ブロンプトン(BROMPTON)-名車の証
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ブロンプトン(BROMPTON)は、折りたたみサイズのコンパクト性と、安定感のある走行性能を折りたたみバイクの王者とも言われる英国ブランドです。
折りたたんだ時の持ち運びやすさや収まりの良さも秀逸で、あのモールトン博士をして「折りたたみ自転車ではブロンプトンに敵わない」と言わしめた一品です。
ロンドンをはじめヨーロッパで高い人気を誇るフォールディングバイク、ブロンプトン。
あらゆるシーンに対応する合理性と、カジュアルからスーツまでどんなスタイルにも合う機能美を兼ね備えたスタイリッシュな自転車です。
その魅力をさぐりに、ブロンプトンの工房へ赴きました。
オフィスに到着すると、社長のバトラーアダムス氏が人なつこい笑顔で迎えてくれました。
堅苦しい挨拶などする暇もなく、まずは外に出ましょうと彼はコンパクトに折りたたまれたブロンプトンを片手で軽々と持ち上げ、外に出るとゆっくりと、無駄のない動きで自転車を広げてみせてくれました。その間、数十秒。 外見からは想像できなかったが、実際に乗ってみると意外に安定感があります。
フォールディングバイクという事を全く感じさせない、自然な乗り心地です。スピードも出ます。
しかしプロンプトンはただ道路を早く走るために作られた自転車ではありません。
スーツとネクタイ着用が義務付けられているブロンプトンのレースがそれを象徴しています。
ブロンプトンはスタイルを持って移動を楽しむためのものであり、生活を彩る道具です。
基本のモデルは一定に保たれているが、自分らしさを取り入れることが出来るのがボディーの色の豊富さ。これなら女性も楽しめそうです。
しかし折りたたんでの移動は女性にとって負担になりそうだが─ 「女性のために軽いチタン製も生産していますよ。それにこうして途中まで折りたためば、荷物を載せてカート代わりにもなるんです」。
ロンドンではラッシュアワーに自転車を電車に持ち込むことが禁止されているが、ブロンプトンは例外です。
折りたたむとコンパクトな箱型になり自立するので普通の荷物と同様、どこにでも持ち込めます。
オフィスに駐輪場がなくてもデスクの下に入るし、エレガントに折りたたまれたプロンプトンを従えてレストランの席に着けば、注目の的になるのも魅力の一つに違いありません。
ブロンプトンは約1200のパーツが組み合わさって作られています。
すべて自社工場内の120人の職人の手で一貫生産しています。
伝統のスタイルを守りつつ、毎年品質アップを図るため小さなマイナーチェンジを行っているといいます。
要である自転車のフレームは、一ミリの小さなゆがみであっても、折りたたまれた車体を広げることで倍増していくため、製造過程ではどんな小さなゆがみも許されません。
自転車のボディーには担当したスタッフのイニシャルが刻印されており、すべてのブロンプトンは誰と誰の手によって製造されたのか、社長自らひと目でわかるといいます。
テクニカル・ダイレクターのブロンプトン創始者アンドリューリッチー氏も自社製品を愛用していると聞いたが、よく見ると彼の自転車には品質の証であるブロンプトンのロゴがついていません。
不思議に思って本人に訊ねると「このロゴがあるとすぐ盗まれちゃうから自分でロゴを消したのさ」。屈託のない笑顔で打ち明けてくれました。
世界中の多くの都市が抱えるスペース難の問題について、バトラーアダムス氏はこう語ります。
「ブロンプトンなら一台の車が駐車できるスペースに40台駐車できるんです」。
そんな発想から生まれたユニークな企画がスタートしました。
ブロンプトンの自転車40台を専用ロッカーに入れて携帯電話で24時間自動レンタルするというものです。
ロッカーの天井部にソーラーパネルを取りつけたエコ仕様です。
「ボリスバイクは話題になっていますが、問題点も多いと思います。まず郊外にはステーションがありませんし、圏外へは出ることができず不便です。実のところ、公共交通機関網が発達している市中心部の自転車人口はこれ以上伸びないと推測されていまして、ポテンシャルは郊外にこそあるのです。また、ボリスバイクは一日通しで借りると50ポンドと高額ですし、盗難の心配もあります」。
そうして考案されたのが前述のブロンプトンが入ったレンタル・ロッカーです。
レンタル料は一日たったの2ポンド。ボリスバイクの25分の1です。
