17バイシクル(17bicycle)-詳細レビュー
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17バイシクル(17bicycle)は、昭和61年に設立された株式会社トーストが手掛けた自転車ブランドで、もともとサインや展示会・イベントのディスプレイ企画・施工を担ってきた現場力が背景にあります。
株式会社トーストは2008年に17バイシクル事業部を立ち上げ、自転車の販売を開始しました。見せ方の会社が作るブランドらしく、単に折りたためるだけでなく「たたむ動作そのもの」をストレスにしない設計が目立ちます。
代表的な方向性は極小径の折りたたみで、跨ぐのではなく腰掛けるように乗れる発想や、折りたたみ手順を減らす仕組みなど、“日常に寄せた操作性”が特徴です。さらにロングホイールベース(995mm級)やスーパーギアレシオといった走りの要素も用意し、見た目のコンパクトさだけで終わらせないのが面白いところです。
近年は上海にも直営店を展開しており、都市部の移動ニーズを意識した展開が読み取れます。折りたたみ車は持ち運びや保管で価値が出ますが、実際は「畳んだ後の厚み」「転がしやすさ」「サドル位置の復帰」が使い勝手を左右します。17bicycleはその辺りを設計で詰めるタイプで、通勤や買い物の導線に自然に入り込めるのが強みです。
小径でも怖さが出ない安定感をどう作るか、という視点で読むとこのブランドが分かりやすくなります。空気圧やタイヤ幅の選択で乗り味が大きく変わるので、軽快さと路面追従性のどちらを取るかを先に決めると、満足度の高い組み方になります。
折りたたみ車で差が出るのは、畳む速さだけでなく“畳んだ後”の扱いやすさです。17bicycleは、畳んだ状態で手が掛けやすい位置や、持ち上げたときに車体が回転しにくいバランスを意識した思想が読み取れます。駅の階段や室内の段差では、ほんの数センチの厚み差がストレスになるので、収納場所の寸法から逆算してモデルを選ぶと後悔が減ります。
小径はクイックに曲がる一方で、速度が上がると神経質になりがちです。そこで効いてくるのがロングホイールベースと、ハンドル位置の取り方です。EX WALKER系の長さを活かして前荷重になりすぎないように組むと、舗装の継ぎ目でフロントが取られにくく、信号の多い街でも安心感が続きます。
メンテナンス面では、折りたたみ機構の可動部と、ケーブル取り回しを定期的に点検することが長持ちにつながります。可動部は汚れが溜まりやすいので、清掃してから薄く潤滑するだけでも動作が軽くなり、折りたたみ回数が多い人ほど効果を体感できます。ギア比を詰めたい場合も、チェーンテンションと変速の“渋さ”が出ないように組むのがポイントです。
まとめると、17バイシクルは「畳む→運ぶ→また乗る」までを一連の動作として設計し、極小径でも怖さが出ない安定感を作ろうとするブランドです。生活動線に合わせて厚み・持ち方・再展開のしやすさを基準に選ぶと、このブランドの良さがそのまま便利さに変わります。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
mini WALKER(2022年モデル)は、EX WALKER系のホイールベース感を残しつつ、ペダルとサドル位置を下げて車体をコンパクト化した折りたたみ小径車です。mini WALKERは折りたたみ形状がスリムで、クルマのトランクに収めやすい狙いが明確なため、輪行より“積み込み派”に刺さります。mini WALKERは畳んだときの“角”が少ない形になりやすく、輪行袋に入れた際に引っ掛けにくいのが利点です。短距離の移動でも持ち出す頻度が高い人ほど、こうした扱いやすさが効いてきます。
EX WALKER(2023年モデル)は、995mmのロングホイールベースでフルサイズ車に近い直進安定性を狙った極小径モデルです。EX WALKERはスーパーギアレシオの採用で小径特有の失速感を抑え、信号の多い市街地でも再加速が苦になりにくいのがポイントです。EX WALKERはロングホイールベースの恩恵で、ペダリング中に上体が揺れにくく、ケイデンスを保ちやすい傾向があります。ギア比を合わせると、小径でも“脚が空回りする感じ”を抑えやすいでしょう。
BIRTHDAY222(2024年モデル)は、「跨ぐ」より「腰掛ける」感覚で乗れる設計と、落とし折りを必要としない折りたたみ方式が特徴の極小径折りたたみ車です。BIRTHDAY222は乗り降りの動作が軽く、停車と発進が頻繁なシーンでストレスが溜まりにくいので、短距離の用事を何本も繋ぐ使い方に向きます。BIRTHDAY222は乗り降りの心理的ハードルが低いので、服装を選びにくく、買い物や用事の回数が多い日ほど便利さが出ます。停車後の再発進でも体勢が作りやすく、短い距離を繋ぐ用途に合います。
SLIM CARRY 17(2025年モデル)は、畳んだ後の“持ち替え”を前提に、グリップ位置と重心のまとまりを意識した携行寄りのコンセプトモデルです。SLIM CARRY 17は折りたたみ後の厚みを意識してエレベーターや改札で引っ掛けにくく、室内保管でも邪魔になりにくい方向にチューニングされています。SLIM CARRY 17は持ち替えを前提にしているぶん、グリップできるポイントの位置関係が重要になります。畳んだ状態で車体がふらつかないと、改札やエレベーターでも動作がスムーズです。
URBAN WALKER S(2026年モデル)は、都市部の段差や荒れた舗装を想定し、タイヤ選択の幅とポジション調整の余地を残した“日常最適化”モデルです。URBAN WALKER Sは小径でも前後バランスを崩しにくい設計を意識しており、折りたたみの便利さと走行安定性の両方を欲張りたい人に向きます。URBAN WALKER Sは街の段差や荒れた舗装を想定しているため、タイヤの選択肢を広めに取ると快適さが伸びます。フェンダーやライトなど実用品を足しても雰囲気を崩しにくいのが“日常最適化”らしさです。
折りたたみ車はスペックより生活との噛み合わせが結果を左右します。保管場所の寸法、持ち上げる回数、走る距離を先に決めてから選ぶと、17bicycleの設計意図がそのまま“楽さ”として返ってきます。
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