ビーエムシー(BMC)-名車の証
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ビーエムシー(BMC)は、ラレーの自転車を作っていたボブ・ビゲローが1995年にブランドライセンスの失効と同時に立ち上げたブランドです。設立されてまだ10年ほどの若いフランドですが、ロードバイクにおける躍進には目を見張るものがあります。
ビーエムシー(BMC)、弱虫ペダルでも登場する人気。評判のブランドです。
2001年にアンディ・リースがBMCを完全買収し、現在につながるレーシングスペックのハイテクバイクを開発するようになりました。
スイスというお国柄がもたらすものなのでしょうか? MTBも非常に印象的なバイクを製作しています。未だMTBは乗っている人が少ないので、自分だけのバイクが欲しい人は要チェックです。
2011年にはツール・ド・フランスを制しています。デザインは黒を基調とした落ち着いた印象です。一見シックな印象ですが、所々に赤色のパーツをさりげなく織り込んでおり、センスの良さを伺えることができます。
ビーエムシー(BMC)は、価格は決して安くはありませんが、装備の充実度や品質を考えると、大変お買い得なブランドだと言えます。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
UC01 アルフィーネ 8S(UC01 ALFINE 8)は、iSCの高剛性フレームに内装変速システムを搭載した街乗リモデルです。ディスクブレーキと相まって高いスポーツ走行性を獲得しています。BMCらしいレーシーなルックスも魅力です。
AC01 アリビオ/デオーレ(AC01 ALIVIO/DEORE)は、BMCのアイデンティティであるISCフレームを採用した高機動のクロスバイクです。ドライブトレインにはMTB系のパーツをアッセンブルし、高い操作性を確保しています。
アルベンチャレンジAC01(ALPENCHALLENGE AC01)は、トリプリレバテッドの7005アルミMTBフレームに、26×130のコンチネンタル スポーツコンタクトスリンクタイヤを履かせた、マウンテンロードです。走りの性能は言うに及ばず、ディスクブレーキ装備で「止まる」機能にも抜かりがありません。
ストリーマーSTR02(STREAMER STR02)は、BMCが得意としているトリブルバテットの7005アルミを採用したフレームは、カッチリとしていて精度が高いです。コンチネンタル・カントリーライド700×37Cタイヤにサンツアー・SF10NEXサスベンションフォークを装備し、快適な乗り心地を約束します。
アルペンチャレンジAC02(ALPENCHALLENGE AC02)は、フレームは兄貴分のAClと同じくトリプルバテッドの7005アルミですが、こちらはブレーキにディスクではなくVブレーキを採用しています。26×130のコンチネンタル・スポーツコンタクトスリックタイヤの走りは軽く、街乗'りでの快適さを約束すします。世界のレースシーンで活躍するスイスを拠点にしたBMCのライフスタイルモデルが2016年でリニューアルしました。同社らしいシートステイを極限までシェイプするデザインのフレームはハイドロフォーミングによるもので、油圧式ディスクはアダプターを介さない直付け台座です。スポーティさを意識しつつもサイドスタンド、キャリア、フェンダーダボも装備しています。バリエーションモデルに内装ギア装備のアルフィーネ8(19万3000円)もあります。「アルベンチャレンジ」シリーズはグレードこそ2種と少ないですが、AC01にはスラム製×1、シマノ製Alfine11、シマノ製SORA、AC02にはシマノ製Alfine8、シマノ製Alivioと多様なコンポが用意されています。特に内装ギアのAfline採用モデルはレアです。
フォーストロークFS01(FOURSTROKE FS01)は、ロードバイクで非常に高い評価を得ているカーボン素材とその成型技術を使うことで、他メーカーを上回る軽量化と高剛性化を実現しています。さらに改良されたVPSシステムでサスペンション性能もより高い次元に達しています。
チームエリートTE01(TEAM ELITE TE01)は、フルカーボン素材にインテグレーテッド・スケルトン・デザインの組み合わせで、最高のショック吸収性と突出した乗り心地を誇るフレームです。軽いのはもちろんのこと、本当によく進むバイクなので、XCレースからマラソンライドまで使えます。
