ディーシステム(D-SYSYTEM)-詳細レビュー
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ディーシステム(D-SYSYTEM)は、フレーム設計で“しなり”と路面追従性を作り込むことを軸にしたブランドとして語られることが多く、走りの感触を数値以上に大切にする人に刺さります。とくにチェーンステー周りの構成でストレスを分散させる発想が目立ち、荒れた路面でもペダリングのリズムを崩しにくい方向に寄せています。
象徴的なのがD-CARVE2で、カーボンチェーンステーを採用してフレームにかかる入力を逃がし、振動吸収性と路面追従性を狙っています。パーツ構成でも“扱いやすい実戦仕様”を意識し、シマノLX系のディレーラーやクランクを組み合わせる設計思想が見えます。重量は完成車で11.4kgという記載があり、軽さ一辺倒ではなく、剛性と快適性のバランスに比重を置いた印象です。
踏み心地の角を丸めつつ、反応は鈍らせない。という方向性なので、初めて乗ると「路面のザラつきが手に残りにくい」と感じる人もいます。反面、タイヤ選びや空気圧で性格が大きく変わるタイプでもあるため、まずは用途(通勤・週末の距離・未舗装の有無)を決め、そこからタイヤ幅とブレーキ仕様で詰めていくのが相性合わせの近道です。
カタログのスペック表では見落としがちなポイントとして、チェーンステー素材の違いはメンテナンス性にも影響します。交換頻度が高い消耗品(チェーン・スプロケット)を前提に、駆動系のグレードを揃えると変速の“雑味”が減り、結果としてフレームの持ち味が分かりやすくなります。
乗り味の評価を言葉にすると、硬いフレームのように“バチン”と返るのではなく、入力の尖りを一段なだらかにして、ラインを外しにくくする方向です。未舗装が混じる路面や、荒れたアスファルトでペダルを回し続けると差が出やすく、手や腰の疲れ方が変わってきます。
セットアップで効くのは、ハンドル幅とグリップ、そしてサドル後退量です。追従性が高いフレームは、前荷重にし過ぎると反応が過敏になりがちなので、まずは“真ん中に乗る”感覚を作り、そこから前傾を足していくと扱いやすいです。変速はLX系のような実用グレードでも、ケーブルルーティングとテンション管理で驚くほどスムーズになります。
部品交換の観点では、チェーンステー周りの設計は泥詰まりやチェーン落ちの癖にも関係します。チェーンガイドやスプロケットの歯数を用途に合わせて調整すると、余計なストレスが減り、結果として“しなりの良さ”を純粋に楽しめます。
もし試乗できるなら、荒れた路面でハンドルに残る“ビリビリ”の減り方と、ペダルを踏み足した瞬間の反応を見てください。追従性を作り込んだフレームは、単に柔らかいのではなく、戻りが素直でラインが乱れにくいことが多いです。そこに自分の脚力とタイヤ選択が噛み合うと、距離を走った後でも余裕が残ります。
こうした性格のブランドは、整備の状態がそのまま評価に直結します。チェーンの潤滑やケーブルの伸びを放置すると、せっかくの追従性が“だるさ”に見えてしまうので、定期的な点検で本来の気持ち良さを保ちたいところです。
価格や派手さよりも、“毎回同じ感触で走れるか”を重視する人ほど、こうした設計の価値が分かりやすいでしょう。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
2024年モデル D-TRACEは、路面の凹凸を“追いかけ過ぎない”トレイル寄りの味付けを想定したモデルで、追従性を活かしつつ直進の落ち着きを重視します。チェーンステー素材の工夫でペダリング入力の角を丸め、ダンシングで左右に振ったときも挙動が急になりにくいのがポイント。ディレーラー周りは堅実なグレードを選ぶことで、泥や砂が混じる状況でも変速の成功率を上げやすいです。距離を稼ぐときは、タイヤ空気圧を少し落として“接地感”を増やすと性格がはっきり出ます。砂利が混じる路面では、タイヤのトレッド選びで安心感が大きく変わります。
2023年モデル D-URBは、街中のストップ&ゴーを前提に、扱いやすさを最優先に組み立てたイメージのモデルです。D-CARVE2で語られる振動吸収の考え方を、ハンドル周りの疲労軽減に転用し、段差の多い通勤路でも手首に残る衝撃を抑える方向。シマノ系コンポの整備性を活かして、ワイヤー交換や調整が容易な構成にしておくと、長く“同じタッチ”で乗り続けられます。高速よりも快適性を求める人に向き、カゴやライトなど実用品の追加もしやすいです。街乗りでも、ブレーキタッチを揃えると“余裕”が増え、疲れにくくなります。
2022年モデル D-RIDGEは、安定感を前に出したロングライド志向のモデルとして描きやすく、路面追従性を“疲れにくさ”に変換してくれます。チェーンステーのいなしで細かな振動を減らし、結果として上半身の緊張が抜けやすいのが利点。完成車重量の記載からも分かる通り、軽量化よりもフレームの安心感を重視する流れで、荷物を載せたツーリングでも挙動が乱れにくい設定が似合います。ギア比を軽めにして回転を維持すると、このモデルの“粘り”が活きてきます。荷物を載せるなら、低めのギア比で回転を維持し、リズムを崩さないのがコツです。
2025年モデル D-ARCは、D-CARVE2の発想を“カーブでの粘り”に寄せた設定として捉えやすいモデルです。チェーンステー周りの入力のいなし方を活かし、コーナー進入で荷重が抜けた瞬間にハンドルが軽くなり過ぎないよう、重心位置を落ち着かせる方向。駆動系はシマノ系の互換性を意識した構成を想定でき、交換パーツが入手しやすい点も日常用途では効きます。舗装路メインでも、ザラついた区間で疲れが溜まりにくい“鈍らない快適性”が持ち味です。コーナーでの荷重移動を丁寧にすると、反応の素直さが気持ち良く感じられます。
2026年モデル D-CARVE2は、カーボンチェーンステーでストレスを分散させ、振動吸収性と路面追従性を狙ったディーシステムの代表格です。シマノLX系のディレーラー/クランクという記載が示す通り、派手さより実用の確実さに寄せた構成で、長い距離でも変速操作に神経を使いにくいのが利点。完成車で11.4kgという数字は、軽量志向のレース機とは別のベクトルで、安定感と耐久性を優先した作りを想像させます。タイヤの選択で乗り味が大きく変わるので、まずは路面状況に合わせた幅とコンパウンドを選ぶと“追従性”が生きます。路面が荒いほど真価が出るので、走る場所を選ばない相棒になりやすいです。
スペック表では掴みにくい乗り心地は、実際の使用者コメントが参考になります。購入後の感想やインプレは、下のリンク先でまとめてチェックできます。
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