ターナー(TURNER)-詳細レビュー
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ターナー(TURNER)は、数少なくなったアメリカンハンドビルドを守り続け、4バーリンケージの本家本元として語られるサスペンションMTB専業ブランドです。
ウェブ上で「ありふれたバイクではない」と言い切る気風の良さも含め、長く使えるベスト・ハンドリングバイクを目指す姿勢が特徴になります。単にストローク量を増やすだけでなく、リンク機構とジオメトリーで“曲がる/登る/下る”を整える考え方です。
ターナーが扱うのは先進サスのマウンテンバイクだけで、ロードや街乗りへ手を広げない“専業”が逆に説得力になります。リンク機構の設計から部品の削り出しまで、走りの中心がサスペンションにあるためです。
ターナーの系譜ではDWリンクが重要なキーワードです。ペダリングで沈み込みすぎず、路面追従でトラクションを稼ぐという相反しがちな要素を、リンク比と剛性で両立させる狙いがあります。
4バーリンケージは単純なストローク量ではなく、サスが動く軌跡とレバー比の作り方で性格が決まります。ペダリング時の入力、ブレーキング時の姿勢変化、連続ヒットでの熱ダレなど、実走の課題がそのまま設計テーマになります。
モデルによってはフォックス系サスペンションが装備されるとされ、パーツ選択も含めて完成形の走りを想定しているのが分かります。リンク機構が良くても、ダンパーの減衰特性が合わなければ“踏めるのに跳ねる”ような違和感が出るため、相性を前提に組む姿勢が重要です。
専用チュービングや高精度CNC部品を組み合わせ、軽量・高剛性・高耐久性を同時に狙うのもこのブランドらしさです。リンクの滑らかさは“数値”よりもコントロール感で差が出ます。
CNC部品を多用するのは、リンク周りの公差が動きに直結するからです。ブッシュやベアリングの寿命、ボルトの締結トルク、グリスアップのしやすさといった“維持のしやすさ”も含め、長く使う前提の作りになっています。
実際のライドでは、登り返しでペダルを踏み直したときにサスが無駄に沈まないか、下りでブレーキを握った瞬間に姿勢が破綻しないかが体感差になります。DWリンクはその両方をバランスさせ、トレイルの速度域で扱いやすい方向へ寄せます。
選び方としては、ストロークが長いほど万能というわけではありません。自分の主戦場がXC寄りか、トレイル中心か、パーク/ダウンヒル寄りかで、必要な剛性とサスの動き方が変わります。ターナー(TURNER)は用途ごとに個性がはっきりしたモデルを持つため、迷いにくいのも利点です。
また、フレーム重量が2.5kg級といった記述もあり、ハンドビルド系でも必要以上に重くならない工夫が見えます。軽さは持ち上げやすさだけでなく、コーナーでの切り返しや、空中での姿勢修正にも効きます。
一方で、軽さだけを追うと耐久性や剛性が犠牲になりがちです。ターナー(TURNER)は長期使用を前提に、部品の交換で性能を戻せる構造を選び、結果として“手を入れながら育てる”楽しさを残しています。
まとめると、ターナー(TURNER)はサスペンション機構の信頼性とハンドリングの質を重視し、長く乗って初めて良さが分かる“道具としてのMTB”を作るブランドです。乗り手の上達に追従してくれます。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
5スポット(5.SPOT) 2026年モデルは、5スポット(5.SPOT)は、140mmストロークのXCトレイルバイクとして設計され、DWリンク搭載で旧世代から大きく進化したモデルです。登りでは踏み込みの力を逃がしにくく、下りでは路面追従でラインを外しにくいのが持ち味。多用途モデルの究極を狙い、妥協ではないバランスでまとめています。140mmという数値はトレイルの段差で底付きしにくく、かつ登りで持て余しにくい絶妙な領域で、一本で遊び倒したい人に向きます。DWリンクの踏み味は荒れた登りで特に効き、リアが跳ねないぶんトラクションが途切れにくいのが長所です。
フラックス(FLUX) 2025年モデルは、フラックス(FLUX)は、100mmストロークのXC寄りモデルで、ターナーの伝統とDWリンクテクノロジーを併せ持ちます。専用チュービングとCNC部品で軽量・高剛性・高耐久性を高次元で確立し、フレーム重量は2.5kg級と説明されています。脚を回して距離を稼ぐ“エンデュランス的な走り”に向きます。専用チュービングとCNCの精度が、ペダル入力を受けたときの“芯のある反応”として出やすく、長時間のXCでも集中が続きます。100mmストロークでも路面追従が良いと、根っこ区間でタイムが落ちにくく、結果的に体力温存になります。
03DHR 2024年モデルは、03DHRは、プライベーターバイクとして名高いターナーのDHモデルです。重要なリヤサスペンションにフォックス系ユニットを採用し、連続ヒットでも姿勢が乱れにくい方向へ詰めています。フレーム剛性も高いレベルにあり、荒れた下りで“ブレない安心感”を狙った設計です。リヤユニットのセッティング幅を活かせば、連続ギャップでも底付きしにくく、コース後半で姿勢が崩れにくい方向へ持っていけます。フレーム剛性の高さは、ハイスピードでギャップに刺さっても“よれる怖さ”を減らし、ブレーキングでのライン修正を助けます。
NITROUS 2023年モデルは、NITROUSは、クロスカントリーレースに焦点を当てて開発されたフレームで、NORBAのショートトラックや男子XCエリートでの勝利実績が語られます。軽量志向でフレーム重量は2.0kg級とされ、反応の良さが武器。登り返しの多いコースで、踏み込みを素直に加速へ変えます。軽量に振ったぶん、タイヤ選択やサスセッティングで快適性を補うと、登りと下りの差が詰まって“勝てる脚”を残しやすくなります。ショートトラックのように加減速が頻繁な場面では、反応の速さがそのまま順位に効くタイプの性格です。
RF6 2022年モデルは、RF6は、リヤサスストローク量が6インチのフリーライドモデルで、ハードな走りにも耐える頑丈さが売りです。激しいジャンプでも安心できる剛性を確保しつつ、リンクの動きで着地の衝撃を丸めます。パークとトレイルを行き来する“攻める遊び方”に合わせた性格です。6インチのストロークは落差のあるドロップでも余裕が出やすく、着地の失速を抑えられるのが遊びの幅になります。頑丈さを優先しつつも、リンクの滑らかさで“硬さだけのバイク”にならないのがポイントです。
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