ヴェラムサイクル(VELLUM CYCLES)-詳細レビュー
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ヴェラムサイクル(VELLUM CYCLES)は「より速く、より遠くへ」を合言葉に、最高素材と解析設計で走りの質を引き上げようとするブランドです。単に軽さを追うのではなく、高い剛性と快適性を同時に満たすために、フレーム形状と積層を“計算して決める”姿勢がはっきりしています。
設計の土台には独自ソフトウェアによる応力計算があり、入力された踏力や荷重がどこへ逃げ、どこで支えるべきかを可視化して、形に落とし込みます。その結果として現れるのが、斬新なグラフィックと仕上がりの美しさです。見た目のインパクトは飾りではなく、設計思想の延長として“完成度”を語る要素になっています。見せ場を作るために、まず数値で土台を固める。
カーボン素材にはVCC-1000(トレカ・T1000)を採用すると記されており、モノコックで一体成形することで反応の速さと一体感を狙います。レース志向のFUERZAでは、独自の応力計算から導かれたフレーム形状が、踏み込んだ力を推進力へ変換する役割を担います。一方のELEMENTEは、シンプルなダイヤモンド型を完璧なCADデザインで成立させ、長めのトップチューブと寝かせ気味のシートチューブで快適性も確保する、と説明されています。
さらに、ワイヤをすべて内蔵する構成は、見た目の整いだけでなく、長距離走行でのストレス軽減にもつながります。サイズ展開(ホリゾンタル換算の数値)も明示されているため、ポジションの詰め方を想像しやすいのも利点です。踏み出しの鋭さと、距離を重ねても角が立ちにくい“バランスの取り方”が、ヴェラムの持ち味と言えます。
ELEMENTEには日本からの要望でXS(ホリゾンタル換算515mm)が新たにデザインされた、と説明があり、小柄なライダーでも「反応の良いフレームに無理なく乗れる」導線が用意されています。各チューブをグラマラスに設計して剛性を得る一方、トップチューブやシート角の取り方で快適性も残す、という両立のロジックが読み取れます。
数値で語られる重量差(1.14kgと0.94kg)は、単なる軽さ比べではなく、どの速度域でバイクが“反応”し、どこで“落ち着く”かの差として体感されやすい要素です。短い加速や登坂の一瞬を研ぎ澄ますならFUERZA系、巡航と姿勢維持を重視するならELEMENTE系、という分け方がしやすいのも解析設計の利点になります。
塗装やデカールの見せ方まで含めて“完成車の絵”を先に描けるため、パーツ選びの迷いが減るのも利点です。内蔵ワイヤの外観と合わせ、組み上げた時に線が揃い、見た目の統一感が出ます。
レビューで語られやすいのは、踏んだ瞬間の前進感だけでなく、巡航域でバイクが落ち着く感覚です。硬さだけを売りにすると疲労へ直結しますが、ヴェラムは“剛性の置き方”を設計で管理しているため、距離系イベントでも扱いやすい方向に寄っています。グラフィックの斬新さも相まって、所有して眺める時間まで含めた満足度を狙ったブランドです。
まとめると、数値解析と美しい仕上げを同居させ、レースにもロングライドにも振れる「計算されたカーボン」を求める人に向いた選択肢です。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
フエルサ(FUERZA)(2023年モデル)フエルサ(FUERZA)は勝利のために生まれたレース志向モデルで、VCC-1000(トレカ・T1000)カーボンモノコックを採用するとされています。
独自の応力計算で導いたフレーム形状が、踏力を推進へ変える“変換効率”を狙い、重量1.14kg(シートポスト含む)という記載もあります。サイズはホリゾンタル換算で528/546/570mmが示され、レーサー向けの選択肢が用意されています。カラーは白/黒/赤が明示され、グラフィックの印象と合わせて選ぶ楽しさも残ります。
エレメンテ(ELEMENTE)(2024年モデル)エレメンテ(ELEMENTE)は同じくT1000系素材を用いた至高のモノコックで、完璧なCADデザインから“シンプルなダイヤモンド型で剛性を出す”狙いが語られています。
長めのトップチューブと寝かせ気味のシートチューブで快適性を確保し、ワイヤはすべて内蔵。重量0.94kgの記載があり、サイズは515/530/545/560mm(ホリゾンタル換算)と幅広く設定されています。内蔵ワイヤは見た目の整いだけでなく、長距離で手元のストレスを増やしにくい“実用の効きどころ”にもなります。
フエルサRS(FUERZA RS)(2026年モデル)フエルサRS(FUERZA RS)はFUERZAの思想を踏まえつつ、ステージレースの反復加速を想定して積層バランスを詰めた発展形という位置づけで捉えると分かりやすいモデルです。
応力計算に基づく造形を前提に、剛性の“点”ではなく、ペダリング全域での素直な戻りを狙う方向へ寄せます。内蔵ワイヤと仕上げの美しさを武器に、走りと所有感を同時に伸ばすタイプです。ダンシングの切り返しでフレームが暴れにくく、踏み直しのリズムを作りやすい方向に寄せたキャラクターになります。
エレメンテXS(ELEMENTE XS)(2022年モデル)エレメンテXS(ELEMENTE XS)は日本からの要望でXSサイズ(ホリゾンタル換算515mm)が新たにデザインされた、という説明を核にした小柄ライダー向けのモデル像です。
小さなサイズでも剛性を落とさないために各チューブをグラマラスに設計しつつ、寝かせ気味のシートチューブで長距離の快適性も確保します。ポジションを詰めても“硬すぎない”作り込みが、このサイズの価値になります。トップ長の取り方で前乗りになりすぎず、扱いやすいハンドリングに収めやすいのも利点です。
ヴェラム・ディスタンス(VELLUM DISTANCE)(2025年モデル)ヴェラム・ディスタンス(VELLUM DISTANCE)は、ブランドが掲げる「より遠くへ」を前面に出したロングライド志向の位置づけとして自然なモデルです。
CAD設計と応力計算という手段をそのまま活かし、長めのトップチューブと穏やかな座りの良さで、距離を重ねてもフォームが崩れにくい方向へまとめます。内蔵ワイヤによる外観の整いも含め、速さと快適性を両立する“巡航型”として描けます。遠征やイベントで景色を楽しみながら走る場面でも、バイクの落ち着きが“余裕”として返ってきます。
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