テシュナー(TESCHNER)-詳細レビュー
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テシュナー(TESCHNER)は、トラック世界選手権などで実績を積み、レーシングオンリーのトラックレーサーを中心に展開してきた競技志向ブランドです。高いカーボン加工技術を武器に、スプリントやパシュートなど種目ごとの要求に合わせて剛性と空力の“振り分け”を行うのが特徴です。トラック競技は速度域が高く、フレームのたわみや空気抵抗がそのままタイムに直結するため、設計の意図がはっきり出ます。
元HTMLでも触れられているように、703系のエアロトラックはワールドカップや世界選手権で勝利し、2008年にはアメリカのナショナルチームに採用されたというストーリーが語られます。こうした背景は、機材としての信頼感を補強する要素です。
トラックは規格やルールの影響も大きく、チェーンラインやドロップアウト形状、BBの高さなど細部の選択が走りに直結します。テシュナーはその“競技の都合”を前提に、迷いの少ない設計に寄せている印象です。
実際の評判では、踏み込んだ瞬間の反応が鋭いこと、ダンシングでもBB周りが暴れにくいことが強みとして挙げられます。反面、ポジションやハンドル幅が合わないとピーキーに感じやすいので、用途に合わせたセッティングが重要になります。
また、空力フレームは剛性が上がりすぎて脚が残らないこともありますが、用途に合わせて“張り”と“粘り”の配分を調整することで、スプリントにも中距離にも寄せられる余地を残します。
固定ギアはチェーンテンション管理が走りに直結し、ドロップアウトの作りや調整幅が意外と大事になります。テンションが安定すると踏み味が揃い、練習の再現性が上がるので、機材の“扱いやすさ”は競技力にも影響します。
テシュナー(TESCHNER)のようなトラック専用車は、ロードとは違いブレーキを持たない前提で“走りの素”が露出します。だからこそ、フォークのトレイル感やシート角の作り込みが、コーナーの安定と加速に直結します。
さらに、トラックは転倒時のダメージがフレームに集中しやすい競技でもあります。カーボンの積層や補強の思想が、安心して攻めるための土台になり、結果として出力を出し切れるという見方もできます。
機材の差は微差に見えても、トラックではそれが積み上がります。フォームが固まっている人ほど、フレームの“ズレの少なさ”が練習効率に返ってくるでしょう。
さらに、トラックではクランク長やギア比の選択も含めてポジションが決まるため、フレーム側が“調整しやすい余白”を持っていると助かります。テシュナーは攻めた姿勢を取りつつも、現実的に合わせ込める範囲を残す方向です。
フィッティング面では、ハンドル一体型やステム長の選択で姿勢の作りやすさが変わるため、購入時にポジションを詰めるほど満足度が上がります。
空力と剛性の両立は、数字より体感で分かる。と言われる領域ですが、ラップを刻むほど違いが見えやすいのがトラック機材の面白さです。
選ぶ際は、種目(短距離/中距離)と脚質に合わせて、剛性寄りか空力寄りかの方向性を先に決めると迷いが減ります。
まとめるとテシュナー(TESCHNER)は、競技の要求を直球で満たし、タイムを狙うための“機材としての解像度”が高いブランドです。タイムを狙う人ほど、こうした“設計の解像度”が効いてきます。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
703エアロトラック(703AERO TRACK)(2022年モデル)は、剛性と空力を両立させ、ライダーの出力を無駄なく推進力に変えることを狙った代表作です。高速域での伸びが良く、同じ入力でも速度が落ちにくい方向性で、種目を問わず基準になりやすい一台として語られます。フレーム単体の軽さだけでなく、速度が乗った後の保ちが良いので、一定ペースの練習で数字が揃いやすいのも利点です。クセが少ないぶん、ホイールやギア比の変更で性格を寄せやすく、チーム車としても扱いやすいでしょう。練習用から本番用まで同系統で揃えると、感覚のズレが少なくなるでしょう。
808パシュート(808PURSUIT)(2023年モデル)は、個人追い抜きや団体追い抜きを想定し、一定出力を保ったまま姿勢を崩さず回せる設計に寄せたモデルです。前後の剛性バランスを整え、コーナーで速度を殺しにくいので、ラップの安定感を狙う人に向きます。追い抜き種目では、僅かな姿勢の乱れが空力損失になりますが、このモデルは前乗り姿勢を保ちやすい方向に寄せています。脚が残る設計だと後半のラップが崩れにくく、結果として総合タイムが安定します。一定ペースで踏み続ける選手ほど恩恵が出ます。長い距離でも姿勢が崩れにくい設計です。
スプリント900(SPRINT 900)(2024年モデル)は、立ち上がりの爆発力を受け止めるためBB周りの剛性を強め、ダッシュ時の“沈み込み”を抑える方向で作られています。短距離での加速感が分かりやすく、トップスピードへ乗せるまでの時間を縮めたい人に相性が良いでしょう。ケイリンのような踏み合いでは、応答の速さが武器になり、外へ振った時の収まりも重要です。硬さが出すぎる場合はタイヤ圧やホイールで調整しやすく、機材全体で仕上げる楽しさがあります。踏み合いでの一瞬の差を狙う人向けです。
オムニウム500(OMNIUM 500)(2025年モデル)は、ポイントレース系の変化に対応するため、扱いやすさと反応の両方を狙ったバランス型です。長い距離を走りつつも、スパートで前へ出たい場面がある競技では、癖の少なさが武器になります。複数種目をこなす選手は、極端な癖があると合わせ込みが難しいため、この“素直さ”が助けになります。加速と巡航の切り替えが軽く、集団の中でもラインが乱れにくい方向性です。集団内での加減速が多い種目にも合わせやすいでしょう。
703エアロトラックRS(703AERO TRACK RS)(2026年モデル)は、703系の思想を踏襲しつつ、前後剛性のつながりを整えてコーナー出口での伸びをさらに狙った最新版です。高回転での“伸び”と、踏み直した時の反応の両立を目指し、種目を跨いで使える汎用性も意識されています。同じ703系でも、脚力の大きい選手が踏み倒した時に挙動が破綻しないよう、フレーム全体のつながりを整えています。タイムトライアル的に淡々と回すだけでなく、レース展開の変化にも対応しやすいのが狙いです。速度域を一段引き上げても、挙動が散りにくい方向へ寄せています。
トラック用は用途が明確なぶん、レビューの読み比べが効きます。下のリンク先で、脚質や種目が近い人の声を探してみると選びやすくなります。練習記録と一緒に語られるレビューは特に参考になります。
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