GF01は、形状やタイヤ径に工夫を凝らし、乗るとやっぱり硬派であることが気づくモデルです。65
気圧で乗った印象は変わりませんが、フォークのオフセット分、少しおだやかなハンドリングを示します。剛性面ではかなリバリバリにレースを走れるでしょう。横剛性はもうワンランク高いとよリレース志向が高まるでしょう。タイヤにグランフォンドに求められる機能を任せたような設計で、フレーム全体の剛性は高くスタビリティもよいです。この極太タイヤでも軽やかに加速し、ハイパワーにも対応しています。コーナリングでは挙動が後から付いてきますが、比較的小気味良い感じです。フォークのオフセットやリアブレーキあたりの造形が快適性重視に見えるものの実際はレーシングバイクです。下りも上りも万能です。気楽な付き合いもできますし、いざとなったらすぐに戦えるモデルです。パリ~ルーベで善戦したようにクラッシックレースなど過酷な場面で威力を発揮するパヴェレーシングマシンです。その設計は快適に長時間速く走るためのもので、一般的な路面ならロードバイク同様に軽快な走りが楽しめます。太めのタイヤを装備でき、さらに路面からの振動もほどよく吸収してくれます。ダウンチューブからBB周辺にかけてのボリュームが、剛性に強く貢献しており、加速性はスムースです。快適性も形状なりにキレのよい剛性レベルの角を円くするような役割を果たしています。
SLR01は、大径のダウンチューブとトップチューブによって剛性感を保ったモデルです。フロント三角は4点レベルですが、そのほかのチューブは抑え気味です。フロントを中心に微振動を吸収する程度がよいです。ダウンチューブを中心に全体の断面を整えてボリュームを重視すれば、もっと良いバランスになることでしょう。大きなパワーで踏み出さない限り、素材の良さを感じながら鋭い加速ができ、ヒルクライムにもいいです。上りは得意で一番の見せ場です。国内では今やイベントの中心となったヒルクライムで本領を発揮してくれるでしょう。心強い相棒となるスペシャルフレームです。昨年変更されたBB86、シートポストのオーソドックス化などマイナーチェンジを行ったSLR
01ですが、その軽さとコンセプトは健在です。軽さや振動吸収性にやや振ったためか剛性感は穏やかなイメージですが、 一度上りに入ると軽やかなライディングを提供してくれます。カーボンチューブのウィップが優れた反発を生み出し、ペダリングには一層力が入ります。上りはリズミカルにこなせ、軽くスムースな走りです。快適性能は前後の四肢を細身にしたチューブのしなりで発揮できています。しかし運動性能もひきだしているのがこのバイクの特徴です。レース用バイクとしては異色ですが、何年にも渡りトツプに位置する理由でもあるのでしょう。
TM01は、外観が戦闘的でシートステーの接続も鋭い形状のモデルです。実際に乗ってみると見た目よりもソフトで横剛性が低い印象をうけるでしょう。スタビリティはロードとは異なるものですが1枚の板状のものに乗っていると思えばそれなりに乗りこなせます。コーナリングもTTらしく強いアンダーステアです。ヘッドアングルが寝ていてもフレーム全体の剛性があればなんとかなりますが、安心できるライディングフィールを掴み取るのに時間が必要です。ロードバイクのような加速は望めないので回転力でスピードアツプすべきバイクです。コンフォート性能は十分に高いです。TTバイクとあって乗りこなすにはテクニックが必要です。このバイクが本領発揮するレベルの実力をまず身につけることが先決でしょう。THEタイムトライアルフレームと言うべき全てを空力に特化したデザインとジオメトリーです。剛性が極めて高く切れ味は鋭いイメージですが、思った以上に穏やかです。TTのジオメトリーによるポジションの相違によって力を入れにくいという、慣れの問題もあるでしょう。カミソリのような踏み出しの切れ味を想像していると一肩すかしをくいますが、パワーを維持できる巡航速度にのせてしまえば悠然と、いつまでもスピードを維持できそうな、追い風を受けているような感覚があります。緩い上り勾配でのパワーライドはそこそここなせます。
