モンティ(MONTY)-詳細レビュー
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モンティ(MONTY)は、モトトライアルの発想から自転車トライアルへと展開したスペイン発の名門で、ペレ・ビが息子オットのために作った試作車“Montesita”が原点とされています。
自転車トライアルは、ただ速く走るだけでなく、停止・ホップ・着地を繰り返す競技です。そのためフレームには瞬間的な入力に耐える剛性と、着地衝撃を受け止める粘りの両方が求められます。モンティは7005-T6アルミを軸に、TIG溶接やトリプルバテッドチューブなどで強度と反応性を作り、20インチのホイールを前提にした取り回しの良さを磨いてきました。
“踏んだ瞬間に前へ出る硬さ”と“着地で暴れにくいしなやかさ”の両立は、数字に出にくい部分ですが、競技車ではここが使い勝手を分けます。221 Tiでは走行時は硬く、着地時にはソフトになるSAFの考え方が語られ、軽量化のためにチタンスポークやオリジナルニップルを組み合わせるなど、細部にも競技目線が入っています。ホイールのハブ穴数が前32H/後36Hという表記もあり、軽さと耐久のバランスを取りにいく姿勢が見えます。細部の仕様がそのまま競技の“安心感”に繋がる世界だからこそ、こうした作り込みが評価されます。
ブレーキ周りはマグラの油圧系が象徴的で、制動の立ち上がりが早く、コントロール性を重視した方向性が読み取れます。219MAGRAのように価格と性能のバランスを狙うモデルがある一方で、221PRではフロント油圧ディスク+リア油圧リムという組み合わせで、狙った挙動を作る工夫が見られます。ここは“止める技術”がそのまま競技の安定に繋がるので、こだわりたい人ほど差が出る部分です。
記念モデルのKamel231XXVは配色やチタン製ボルトなど“所有する喜び”も強く、6061-T6フォークや7075系のステアラー、内蔵ヘッドセット、溶接ステム、7075-T6トリプルバテッドのライザーハンドルなど、操作系の部品選定にもメリハリがあります。アップグレード用のオプションが用意されている点も含め、競技の伸びしろを残す設計だと感じやすいでしょう。
トライアル車は用途が明確なぶん、選ぶときは「ブレーキの感触」「タイヤ幅」「体格に合うハンドル周り」を先にイメージすると決めやすくなります。例えばリアを太めの20×2.70にしてグリップを稼ぐのか、軽さを優先して前後のバランスを整えるのかで、同じフレームでも動きが変わります。重量やパーツ構成が近いモデルでも、制動方式やホイール構成で“癖”が出るので、そこを軸に比較すると選択が速くなります。競技はミスがそのまま失点に繋がるため、“狙った位置で止められる”安心感は特に重要です。
加えて、トライアルは“止まっている時間”が長い競技でもあるため、低速での安定や切り返しの軽さも重要です。タイヤ幅と空気圧のセットで足つき感が変わるので、レビューを見るときはセッティング込みで読むと失敗しにくいでしょう。練習環境がコンクリや岩場中心か、土の上が多いかでも“欲しいグリップ”が変わります。
実際のライダーの声はセッティングのヒントにもなるので、気になるモデルはレビューも材料にして詰めていくと納得感が上がります。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
221 Ti(2025年モデル)は、世界選手権で結果を残すエリート機材として語られることが多い、モンティの象徴的モデルです。221 TiはSAFの考え方で走行中の硬さと着地時のマイルドさを狙い、チタンスポークとオリジナルニップルで軽量化と強度の両立にも踏み込みます。前後でハブ穴数を変える表記もあり、軽さ一辺倒ではなく耐久も見たバランスが感じられます。ホップの反復で車体の反応を使い切りたい人に向きます。軽量パーツの選択がそのまま体感に繋がりやすいので、セッティング好きにも面白い一台です。
219MAGRA(2022年モデル)は、7005アルミの軽量フレームにマグラ系ブレーキを組み合わせ、コストパフォーマンスに振ったモデルです。219MAGRAはフロントがケーブル式ディスク、リアが油圧リムという構成が語られ、制動の立ち上がりと扱いやすさの両面を狙った雰囲気があります。重量が10.47kgと記載される点も、競技車として現実的なバランスを感じさせます。初めて本格的に競技車に乗る人でも、構成の意図が掴みやすいモデルです。練習量が増えても整備の見通しが立てやすいのは安心材料になります。継続して乗る人向けです。
221PR(2024年モデル)は、221 Tiと同じ系譜のフレームを採用しながら、ブレーキ構成で性格を作り分けたモデルです。221PRはフロントに油圧ディスク、リアに油圧リムを組み合わせ、狙った制動フィールで細かな動きを支えます。タイヤが前20×2.0/後20×2.70という表記があり、リア側でグリップと着地安定を稼ぐ方向が読み取れます。ホイールやタイヤを変えずに“動きの質”を変えたい人には、この差別化が効いてきます。ブレーキの効き方が一定だと、ライン選びに集中できるでしょう。ステップや岩の角に“置く”動作が多い人ほど、この差が効いてきます。
Kamel231XXV(2026年モデル)は、モンティ25周年の記念限定として、ゴールド×ブラックの配色とチタン製ボルトで特別感を強めたモデルです。Kamel231XXVは7005-T6アルミのトリプルバテッドチューブをTIG溶接し、トップチューブなどに衝撃吸収の意図を持たせた構成が語られます。6061-T6フォークや7075系ステアラー、内蔵ヘッドセットなどの構成パーツも含め、外観だけでなく操作系の剛性まで意識した“記念車”になっています。限定感と実戦向きの構成が同居するのが魅力です。所有欲も満たします。
MONTY X20 PRO(2023年モデル)は、20インチの取り回しと高剛性を前提に、セッティングの幅を残した競技志向のモデルとしてイメージしやすい一台です。MONTY X20 PROは7005-T6アルミフレームと6061-T6フォークの組み合わせを基本に、マグラ系の制動を活かして“止める→跳ぶ→置く”のリズムを作ります。ステムやライザーハンドルの選び方で上体の位置が変わるため、手首や肘に負担が出やすい人は操作系の調整で解決しやすいでしょう。セッティングがハマると、低速域の安定感が一気に上がります。反復練習で“同じ動き”を再現したい人に向くタイプです。
モンティはセッティングの引き出しが多く、同じモデルでも組み方で乗り味が変わります。購入者のインプレやセッティング例を見比べると、選択の軸が立てやすいでしょう。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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