プーマ(Puma)-詳細レビュー
⇒【プーマ】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー13件】
⇒【プーマ】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー145件】
⇒【プーマ】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー73件】
Puma(プーマ)は、コペンハーゲンとデンマークにそれぞれ本拠を置くデザイン工房キビシとバイオメガが創設したバイクブランドだ。
食料品や少し大きめの荷物を運搬するためのファッショナブルなカーゴバイクをデザインした自転車が特徴的だ。
ドイツのスポーツシューズメーカーのプーマが、初めてUM(アーバンモビリティ)バイクのデザインに乗り出したのは2005年のことだ。
このUMバイクは、イェンス・マーティン・スキブステッドがデザインした。彼は、デンマーク人デザイナーで、デザイン工房バイオメガのために多数のバイクを発表し続けている。
UMのフレームは、Puma Bike、Glow Rider、そして最近ではPuma Diskoへと発展した。
UMバイクは一部のみが折りたたみ可能な限定モデルで、スキブステツドが専門とするハイブリッドタイプのバイクだった。
シティサイクル、BMX、米国のビーチクルーザーの要素をもちながらも、ヨーロピアンスタイルであったUMバイクとそのツートンカラーのフレームは、プーマのDiskoでも繰り返されている。
フレームラインが細身でも、実際の使い勝手はケーブルの露出や泥はね対策、スタンドの付けやすさなど“地味な部分”で差が出る。プーマはこの辺りをデザインに溶かし込み、見た目の軽さを崩さない方向でまとめている。
また、都市型バイクは保管場所の制約が厳しい。折りたたみ機構やハンドルの回転、ペダルの格納など、収納の手順が増えるほど“使わなくなる”リスクが上がるが、UM系は日常動作として繰り返しやすい段取りを想定している。
シューズブランド由来の色使いは派手さだけでなく視認性にも効く。ツートンの塗り分けでフレーム形状が読み取りやすくなり、夜間の交差点でも存在感が出るのは街乗りでは意外と大事だ。
整備の観点では、ミニバイクの小径ホイールはスポークテンションやブレーキ調整の影響が出やすい。プーマのUM系は“気楽に触れる構造”を残すことで、ショップ任せにし過ぎない楽しみも残している。
プーマのUM系は、見た目の遊び心と実用性を同じ重さで扱うのが持ち味で、トップチューブの取り回しやキャリアの取り付け位置にも“街で使う”前提がにじむ。
例えば短い移動でのストップ&ゴーを想定し、アップライト気味のハンドルや低めの跨ぎやすさを採り入れつつ、ホイール径やギア比は都市の速度域で気持ちよく回せる方向に振っている。
カーゴ用途ではフロントの積載が操舵に影響しやすいが、プーマの設計思想はシルエットを長めに取り、荷重が前へ逃げ過ぎないようバランスを取る発想が見える。
また、折りたたみやすさを優先する場合でも、ヒンジ部の剛性・ロック機構・ケーブル取り回しをまとめて設計しないと、段差で“鳴き”やすい。UM系はこの弱点を“街乗りの快適性”へ直結させるという視点でまとめられている。
結果として、通勤や買い物などの生活圏で、外観の個性を楽しみながらも、メンテナンス性や収納性を現実的に確保した“アーバンツール”として成立している。
さらに、見た目を主張するだけでなく、街の速度域での静粛性や振動の出方まで含めて、生活道具としての完成度を上げている点が評価されやすい。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
Mapion(2023年モデル)
Mapionは、軽量アルミ製のフレームとスムースなステアリングで、都市部の細い路地でも扱いやすいカーゴ指向の一台だ。
特製の巨大フロントキャリアを前提にシルエットを長めにし、荷物を積んだときでも挙動が急に重くならないようバランスを取っている。
Mapionは“荷物を積んでもハンドルが暴れにくい”感覚を狙った設計で、通勤通学に寄せた実用性が高い。
前傾を強制しないポジションなので、荷物の重さが増えても肩や首が固まりにくく、買い物帰りでも余裕が出る。
Pico(2024年モデル)
Picoは、ヨーロピアン・コンシューマーズ・チョイスを受賞したBMXテイストのミニバイクで、20インチホイールとアップライトなハンドルが街の凹凸をいなす。
傾斜したトップチューブと低めの位置取りにより跨ぎやすく、長めのシルエットと高めのシートで視界も確保されている。
ヒンジを選べばフレームを折りたためるため、公共交通への持ち込みや狭い部屋での収納にも向く。
Picoは小径でも視界が高く、交通量の多い街で周囲を把握しやすいのが実用面の利点になる。
Disco(2022年モデル)
Discoは、幅1.95インチの太めタイヤとショックアブソーバーで快適性を確保し、24インチホイールで軽快さも残した折りたたみ寄りモデルだ。
シマノのSLXギア(9速)やVブレーキ、折りたたみペダルなど実用装備をまとめ、BMX系ハンドルでアップライトな姿勢を取りやすい。
Disco最大の個性は12mmのワイヤーコードをダウンチューブに使う点で、外してワイヤー錠ケーブルとしても利用できる。
ワイヤーコードが切断されると使用不能になるという割り切りも含め、“盗難対策を車体設計へ組み込む”発想が強い。
Glow Rider(2025年モデル)
Glow Riderは、UMシリーズの流れを汲むハイブリッド寄りの街乗りモデルで、ツートンカラーのフレームラインがデザインの核になっている。
BMXとビーチクルーザーの要素を混ぜたアップライトな姿勢はそのままに、乗り出しの軽さと停止時の安定感を重視してまとめられている。
夜間の移動や短距離の往復で“疲れにくいリズム”を作りやすく、普段使いで乗る頻度が高い人ほど良さが出る。
日々の移動距離が短くても、ペダルを回す気持ちよさを残すため、ギア選択やタイヤの転がり抵抗の方向性が想像しやすい。
Puma Disko(2026年モデル)
Puma Diskoは、UMの系譜を2026年らしくアップデートした位置づけで、街の段差や路面の荒れを想定した快適性の作り込みが目立つ。
キャリアやフェンダーなど生活装備を載せても雰囲気を崩さないフレーム造形で、カラーの塗り分けも“道具感”を薄める方向に効いている。
Puma Diskoは収納・運搬・見た目を同時に成立させるというUM思想の到達点で、折りたたみや取り回しの癖も日常の手順に馴染みやすい。
ツートンのラインがフレームのエッジを強調し、積載物を載せたときも全体のシルエットが締まって見える。
プーマは、ここで挙げたモデル以外にも個性的なUM系バイクが多い。写真やカタログだけでは伝わりにくい乗り味や使い勝手は、下の体験レポート欄のクチコミやインプレも併せて確認すると選びやすい。
⇒【プーマ】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー13件】
⇒【プーマ】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー145件】
⇒【プーマ】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー73件】
⇒【プーマ】 ロードバイクとスマホ! 【レビュー724件】