バッソ(BASSO)-名車の証
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バッソ(BASSO)は、かつてレーサーだったマリノ・バッソと、その二人の弟によって興されたブランドです。
創業は1979年と、イタリアの自転車ブランドとしては比較的新進のブランドながら、フレーム性能の高さと堅実なものづくりで、ドイツマーケットを中心に目の肥えたホビーレーサーなどから高い人気を誇っています。
すでに引退していますが、プロ選手だった長男、プロメカニックの三男 経営に力を発揮した次男という布陣で話題性も豊富です。
フレーム素材のクオリティーが高いことなどが認められ、短期間の間にトンプブランドの仲間入りを果たしたイタリアン・レーシングバイクフランドです。
他の多くのイタリアン・ブランドほど長い歴史はないが、高い品質が評価されて短期間のうちにメジャーな存在になりました。
特にバッソはドイツ市場を重視しており、ブランドネームでごまかされないドイツ人に受け入れられていることが、バッソの誇りとなっています。
また、あえて新奇なデザインや構造を採用することがなく、プロチームに機材を供給するなど派手なプロモーションも行わない質実剛健なブランドでもあります。
バッソは業界に先駆けてカーボンを採用してきたイタリアのメーカーであり、特にモノコックの製造を自分たちで行ってきたと言う自負があります。
「違いは乗れば分かる」といったストイックな物作りの精神がイタリアン・ブランドでありながらドイツで受け入れられる理由であり、所有する喜びをユーザに実感させてくれるモデルだ。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
イモーラ(IMOLA)は、トレーニングやレクリエーションライドを主眼に作られたエントリーロードバイクです。堅実なつくりなので、ロー ドバイクをこれから本格的に始めたい人にオススメです
。
ギャップ 1977(GAP 1977)は、1977年当時のロードレーサーをそのまま再現したようなデザインのノスタルジックなロードバイクです。クラシックバイクを手軽に楽しみたい人にオススメのモデルです。
レスモ(LESMO)は、クラシカルなホリゾンタルのロードフレームにフラットバ―を組み合わせたモデルです。クロモリ特有のしなやかな乗り心地で、ロングライドツーリンクにも最適です。バップスベシャルチュービングの4130クロモリフレームに、マイクロテックのクロモリフォークを組み合わせたトラディショナルなモデルです。スレジダーなのに芯のある乗り味は、クロモリフレームならでは。長く乗って飽きないシンプルさも魅力です。クロモリフレームのしなやかな乗り味を武器にしたフラットバーモデルです。フォークも同様にクロモリを採用し、衝撃を抑えて疲労を軽減。扱いやすいボジションのまま、街乗りからロングライドまでこなします。ドライブトレインにはスギノのクランク&チェーンホイールにシマノのロード系コンポ「Sora」の組み合わせとなっています。転がりが軽快で信頼性の高いヴィットリアの25Cタイヤを履き、シマノの完組ホイールを採用しているのもポイントです。
デビル(DEVIL)は、反応性の高い軽量なアルミフレームを採用したスポーツスペックのフラットバーロー ドです。加速性はロードバイクに匹敵し、脚次第ではロードを捲ることも可能です。バッソスペシャルチュービングのアルミフレームに、マイクロテックのカーボンフォークを組み合わせた現代的なモデルです。アルミフレームらしいパリッとした乗り味、カーボンフォークの振動吸収性の良さは、まさに現代のフラットバーロードのお手本とも言える雰囲気を醸し出しています。
ネルソン(NELSON)は、ロードバイクの操作性をそのままに、悪路も軽々走ることができるシクロクロスバイクです。35Cという比較的太目のブロックタイヤを装備し、高い走破性を獲得しています。
リベンジ(REVENGE)は、29インチホイールのXCバイクです。100mmトラベルのサスペンションやディスクブレーキなど、現代的なMTBパーツを搭載しています。 トレイルを気軽に楽しめるスペックです。
