コット(KOT)-詳細レビュー
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コット(KOT)はトライアル系フレームで語られることが多い、独創性の強い小規模ブランドです。競技特有の静止・跳躍・着地を繰り返す動きでは、軽さだけでなく、踏み込んだ瞬間の反力と、着地でのいなし方が重要になります。KOTはその両方を“癖として”持たせ、乗り手がコントロールしやすい方向へ設計を寄せているのが特徴です。
代表的なMS系は、流行したアップBB(ボトムブラケット位置を上げる設計)を取り入れ、低速域でも車体の取り回しが軽い一方、ホイールベースの安定感でふらつきを抑えるバランスを狙っています。素材表記で見える「U6」などは、溶接や成形の自由度を確保しながら剛性を稼ぐための選択で、見た目のシンプルさ以上に“剛性の置き方”が効いてきます。
トライアルフレームの満足度は、スペックよりも実際の動作に直結します。前輪を置いたときのハンドルの切れ角、リアを持ち上げたときの重心位置、ペダルが岩に当たりにくい高さなど、細部が積み重なって“成功率”が上がります。KOTはその成功率に寄せた作り込みが評価されやすい傾向です。特に静止状態からの小さな加重移動が素直に反応すると、技の再現性が上がります。
また、トライアルはブレーキ性能が攻め方を左右します。リムブレーキ系の強い制動を前提にするのか、ディスクで扱いやすさを取るのかで、台座や取り回しの考え方が変わります。KOTのフレームは整備時に触りやすい位置に“逃げ”が用意されていることが多く、パッド交換やホース取り回しで悩みにくい、という声があります。細部の整備性は、練習量が多い人ほど価値になります。
選び方では、まず自分が得意な動き(フロントホップ重視か、リアの振り回し重視か)を言語化すると合うモデルが見えます。アップBBは取り回しが軽い反面、慣れないと前後荷重が忙しくなるので、最初はセッティング(ステム長・バーのライズ・クランク長)で調整するのが現実的です。サドル無しの競技であっても、バーの位置が数ミリ変わるだけで成功率が変わるジャンルです。
足回りの選択も重要です。軽さ重視のタイヤにするか、グリップ重視で空気圧を下げるかで、同じフレームでも技の成功率が変わります。KOTはグリップを活かしたい人に向く傾向があり、タイヤの食い付きが良いほど“フレームの反応が読みやすい”と感じる人が多いようです。
練習用途の視点でも、KOTは“壊れにくさ”が語られます。段差を外したときの打撃、転倒でのねじれなど、トライアルはフレームへの入力が荒くなりがちですが、溶接部の余裕やガセットの置き方で粘る方向に作られている印象があります。結果として、初心者の練習機材としても選ばれることがあります。
ユーザーの声としては「しなりが残るから着地が暴れにくい」「フレームが軽いのに怖くない」といった表現が多く、扱いやすさを褒める傾向があります。反面、パーツの相性で挙動が変わりやすいので、タイヤ空気圧やブレーキタッチを詰めると“別物になる”とも言われます。セッティングを詰めるほど応えてくれる、というタイプです。フレームだけで完結せず、足回りとブレーキで完成するジャンルだと割り切ると選びやすいでしょう。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
MS-2(2022年モデル)は、MS-2は独創的なデザインとアップBBで、軽さと安定感、そしてしなりを同居させた戦闘的なトライアルフレームです。U6素材を活かした剛性配分で、踏み込んだ瞬間に反力が返り、静止からの一発目が出しやすいのが特徴。着地での暴れが少ないという評判は、リア周りのしなりの作り方に由来します。練習で同じ動きを繰り返すと差が出やすく、“癖が掴めた瞬間に伸びる”と語られます。トップチューブ周りの剛性が過度に高くないため、身体が先に固まる失敗を減らせた、という声もあります。
MS-3(2023年モデル)は、MS-3はMS-2の反応の良さを保ちつつ、前輪の置きやすさを高めたアップデート系です。ヘッド周りの剛性を上げ、ハンドル入力が遅れにくい方向に振られています。フロントホップを多用するライダーからは、バーを切ってもラインが外れにくい、といった感想が出やすいモデルです。ブレーキの立ち上がりが分かりやすく、止めたい場所で止まる安心感が“攻め”を後押しします。セッティングを攻める人は、バーのライズを変えても挙動が破綻しにくい点を評価しがちです。
TR-Carbon(2024年モデル)は、TR-Carbonは軽量化を狙いながら、剛性感が薄くならないように補強を置いたカーボン系コンセプトです。軽いフレームほど着地の反動が出やすいのですが、TR-Carbonは振動が一気に抜けず、粘って収束する方向に味付けされています。セクションが連続する場面で体力を残しやすいという評価があります。跳躍後の姿勢が整いやすいので、着地から次の一手に繋げやすい、という声もあります。軽さを活かすには、ブレーキを効かせ過ぎない繊細さが必要で、上級者ほど好むと語られます。
Street-20(2025年モデル)は、Street-20は街中のストリートトライアルを想定し、低速での切り返しと耐久性に寄せたモデルです。接地感が分かりやすく、段差を当て込む動きでもフレームが負けにくいのが特徴。見た目はシンプルでも、ブレーキ台座周りの補強で整備性が高い点が“長く使える”理由になっています。転倒でレバーが曲がりやすい環境を想定し、パーツ交換のしやすさが配慮されている、というレビューも見られます。街中の練習では音や振動も気になるため、衝撃が丸くなるセッティングと相性が良い、という話もあります。練習回数が増えるほど良さが出ます。
MS-4 EVO(2026年モデル)は、MS-4 EVOは2026年モデルとして、アップBBの機動性を維持しつつ、着地時の収束をさらに速めた進化版です。リア三角の剛性を少し上げて反応を良くし、同時にトップチューブ周りで振動をいなす方向に調整されています。成功率を上げたい競技志向のライダーに向く、と語られます。前後荷重の切り替えがスムーズで、連続技でもリズムが崩れにくい、という評価が増えます。競技での反応が欲しい人は、クランク長を短めにして回しやすくするとこのモデルの持ち味が出やすいです。踏み込みの反力が分かりやすく、タイミングを合わせやすい点が伸びる理由だと説明されます。
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