ミヤタ(MIYATA)-名車の証
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ミヤタ(MIYATA)は、1890年(明治23年)創業以来、豊富なノウハウと高い技術力により3世紀に渡って安全で高品質な自転車を提供する日本で最も歴史あるブランドで、日本最古の自転車メーカーで国産第一号の安全型自転車の試作も行った。
もともとはライフルなどの銃身を製作していた鋼管メーカーです。オランダのコガと共同開発したバイクはツール・ド・フランスの難所、ラルプデュエズを制したこともあります。交番配備の警察用自転車「ミヤタ・メッセンジャー」を製作し警察庁に納入していました。
1979年には 日本製のマシンとしてはじめて本場ヨーロッパのプロロードレースに参戦しました。数多くの実績と卓越した技術力を擁する信頼のブランドです。
近年では自動車メーカーの富士重工業と自転車分野で関係を強化し、自転車レース大会を共同開催しています。キッズ、シティサイクルからスポーツ車まで、幅広く販売しています。
現在、ミドルグレードのスポーツバイクはミヤタスポーツというブランドで、レーシーなクロモリバイクとして展開されています。
バイクはもちろんミヤタ。そしてさらなる高みを目指すためにオランダ・コガ社と1974年から共同開発を開始。2000年には当時のトップチーム、ファームフリッツをしてツール参戦を果たしました。
常にアグレッシブなラインナップを展開し、スカンジウム合金アルミを採用したブルプロスカンジウムは各メディアで高評価を得ました。
バイクの性能もしかりだが、アスリートヘのサポートも積極的です。ファームフリッツ・ハートール所属のゼイラート・ファンモールセル(04年引退)と共にシドニー五輪を戦い、3種目を制し、アテネでも個人タイムトライアル2大会連続優勝という偉業を達成しました。
また日本の沖美穂選手も忘れてはなりません。8度のナショナルチャンピオンに輝く彼女も国内ではコガミヤタを駆り勝ち星を量産しています。ほかオランダナショナルチーム、今年よりスキルシマノに供給を行っています。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
イーガー(EIGER)は、ミヤタのオリジナルバテッドクロモリチュープをラグで組み上げたスポーティなフレームをもつランドナーです。ホイールサイズは26"のW/0規格を採用しています。
ミヤタ S(MIYATA S)は、ミヤタスポーツのエントリークラスです。オリジナルのバテッドチュープをロストワックスラグで組んだフレームは、クラシカルなルックスながら優秀な性能を秘めています。
ACT400は、シティライドからツーリングまでスマートにこなすエントリークロスバイクです。軽量で疲れにくいフルアルミTGフレームに、ストレートフォークやエアロホイール、スポーティサドルを装備し、充実の仕様となっています。
エレベーション エクストリーム(ELEVATION EXTREME)は、80年代のクロモリの輝きをもう一度呼び戻そうとしたモデルです。チューブは当時の頃のように細身で、弾むように進むのはさすがです。一番驚くのは、加速の良さで特にゼロ発進は思いのほかいいです。他に軽快なカーボンバイクがありますが、十分にイベントで走りを支えてくれます。全力で踏むと一定以上の領域でかかりがゆったりとしてくるものの、反応がかなり良いです。クロモリらしさというところでテイストを合わせたフォークが特有の動きをしますが、これが味だと感じる人も多いはずです。高性能クロモリの乾いた響きがありますが、標準レベル以上のコンフォートさはあります。ヒルクライムや市民レースでガンガン走れるクロモリバイクです。パリっとした小気味良さが特徴的です。キレが良く発進加速時の踏力に対するレスポンスの良さはスチールでは味わえないレベルです。しなりもありますが、それがパワーロスには直結していません。軽量なフレームに軽量高剛性ホイールをアッセンブルしており、乗り味は硬質なイメージですが、随所にステールらしい頼もしさもあるので乗り心地は良いです。アタック合戦になると、フレームのたわみを感じますが、ヒルクライムなどイーブンペースで上るならカーボンに迫ります。良好なスチールは現在のレースシーンにも対応できるものです。
エレベーション SG(ELEVATION SG)は、お求めやすいモデルです。ミヤタの作り出した螺旋状の補強リブを設けたバテッドチュープを使ったフレームです。高級なスチールフレームだとラグがスムースにきれいに整えられて、研磨されて、フェードも滑らかな状態になっています。このフレームの場合はTig溶接を用いています。ちょっと廉価のバージョンは、ラグではなくTig溶接になっています。これで作業性とコストを抑えることができます。カーボンフォークはやや形状が異なりますが、同じようなコンセプトです。やはりクロモリですが走りを楽しみたい、そんな細いクロモリの魅力を感じる人たちが乗りたくなるようなモデルです。あと大体は似ています。大きく異なるのはチューブ素材でしょう。しかし外観だけでは分からないです。クロモリを本当の競技用フレームにしようとすると、もう少し太かったりとかします。クロモリ時代の末期ではチューブにつぶしが入ったりしていましたが、横方向に、そういう特殊なところはなく、本当に80年代のそのままの雰囲気を演出しています。1981年の勝利がすべてでしょう。あの興奮と快挙を伝えることができれば本望ではないでしょうか。
エレベーション RC(ELEVATION RC)は、オリジナルのスチールチューブを用いて、軽量なフレームを作り出しています。こちらのほうがレース志向です。インプレしたバイクよりも、フォークがもっとストレートな感じで、より走りがシャープな状態です。エレベーションエクストリームは軽量性も考えていますけれど、RCはある程度の重さで運動性能を充実しています。これは結構小気味いい感じの走りができるフレームになっています。ヒルクライムのイベントに普通に参加できそうな、そんな心地良さがあるので、クロモリとしては性能がいいです。チューブはS.S.T.B
ニバクロ―ムを基にフォースライトNbを使用しています。かつてのミヤタの80年代前半くらいを紡彿とさせます。しかし、このバイクに関しては、フォークはもっと現代風になっていて、よリレースに使えるような仕様になっています。クロモリのフォークの時代は時代で、すごく良かったですけど。カーボンフレームと対峙することもあるので意識はしているでしょう。現代の良いものを取り入れる柔軟性はあります。昔に近づけようとして、あまりクラシックな方向をつけると、そこだけ優しい性能になってしまうことがあるので、このフレームはちょうどマッチしていると言えます。
ZONE STREETは、独自の接着構造PFTにより作られたアルミフレームに、700Cホイールを装備しています。キャリアや泥よけはもちろんのこと、高照度のライトや光に反射するフレームと塗装など、通勤ライドをサポートする機能を満載した1台です。
ZONE STREET SPECIFICATION
FREEDOM 7Sは、細身のクロモリフレームを採用し軽量化を実現した、スタイリンシユな印象のスポーツバイクです。トップチュープのサイドにシフトレバーを装備しています。SHIMANO製7段変速のギアチェンジが、正確かつ素早く操作できるようになっています。このようなクラシカルなディテールも味わいのひとつです。また、短めのフラットハンドルは初心者でも乗りやすく、安心してスポーツバイクの魅力を楽しむことができます。
フルプロ2ライトは、重量わずか5.99kgという超軽量のフルカーボンフレーム.カーボンのしなやかさと軽さに加え、バランスよく強さを採り入れ、 トップクラスの乗り心地を提供しています。完成車はデュラエースを採用し、戦闘力をより高めています。
チーム エディションは、名門「スキル・シマノ」チームのチームカラーをまとったアルミレーサーです。高強度のアルミチューブはパワーがダイレクトにスピードになり、スプリントでも大きなアドバンテージを得ることができます。フォークには走りをしなやかにするカーボンを採用しています。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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