マクマホン(MACMAHONE)-詳細レビュー
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マクマホン(MACMAHONE)はフランス発のコアなMTBフレームブランドで、素材の癖を読み切って形にする“作り手目線”の設計が持ち味です。
一般的なアルミやカーボンだけでなく、チタンやスカンジウムのような加工の難しい素材も前提に据え、軽さと剛性を単純にトレードオフにしない発想でモデルを展開しています。素材が変われば溶接・熱処理・応力の流れも変わるため、同じ形を流用せずに狙いを作り分ける姿勢が見えます。
MTBフレームでは、剛性が高すぎると荒れた路面で跳ねやすく、低すぎるとコーナーで腰砕けになります。マクマホンは、用途を「トレイル」「ダートジャンプ」「シングルギヤ」などに切り分け、必要な箇所だけを強くし、残りはしなやかさを残す方向でまとめている印象です。
例えばBBセンターピボットを採用するフレームは、駆動系の取り回しやテンショナーの都合を吸収しやすく、シングルにも多段にも対応させやすい構造です。細かな規格対応を“あと付け”で済ませないのは、フレームブランドらしいこだわりと言えます。
また「SIX」が炭素の原子番号(6)であるという説明は、同社がカーボンの質に真正面から向き合う象徴的なエピソードです。軽さだけではなく、耐久性や反応の出し方を含めて“良いカーボン”を届けたいという狙いが読み取れます。
鍛造パーツを要所に使い重量増を抑える、画期的な交換式リヤハンガーでメンテ性を上げる、といった実務的な工夫も散見されます。派手さよりも、壊れやすい場所・調整しづらい場所を潰していく発想が強く、走り込み前提のユーザーに向けた設計です。
フレーム選びでは、スペックの数字よりも「どう組むか」が先に決まると選びやすくなります。100mmフォークで安定感を作るのか、ダートで切り返しを優先するのか、シングルギヤで駆動抵抗を減らすのか——用途が具体的になるほど、マクマホンの個性は活きます。
フレーム素材が変わると、同じ設計思想でも“鳴り方”が変わります。チタンは粘りが出やすく、クロモリはしなりの戻りが素直、カーボンは積層設計で狙いを強く出せる——マクマホンはそれぞれの長所を用途と結び付け、無理に一つの正解へ寄せないのが特徴です。
実走では、フレーム単体の硬さよりも、リア三角のねじれ方やBB周りの剛性が挙動を決めます。ピボットやハンガーの作り込み、テンション調整のしやすさは、走行感だけでなく整備性にも直結します。長く乗るほど“調整が楽なフレーム”は強いです。
派手なスペック表ではなく、壊れやすい部位を先に潰す設計は、実際の山の遊び方に近い目線です。ガレ場や着地の衝撃が続くとき、最後に効くのはフレームの素性と整備のしやすさなので、走り込み前提の人ほど評価が分かれます。
ダート系の遊びではサスペンションのセッティングやタイヤの空気圧が変わるため、フレームの“許容範囲”が広いほど組み替えが楽になります。マクマホンは用途ごとに前提を切っているので、逆に言えば「自分の遊び方」を言語化できる人ほど、選択が気持ちよくハマります。
まとめると、MACMAHONEは“素材と用途の相性”を重視してMTBを組みたい人に刺さるフレームブランドです。同じトレイルでも走り方が違う人ほど、設計の差が乗り味として分かりやすく出ます。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
THE LIONHEART SCANDIUM/2024年モデルは、真のスピード感を求める方向けに語られる、スカンジウム素材の超軽量志向フレームです。軽さのメリットが出やすい反面、剛性バランスが難しい領域ですが、踏み込んだ時の反応をシャープに出したい人に合います。登りと加速を重視するトレイルレース系の組み方で魅力が伸びます。軽量フレームほどホイール選択の影響が大きいので、剛性を盛りすぎずトラクションを残す組み方が相性良好です。
SIX(2026年モデル)は、車名の「SIX(6)」が炭素の原子番号であるという説明どおり、カーボンの質そのものにこだわって開発されたモデルです。軽量化だけでなく、入力に対する戻りの速さや路面追従の“粘り”を狙って作られている印象で、ライン取りを細かく修正しながら走る人ほど恩恵を感じます。カーボンの“速さ”を出しつつ、荒れた路面でラインを外さない粘りを求める人に向きます。
KINGDOM:2023年モデルは、BBセンターピボットを採用し、シングルギヤにも多段ギヤにも対応するクロモリフレームです。100mmフォークで組めば安定感が出やすく、軽さと頑丈さのバランスを狙ったトレイル用途にまとまります。ドロップエンド仕様もあるため、好みのテンション管理で選べるのもポイントです。シングルで遊び、気分で多段に戻す、といった使い方を想定する人には構造面の自由度がありがたいでしょう。フォーク長を変えたときの挙動変化も把握しやすく、試行錯誤を楽しめます。
SWORD SINGLE SPEED(2022年モデル)は、シングルスピード前提で無駄を削いだ、駆動のダイレクト感を楽しむモデルです。要所のパーツを鍛造として重量増を抑える工夫が触れられており、頑丈さを残しながら反応を鈍らせない狙いが見えます。登り返しが多いコースでも、脚で押し切る走りが気持ちよく決まります。ギヤが無いぶん、フレームの反応がそのまま走りに出るので、ペダリングのリズムが合うと快感が強いタイプです。
REAPER|2025年モデルは、画期的な交換式リヤハンガーを採用し、トラブル時の復帰とメンテ性を強く意識したフレームです。転倒や枝巻き込みで曲がりやすい箇所を交換で済ませられるのは、走り込み派にとって大きい安心材料になります。遠征や長いシーズンで使うほど、設計の意図が効いてきます。予備ハンガーを携行できると、現地での復帰速度が一気に上がります。
数字や素材名だけでは“実際の扱いやすさ”は読み切れません。組み上げ例や耐久面の声は、下のクチコミ/インプレ集が参考になります。特にシングル/多段の運用やフォーク長の選び方など、同じフレームでも方向性が変わる点に触れている投稿を拾うと判断しやすいでしょう。素材の好みだけで決めず、想定コースと整備頻度に近いレビューを探すのが近道です。迷ったら、同じ体格・同じ用途で組んだ人の声を優先して読むと、固有のクセが掴みやすいです。パーツの壊れ方や調整の手間まで書かれているレビューは、フレーム選びの“後悔ポイント”を先に潰してくれます。実走の温度感を拾ってから決めましょう。それが近道です。
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