ラグーナ(LAGUNA)は、フレームセット価格で20万円を超え、総予算20万円台で完成させるのは難しいですが、それに見合う性能を秘めている魅力的なモデルです。ラグーナのフレームはメインの前三角がカーボンのモノコックであり、これに独自のマイクロテック・カービン製のシートステー&チェーンステーが接合されています。フレームにボリュームがありますが、シートチューブの接合部分、とくにバックステーが他のバイクに比べて、ものすごいボリュームがあって台形断面で接合されています。これがすごく特徴づけています。チェーンステーもボックス形状で、四角い断面で根元から極力そのボリュームを維持しています。曲線も急激になっていて、いかにもレース志向なバイクです。バッソのフレームは軒並みしっかりしたイメージがあり頼りがいがあります。フォークもブレードも太くて安定感があり、本当にハイスピードで走る人に安心をもたらす、そんな形状です。若干あのトップチューブのアーチやほぼストレートなダウンチューブです。このトップチューブの形状がやっぱリレスポンスの良さを出してくれるのでしょう。以上から上周りの剛性は高く、それはそれで下周りもしっかりしてて、かなリガンガン過激に走れます。シートチューブのカットアウトもエアロ以外にチューブ形状とジオメトリーの兼ね合いを考慮されています。タイヤクリアランスも結構保っています。
ディアマンテ(DIAMANTE)は、太いフォークブレードとBBへと極端に太くなっているダウンチューブが目立つモデルです。走り出すとフォークからトップチューブのラインで小気味よさを演出しているのに気づきます。逆に硬くなりすぎないように素材で調整があっても良いくらい剛性に余裕があります。先端は曲がっていてしかも細いのに、上にいくほど極端に太くなったフォークは豪快でスタビリティは高く、良好と思えるバランス感とハンドリングで、踏力をかけるとダウンチューブの横への張り出しが良い仕事をしています。切れ味がすこぶる良いわけではありませんが、この剛性で加速を演出しています。コンフオートさも十分にあります。下りの安定性は高いです。豪快なフレームのフォルムどおりの踏み心地です。パワフルと言う表現そのままなバイクです。踏み出しは穏やかに感じますが2回転、3回転とペダリングを続けるとグイグイと加速していきます。フォームがある程度整ってからのペダリングで良く伸びるイメージです。ハンドルの下を持ってやや力むようなペダリングを続けると、パワーなりの加速が気持ちよく、脚の疲労に見合うスピードを出せたような気持ち良さがあります。重心バランスもよく、バイクに身を任せたダウンヒルも思いのままです。大規模なサーキットコースや公道レースで実力を発揮してくれそうです。
アストラは、ゴツいダウンチュープが特徴のモノコックカーボンで、バッソのラインナップのなかでも一押しモデルです。迫力あるボディですが、フレーム単体で870gという軽さをあわせ持っています。プロコンチネンタルチームも実戦投入しています。プロユースのポテンシャルを備えています。
アストラは、ディアマンテシリーズに続くサードグレードに当たる。モデルチェンジ後にはディスクブレーキ仕様のみの展開になった。それに合わせて、カーボンレイアップも変更している。ベンドしていたフォークは細身のストレートタイプになり、空気抵抗を意識したフレーム形状が与えられている。製造にはオートクレー.フ製法を用い、軽く剛性がある王道のレーシングフレームに仕上げている。モデルチェンジにあたっては、BB周辺とダウンチューブのねじれ剛性を、上位モデルのディアマンテに近づけているという。オリジナル設計のロープロファイルステム「ディアマンテステム」はバッソのアイコンだ。これにより、ぐっと精憚な見た目に仕上がっている。ディアマンテは、ヘッドパーツの上ワンがトップチューブのセンターくらいの低い位置にあり、腕の長いライダーでも十分ハンドルを下げられるようになっているが、アストラにはそのデザインは採用されていないので、ハンドルを下げる必要のないライダーにはこちらのほうがフィットする。ちなみに、フレーム重量はアストラのほうが30g軽い。
バイパーは、しっとりとした乗り味が特徴のクロモリフレームに、カーボンフォークを搭載したモデルです。フラットベダルが装備されるので、週末散歩などカジュアルな走りが得意です。スポーティにセッティングをすれはロングライドも可能で、オールラウンドに楽しめる自転車です。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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