計から、ショートホイールベースでも直進安定性が思いのほか良好だと語られる。その一方で、ハンドル操作に対する反応が大きく、ゆったりとした速度域で“味わう”乗り方が似合う、という評価にも繋がる。乗り方のテンポまで含めて設計思想が現れているのが面白い。
またストライダは自転車用バッグも製造しており、Triangle Bagはフレームにぴったりフィットするよう作られつつ、他車でも利用可能とされる。デザインは開発者マーク・サンダースが担当し、製造は米国の製造業者エリアウェアが担当している。革と防水ナイロンの組み合わせで、工具や携帯電話、ヘッドフォンを持ち歩けるサイズ感は、折りたたみ車の“持ち運ぶ前提”と相性が良い。ストライダが実用品でありながらファッションとしても支持される理由が、この周辺アイテムからも見えてくる。
ベルトドライブという選択も、都市生活の文脈で効いてくる。チェーンオイルの汚れが出にくく、室内に持ち込むときや電車移動で服に触れたときのストレスが少ない。小径車ゆえに速度を伸ばすタイプではないが、信号の多い道での出足の軽さと、停止・再発進のテンポの良さが“移動の道具”としての強みになる。
折りたたみは、ただ小さくなるだけでなく、畳んだ後に転がして歩ける設計が前提になっている点がユニークだ。駅や建物内で持ち上げ続ける必要が減り、行動範囲が広がる。畳んだ後に転がして運べるのが、他の折りたたみと決定的に違う。 その結果、輪行のハードルが下がり、日常の中で“使う頻度”が上がる。
さらに畳んだ状態でも車輪が揃うため、玄関先で立てかけたり家具の横に収めたりしやすい。自転車を“しまう”より“置く”感覚に近く、インテリアとして見せる楽しさも生まれる。三角フレームは剛性の三角形をそのまま使う発想でもあり、ロック機構がシンプルになることで操作が直感的になる。慣れるほど、折りたたみが“儀式”から“習慣”へ変わっていく。生活に溶け込む。続けやすい。気楽だ。迷いが減る。楽しい。気楽だ。いい。嬉しい。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
STRIDA LT(2022年モデル)STRIDA LTはカラーバリエーションを豊富に揃えるベーシックモデルで、アップライトな乗車ポジションと素早い折りたたみ構造がそのまま味わえる。STRIDA LTは“まず三角フレームの使い勝手を試したい”人に向き、収納と取り回しの快さが毎日の移動で効いてくる。色の選択肢が多いので、持ち歩く場面の服装や置き場所の雰囲気に合わせやすい。最小限の構成だからこそ、折り畳みの動線が覚えやすい。
STRIDA EVO(2023年モデル)STRIDA EVOはクランクを逆回転させることで変速するユニークなシステムを内蔵したスポーツモデルだ。STRIDA EVOは18インチホイール採用で通常モデルより安定感のある走りになり、独特の操作感を保ちつつ速度域を少し上げたい人に合う。変速がクランク操作と直結するため、慣れるほど自分のテンポで走りを組み立てやすい。慣れるまで戸惑うが、ギアを意識せず走れるのが面白い。
MODEL 5.0(2026年モデル)MODEL 5.0は16インチホイールと三角フレームの組み合わせで、真っすぐに畳める構造を継承しながら前後ディスクブレーキで制動力を強化した上位機だ。MODEL 5.0はコンパクトさと安心感の両立を狙い、見た目の個性に反して街の急停止にも強い。ゆったり乗るほど“静かな面白さ”が出る。ディスクは雨天や下り坂で差が出やすく、安心感を重視する人には大きい。止まる場面が多い街ほど効く。
STRIDA 5(2024年モデル)STRIDA 5は9.97kgの7000系アルミ合金チューブを用い、折りたたむと杖のような形になるが一瞬で展開できるモデルとして紹介されている。STRIDA 5は改良を重ねて体重制限100kgまで対応し、一般的なチェーンの代わりにケブラーベルト、ドラムではなく急停止に強いディスクブレーキ、一体型ボトムブラケットを採用するなど、見えない部分の実用度を積み上げている。16インチのアロイホイールや反射板、アルミハブといった足回りの具体策が、日常の手間を減らす。ケブラーベルトは油汚れの心配も少ない。
mini(2025年モデル)miniはモデル5.0やモデル3.3が大きすぎて乗れない小柄なユーザーを対象とした14インチの小型ストライダだ。miniはサイズが小さくてもディスクブレーキを搭載した本格仕様で、取り回し最優先で選びたい人にとって“ちょうど良い道具感”が出やすい。小径でも折りたたみの流れは同じなので、家族で共有したいときの入口にもなる。小柄な人が無理なく扱えるサイズ感が強みだ。
収納や日常運用のコツは机上の仕様だけでは見えにくいので、下のレビュー欄で使用シーンの記述を拾うと失敗が減る。畳んで転がす距離、玄関での置き方、Triangle Bagの使い勝手など、写真だけでは伝わらない細部が具体的になる。ベルトドライブの汚れにくさや小径ゆえの速度感も含めて読むと、自分の生活動線に合うモデルが選びやすい。輪行で階段を上がる頻度や、室内保管の有無まで想定すると答えが出やすい。読んだ後は自分の動線で想像すると良い。決めやすい。楽だ。
⇒【ストライダ】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー26件】
⇒【ストライダ】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー399件】
⇒【ストライダ】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー114件】
⇒【ストライダ】 ロードバイクとスマホ! 【レビュー1045件】