イービーエス(EBS)-詳細レビュー
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イービーエス(EBS)は、エンジエアード・バイク・サービスの頭文字から名付けられた日本のハンドメイドバイクブランドです。生活に即した“修理可能でロングライフ”なモデル製作をコンセプトに、性能の数字を追い過ぎず、乗って快適で、たたずまいがきれいな一台を目指しています。
スチールロード&ビスト、29er、ミニベロ、そしてWorkBikeまで製作範囲は広く、小規模ファクトリーながらラインの振れ幅が大きいのが魅力です。素材の選び方や溶接の雰囲気が、派手さよりも実直さに寄っていて、長く付き合うほど“味”が出るタイプ。直す前提で愛せるフレームは、気持ちが楽だ。
EBSの面白さは、用途を限定しすぎないニュートラルさにもあります。フェンダーやキャリア、太めタイヤのクリアランスなど、後から生活が変わっても対応できる余白を残している印象で、通勤から週末のツーリングへと守備範囲を広げやすいです。
また、日本人サイズを考慮した設計が語られることも多く、ポジションが決まりやすいのも利点。ハンドメイドらしい温度感がありつつ、日々のメンテが追いつく“現実的な道具”として成立している点が、支持される理由になっています。
ハンドメイドのスチールフレームは、傷が付いたら終わりではなく、直して乗り続けられる安心感があります。特にツーリングや日常利用では、転倒や小さな接触は起こり得るので、修理しやすい素材は心理的な余裕にもつながります。EBSはその“続けられる道具”としての価値を、設計と仕上げの両方で支えています。
WorkBikeの文脈では、積載と取り回しのバランスが要点になります。荷物を載せたときにフロントがふらつかないようなジオメトリ、ラックやバスケットの取り付けを想定した台座の位置取り、そしてタイヤ選択の自由度。こうした地味な部分が、毎日の使用感を決定づけます。
レビュー的に語るなら、スチールらしい“伸び”があるので、同じ速度でも身体が固まりにくいという感想が出やすい一方で、軽量カーボンのような瞬発力を期待すると印象が違うかもしれません。ペースを作って淡々と走るほど気持ち良さが増すタイプなので、距離を走る人ほど相性が出ます。
塗装や仕上げも“長く使う”前提で、派手な流行に寄せず落ち着いた佇まいになることが多いです。だからこそ、乗り手側でバッグやラック、ハンドル形状を変えても全体の雰囲気が破綻しにくい。日常と趣味の境目が曖昧な人ほど、EBSのニュートラルさが効いてきます。小さな不便を直しながら、自分の生活に合わせて育てていけるのが魅力です。
スチールは錆びのケアが必要ですが、逆に言えば手を入れた分だけ応えてくれます。洗車と防錆を習慣にすると、フレームの美しさが長持ちし、長年の相棒としての満足度が上がります。
もしEBSを検討するなら、最初から用途を一つに絞り込みすぎないのも手です。例えば「平日は通勤、休日は河川敷を流す」程度の幅を許しておくと、フェンダーやラックの追加で自然に最適化できます。長く乗るほど、同じフレームでも走る場所が増え、結果として“買い替えない豊かさ”を感じられます。
迷ったら、まずは「自分が直せる範囲」で維持できる構成にしておくと、愛着が続きます。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
2026年モデル ホーボー(HOBO)は、上質な700Cツーリングフレームとして語られるモデルで、28〜32Cまでのタイヤクリアランスを確保しつつ、28Cでもスマートにフェンダーを付けられる設計が売りです。長距離を走るときに効くのは、振動のいなしと荷物を載せたときの直進安定性。ツーリング装備を前提に、ボトルやバッグの積載位置を決めやすいのも実用的です。タイヤ幅を少し太めにすると路面の粗さが丸まり、結果として脚が残りやすくなります。フェンダー込みで組んでも見た目が崩れにくいのが、ツーリング派には嬉しいです。
2023年モデル フロート451S(FLOAT 451S)は、こだわりのスタイルを持つクロモリミニベロで、シートステイをトップチューブに溶接する独特の構成により、クロモリ特有のしなりを引き出す狙いが見えます。小径でも“跳ねる”感覚が出にくく、路面の細かな凹凸が手に残りにくいのが利点。輪行や室内保管など生活側の条件が厳しい人にも相性が良く、パーツの選び方でスピード寄りにも快適寄りにも振れます。ハンドル幅とステムで姿勢を整えると、軽快さが一段上がります。小径の軽快さとクロモリのしなりが噛み合うと、独特の“走りやすさ”になります。
2024年モデル フロート(FLOAT)は、国内工房でハンドメイドされるE.B.Sのファーストモデルとして位置づけられ、長寿命をテーマにしたスチールフレームの自然なフィーリングが持ち味です。飽きのこないプレーンなシルエットで、派手な装備を付けなくても“自転車らしさ”が残ります。シングルスピード前提のフロートSなら、よりダイレクトな走りを体感しやすく、脚の回転に素直に反応する感覚が魅力。カラーオーダー対応で、育てる楽しさもあります。シングルスピードでも、コグ選びひとつで登りと巡航のバランスが作れます。
2022年モデル フロート700 シングル(FLOAT700 SINGLE)は、シンプルな構成で整備性を高め、日常の距離を気持ちよく流すためのモデルとして描けます。スチールフレームの穏やかな反応で、信号の多い街でも“急かされない”テンポを作りやすいのが特徴。変速機がない分、チェーンラインやギア比の選定が性格を決めるので、坂の有無と脚力に合わせて最適化すると満足度が上がります。余計な装備を増やさず、ライトと最低限のバッグだけで成立する潔さが、このモデルの魅力です。シンプルゆえに消耗品の管理が効くので、定期的な点検が気持ち良さを長持ちさせます。
2025年モデル ボッカ(VOKKA)は、ランドナーやパスハンターとして用途を限定せず組めるニュートラルさが魅力で、各種ダボや台座を多く備えた拡張性が強みです。フロントラックを付けてもハンドリングが破綻しにくい設計を想定でき、日帰りから数泊まで幅を広げやすいです。組むパーツ次第で性格が変わるので、最初は“普段の距離”を基準にギア比とハンドル形状を決めると迷いが減ります。泥除けやボトルの干渉を詰める楽しさも、このモデルの醍醐味です。積載を増やすなら、台座の使い方と荷重位置の工夫でハンドリングが安定します。
写真映えや雰囲気も大事ですが、EBSは“使い続けたときの感触”が評価されやすいブランドです。実ユーザーの声や組み方の例は、下のリンク先が参考になります。
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