最大3ヶ月まで連続でレンタルでき、利用圏という概念はありません。
自宅に持ち帰ってもよいという世界に類をみない革新的なレンタサイクルです。
「このアイデアの背景には、ブロンプトンの魅力を実体験してもらいたいという思いが大前提としてあります。またタイアップしている私鉄のイメージカラーをボディーにペイントして企業のイメージアップも図ります」。
環境保全に貢献しつつ、ビジネス戦略も忘れてはいません。
1988年の創業以来、長年の伝統とスタイルを守りつつ、時代とともに飛躍を遂げてきたプロンプトン。世界16カ国で愛され、ロンドンだけでも約6万5千人ものブロンプトン愛用者がいるといいます。
利便性、機動性、機能美。すべてにおいて優秀なブロンプトンは、これからも世界中でそのファンを増やしつつ、地球の環境保全に貢献していくことでしょう。
現在のプロンプトンはロンドンにある自社工場ですべて生産されています。
すべては1975年にアンドリュー・リッチーがスケッチを描くことから始まりまりました。約1200あるパーツのうち、約80%が専用設計されています。
どこでも走れて、どこにでも運べる。これがブロンプトンのモットーとなっています。
ブロンプトンの折りたたみバイクは都市部や長距離通勤通学者のために、エンジニアのアンドリュー・リッチーが1980年代初期に自分の故郷のロンドンでデザインと製造を行ないました。
この目的を明確にするかのように、ブロンプトンのバイクは、鉄道と高速道路の間にある工場で製造され続けています。
このバイクの成功の秘密は、頑丈で高剛性のフレームと、折りたたむ際の扱しやすさにあります。
最初に後輪、前輪、ペタル、ハンドルの順で折りたたみます。
次にシートポストの固定を解除して中に押し込んでから、立方体の形状になるようにまとめ、クリンチャーでロックするだけです。
折りたたんだブロンプトンはサドルの部分を掴んで持ち運べ、車のトランクや電車に持ち込めます。
ただし飛行機に搭乗するときの客室の手荷物としてよ大きすぎるでしょう。
プロンプトンは1200点もの専用パーツがハンドメイドされており、既製品のコンポーネントはネジやスターメーアーチャーの内装ギア(3速)、もしくはスラムの内装ギア(5速)、チェーンなど、その数が限られています。
また、外装のディレイラーを追加することで6速化も可能です。
バイクはロウ付けされたスチール製で、ショッキングピンクからシンプルなブラックかホワイトまでの複数のカラーリングがパウダーコート仕様で用意されています。
チタン製パーツを採用した場合は、ほとんどのブロンプトンのモデルの平均重量である12.7kgが、シングルスピード泥除けナシ・チタンとスチール製フレームのS1-EXの重量の9.07kgにまで軽量化が図れています。
また、ブロンプトンは自転車用バッグも製造しています。
スパイン製のスタイリッシュな本革アタッシュケース型メッセンジャーバッグが、英国の折り畳み自転車メーカーのブロンプトンから登場しました。
デザインは会議室にもフィットします。A Bagの内部は、ファイルやフィルター、ノートパソコン用のスペースが魅力的なフェルト製の中仕切りで区切られています。この素材はパッド付きショルダーストラップにも使われています。
明るい色の防水カバーは雨天走行中の視認性も高いです。カバン装着用のキャリアフレームは別売りとなっています。
24リットルもの大容量を誇るFolding Basketは、英国の自転車メーカーのブロンプトンが販売するシンプルなナイロン生地のカゴです。
開口部が広く、巨大なファイルやフォルダーのような形状をしています。
このため食料品や軽量な雑貨品を運ぶのにはとても便利です。
この箱型のカゴにはヒンジ付きの筋交いフレームが入っており、保管時には平らに折り畳むこともできます。
排水用の穴もあるため、内部が濡れたときの水抜きも簡単です。
ブロンプトン(BROMPTON)は、高い機能性とファッション性により、世界中のファンを魅了しています。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
S2Lは、日本のブロンプトンラインナップ中最軽量を誇るスポーツモデルです。ストレートハンドルにより、適度な前傾姿勢を取ることができ、体の筋肉を効率的に使うことができます。
S3L
フラットパーハンドルが装書されたスボーツモテル。ベースモデルであるM3Lとステムおよびリアフレームのカラーも異なる。内装3段変逮を搭載し、さまざまなステージで活用できる。