グランフォンド GF02(GRANFONDO GF02)は、 アルミを用いていますが、形状的にはGF01と同じモデルです。GF02の特徴は、やはリメイン三角のボリュームをしっかり作り、バック三角にはある程度、振動吸収を求めるような設計です。でも後ろ三角がコンパクトなので、加速もそれなりに行けます。GF01の走りの質を踏襲しています。これも、各所に曲げを作っていて、グランフォンドという名前もあって、快適性をもちつつ剛性も非常に大切にしています。走りも良くて快適だというのがわかりやすい形状をしています。アルミで多少重量感はありますが8kg台で収まっています。部分的に曲げる部分には応力が集中していくので、極端に曲げるというのは通常はあまりしません。ブリツジから急激に曲がっています。オーソドックスなブリッジは弓なりに曲げて、圧縮力をうまく曲げ加工のところに振動吸収させるような形状変化をもたせています。フォークとバックステーは明らかに走りは加速が良いよです。上位機種と形がほぼ一緒というのもよいです。
タイムマシーンTT01(TIMEMACHINE TT01)は、ライダーの身長や体重に合わせてシートボスト長やステムの突き出し寸法だけでなく、カーボンフレームの肉厚なども変更してくれるフルオーダーシステムで組み上げられます。3000人のアスリートの人間工学的データの集積から、一人ひとりにフィットするフレームを製造しています。完全スイスメイドのTTフレームです。ハイモジュラスカーボンを使用した迫力ある翼断面フレームにステムー体型フォークを採用し、UCI規定の限界まで空力を追求しています。フルオーダーシステムに対応しており、自分だけのぜいたくな1台を手に入れることができます。
タイムマシーンTT02(TIMEMACHINE TT02)は、BMCのロードバイクやTTマシンのノウハウを結集したカーボンフレームが特徴です。ブレード状のフレームは空気抵抗の低減を追求した形状で、リヤホイールを包みこむようにして乱流が起こるのを抑えています。
SLC01は、弱虫ペダルでも採用されている人気・評判の機種です。
SLR-01 マイヨジョーヌ・イエロー エヴァンスモデルは、2011年のツール・ド・フランスで優勝したモデルです。日本では7台の限定販売です。このモデルは弱虫ペダルでも採用されている人気・評判の機種です。現在の素材と技術を使った最高のモデルと言えるでしょう。これに追いつくブランドはなかなか見当たりません。
SLT01は、素材や設計がどうこうではなく、感覚として「嫌いな人は嫌いだろうけど、愛情を注ぎやすいバイクだ」と感じるモデルです。他自転車ブランドが最大公約数を意識しているとすれば、このモデルは、「何人に好かれるか」は考えていないのでしょう。決して万人受けする走りのモデルではありませんが、トッププロレーサーにとってはとても愛されている1台です。
ストリートファイヤーSSWは、イーストン・ウルトラライトという堅実なチューブで組まれたBMCの入門用フルアルミバイクです。650Cも選択でき、スモールサイズロードにもクオリティやパフォーマンスを求める人に最適です。凝ったカラーリングも上位機種に劣らないBMCらしい仕上がりです。
レースマスターSLX01は、理想自勺な剛性バランスを求め、ダウンチューブ、チェーンステー、シートチューブの一部をアルミ、その他の部分をカーボンという独自の組み合わせを用いたニューモデルです。シートチューブの延長となるシートポスト部は空力性能に優れながらワンキーで上下調節が可能な新しいシステムを採用しています。スイスデザインの洗練されたカラーリングと相まって、他に類を見ないほど美しいフォルムを持ったロードバイクとなっています。
ストリートファイヤーSSXは、BMCの代名詞でもあったクロスロックデザインをフラッシュアップしたiSC(インテグレーテッド・スケルトン・デザイン)を採用し、よリスマートに進化したエントリーモデルです。シートチューブまわりのデザインは相変らず独自性が高いです。
トリプルバテッドアルミチューブを使用し、だれにでも乗りやすく仕上げられたフルアルミフレームはシンプルなカラーリンクをまとい、ストレートフォークと絶妙なマッチングをみせます。
ロードレーサーSL01は、クロスロックデザインがiSCに、シートピラーがSLX01と同じストリームボスト735システムになり、ルックス・実力ともに大幅なパフォーマンスアップを果たしました。アルミのメインフレームにナノテクノロジー採用のカーボンバックを組み合わせた実戦派です。
プロ選手も使用するBMCの人気モデル"SLC01″ のDNAを受け継ぎ、さらに進化を遂げたフルカーボン新モデル。T形断面のトップチューブなど、BMC独自のフレームテクノロジーが光る。同フレームを使用し、搭載されるコンポーネントが異なる"SL01″
と"SL02″ がラインナップされている。T形断面のトップチューブや、スローピング角、ボリュームのあるBBなど、フレーム各部に加わる応力が計算され、この形状が生まれる。:ポスト上部で固定するという独特の方式を採用するエアロピラーは、固定しやすく、BMC特有の振動吸収性の高さに大きく貢献する。
プロマシーンSLC01は、イーストン社が開発したナノテクノロジーを導入したBMCロードバイクのトップモデルです。ユニディレクショナルカーボンのみを使用したマルチモールド工法による軽量カーボンフレームは、iSCデザインで硬さとしなやかさを持ち合わます。グランツールでも大活躍です。
レースマシーン RM01は、BMCの上位モデル`SLR01″ 直系の新モデル。その高い走行性を維持したまま、カーボン素材などを変えることで、エントリーライダーにも踏みやすい剛性感に仕上げている。コンパクトなバック三角はリヤの反応性を上げると同時に、シートポストのフレキシビリティを向上させるBMC独自の設計。角断面に近いシートポストには一部にくぼみが設けられ、シッティング時に後方に向けて理想的なしなりを生み、振動を吸収する。ボリューム感のあるBBによってペダリングパワーを受け止め、確実に推進カヘと変えていくことが可能となっている。
TEAMMACHINE SLR01
C・エヴァンスのツール制覇を支えたBMCの旗艦機がモデルチェンジ。軽量オールラウンダーの基本設計は従来同様だが、その内容は大きく進化した。ダウンチューブやトップチューブなどのボリュームアップによって剛性を高めつつも、シートステーの断面形状を変更することで快適性も向上している。フレーム重量は750gに軽量化され、従来モデルよりも重量しヒ剛性で50%、乗り心地を高める垂直方向の柔軟性も10%向上している。
ロードマシーン 01 THREE
BMC初のエンデュランスロードとして2013年に登場したGF01は、石畳のクラシックレースを制するために開発された。その後継として2016年にデビューしたのが口―ドマシーンである。極端にコンパクトなリヤ三角やインテグレーテッドステムなど、数多くの新機軸を導入。そして2020年、早くも第2世代へと突入することとなった。最大のポイントは、剛性バランスとジオメトリの見直しによるレーシング性能の向上と、許一谷できる最大タイヤ幅の拡大だろう。BBエリアやヘッドチューブ周辺の剛性を高める一方で、縦方向の柔軟性を上げるなど、速さと快適性のバランスにより一層磨きをかけている。タイヤ幅については従来の30mmから33
mmまで許容できるようになり、対応できる路面が増えたといえるだろう。ロードマシーンは旗艦の01と普及モデルの02という二本立てで、01のみホースをスマートに隠せるICSを採用する。ハンドルやステムの中にホースを通すのではなく、沿わせてからカバーで覆っているだけなので、非常に整備性に優れるのだ。本国の01はアッセンぃフルされるコンポの違いによって3タイプをラインナップするが、日本で販売されるのはスラム・フォースA×Sを採用するスリーのみとなる。エンデュランスロードとして磨きをかけた新型ロードマシーン、競技系グランフォンド向きな一台といえるだろう。
標準装着タイヤはヴィットリアのコルサコントロールで、太めの28Cだったことから、最初は空気圧を5 0barにしてスタートした。シルキーな乗|り心地に感いしたものの、どうもタイヤに依存しているような気がしたので、徐々に空気圧を増やしたところ、6.0barあたりからフレームのしなやかさや振動吸収性が際立ってきた。付け加えると、そこでのシャープな反応や踏み込んだ時の剛性感はピュアレーサーに限りなく近い。グラベルバイクの登場によってエンデュランスロードの存在がやや薄れてきた感があったが、この新型ロー
ドマシーン01は速く、長く乗り続けるというこのジャンル本来の性能をさらに磨き上げてきたのだ。ブレーキローター径は前後ともに160mmで、制動力、コントロール性とも不満なし。無線コンポのスラム・フォームAXSの操作性もなかなかに良好で、パッケージとしても良くまとまった一台といえるだろう。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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