M3L-X
M3Lをベースとしながらフォ―ク、リアフレーム、シートポストにチタン素材を使用した軽量モデル。カラーはチタンシリーズ共通となるフラミンゴピンク、キューグリーン、テンペストブルーの3色。
P6R-Xは、フロントフォークとリヤフレーム、シートポストなどにチタンを採用し、外装2段+内装3段の変速機を組み合わせたツーリングモデルです。マルチポジションが取れるハンドルやダイナモ式ライト、キャスター付きキャリヤなど至れり尽くせりの装備です。
コンフォートタイプのハンドル、6段変速、リアキャリアが標準装備されたラグジーなモデル。他のチタンモデルシリーズと同様、フォーク、 リアフレーム、シートポストにはチタン素材を使用する。
S2L-Xは、メーンフレームはクロモリですが、フロントフォークやリヤフレーム、シートボストにチタンを用いた軽量モデルです。変速機は外装2段のみです。ハンドルもアップハンドルではなく、ポジションが低いT字形を採用しています。
フォーク、リアフレーム、シートボストに高級素材であるチタンを装用した軽量モデル。S2L-Xはフラッバーハンドルを装備することでよリスボーティな乗り味を楽しむことができる。
M3Rは、折りたたむととてもコンパクトになるブロンプトンに、リヤキャリヤを標準装備していまうs。このキャリヤにキャスターがついているので、リヤだけを折りたたんだ状態で、ハンドルをつかんで移動することができる優れものです。
積裁能力を大幅にアップさせたプロンプトンのツーリングモデル。折りたたみ時はスタンドにもなるシンプルなリアキャリア、そのまま夜問走行が可能なライトなど、実用性に優れたアイテムを標準装備。.
M6Lは、トコトコと走るイメージのあるブロンプトンですが、6段変速によって幅広いギヤ比を得たのがこのモデルです。内装3段と外装2段の組み合わせという変わった構成ですが、M3Lと比べて重量的なハンディはほとんどありません。
ロンドン西部にある工場で、職人たちが1台1台手づくりしてしているブロンフトン。16インチという小径ながら、安定感のある走りが魅力。なにより人気のポイントよコンパクトで収まりのよい折りたたみ性能の高さ。M6Lは内装3×
外装2の変速で走行性能も高い。
一般的な16インチと比べると直進安定性も高く、圧倒的によく走ってくれます。街乗りからチョットしたサイクリングまで十分な走りですね。なによりその見事な折りたたみ機構とサイズは輪行に、室内保管に、日常生活にもパッチリよまる上体が起き、視野が広がるので周りの景色を楽しみながらのんびり走れます。内装3段×外装2段ですが、シンプルなので操作も簡単。独特なフレームのフォルムは飽きがきません。フレームにも工夫が多く、折りたたみ部分の作り、スタンドになるパックフレーム、この車格での折りたたんだ時のコンパクトさはびっくりします。
なんといつても折りたたんだ状態の収まりのよさはダントツ。穏やかな気分で走りたくなる走行感も魅力です。09モデルから新しくなつたリアサスのふわり感はさらに好み。最初はハンドル操作が若干クイックに感じるかもですが、慣れれば問題ナシ。個人的には3段変速で十分かな。
秀逸な折りたたみ機構によって'、デイリーユースはもちろん、旅のパートナーまでこなす万能なフォールディングバイク。M6Lは多彩なモデルバリエーションを持つブロンプトンの中で、中級グレー
ドに位置するスタンタードなモデル。.メインフレームが緩やかにカープを描く独特なシルエットの車体は、フレーム素材にクロモリ&スチールを採用することで、乗り手を疲れさせない素直な乗り味を実現。リアに、内装3段×外装2段変速を搭載することで、走るステージに左右されない、ワイドレンジな走行性能を手に入れている。
M3Lは、変わらぬスタイルが人気のブロンプトンにおけるベーシックモデルです。スターメーアーチャー製の内装3段変速はシフトレバーも含めていかにも古典的ですが、街中での実用性は十分です。ブロプロンプトンのイラストをあしらったサドルがかわいらしいです。
多彩なモデルバリエーションの中でも 最もプロンプトンらしさが表現されたベーシックなモデル。カラーはトラディショナルな4色を用意。内装3段変速を搭載したすっきりとしたルックスも魅力的だ。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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