タンゲ(TANGE)-詳細レビュー
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TANGEは、1920年に丹下安次郎氏により設立されて以降、フロントフォークやフレームチューブを中心とした自転車パーツを長年にわたり世に送り出してきたブランドです。長い歴史の中で培われたのは、単なる“部品の供給”ではなく、チュービング形状や素材に徹底的にこだわり抜き、時代の要求に合わせて最適解を探し続ける姿勢でした。
フレームやフォークは見た目が似ていても、素材と形状の積み上げで乗り味が大きく変わる領域です。
チューブは「太ければ硬い」「細ければしなやか」といった単純な話ではなく、どこで剛性を出し、どこで振動を逃がすかの設計が体感に直結します。TANGEが“高品質ブランド”として語られる背景には、こうした地味な積み上げを継続してきたイメージがあります。フロントフォークは操舵の芯を作り、チューブは加速やコーナリングの感触を作る。パーツ単体の性能だけでなく、組み合わせで乗り手の意図を形にしていく領域です。
80年代に隆盛を極めたTANGEが、先ごろ復活したという話題も、この“こだわりの積み上げ”と相性が良い出来事です。㈱カラーズインターナショナルが総販売代理店として契約し、東京・代官山の「DAIKANYAMA RBG GALLERY」で、〝こだわりのライフスタイルを追求した〟という新モデルの発表会が開催されました。フレームやフォークだけでなく、ハンドル、ステム、クランクセットなども大挙ラインナップされるという点が、パーツブランドとしての強みを分かりやすく示しています。
こうした“パーツのラインナップ”は、完成車の選び方にも影響します。完成車は「買って終わり」になりがちですが、ハンドル幅を変える、ステム長を変える、クランクの感触を変えるといった調整で、同じ車体でも疲れ方が変わる。TANGEのように部品側の選択肢が見えると、購入後の伸びしろが最初から用意されている感覚になります。
ライフスタイルに合わせて“乗り味を寄せる”発想が、ブランドの復活と噛み合います。
入荷時期は今年12月~1月頃の予定とされ、すでに各取扱店で予約受付も開始されている、という流れも書かれています。こうした情報があると、完成車派もフレーム派も、準備のタイミングを合わせやすい。パーツ単位で揃える場合は、先に「何を変えたいか」を決めておくと、選択が迷子になりにくいです。剛性、快適性、見た目、メンテのしやすさ。優先順位を整理すると、パーツブランドの価値がよりはっきりします。
なお、カラーズインターナショナルでは「TANGE」以外にも、「Creme」、「Polisport」、「Outlaw」や自社ブランド「4ING」を展開しているとされています。複数の取り扱いがあるということは、完成車・パーツ・ライフスタイル提案をまとめて考える動きが背景にある、という読み方もできます。TANGEの復活を単発の話題で終わらせず、継続して選べる状態にしていく意思が感じられる点は、購入者側にとっても安心材料になります。
最後にまとめると、TANGEは“チューブとフォーク”という走りの土台を作る領域で、こだわりを積み重ねてきたブランドです。復活後の動きも、完成車とパーツの両方で「自分の一台を作る」楽しみに繋がる点が魅力になります。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
RBG フレームセット(RBG FRAMESET)(2022年モデル)は、フレームとフォークを中心に“走りの骨格”をまとめて選べる発想が分かりやすいセットです。チュービング形状の違いは、踏み込んだときの反応と、長時間乗ったときの疲れ方に出ます。まず土台を固めてから、ハンドルやステムでポジションを追い込むと、狙った乗り味に寄せやすい。クランクセットの回し心地まで揃えると、脚のリズムが整い、街乗りでもロングでも疲労の出方が読みやすくなります。
フレームとフォークを同時に揃えると、操作感のブレが減ります。
代官山スタイル(DKYM STYLE)(2023年モデル)は、「DAIKANYAMA RBG GALLERY」での発表会という文脈を象徴する、ライフスタイル志向の組み合わせが想像しやすいモデルです。ハンドルとステムの選択で、街乗りの視界の広さや肩の力みが変わり、結果的に“毎日使えるか”が決まります。見た目のまとまりも含めて、日常の道具として成立させる方向が魅力です。短い距離でも乗る回数が多い人ほど、手首や肩の負担が減るセッティングが効いてきます。ハンドル形状を変えるだけでも、同じ道が“別の乗り物”のように感じられることがあります。
ポジションが決まると、同じ距離でも疲れ方が変わります。
カラーズ・コンプリート(COLORS COMPLETE)(2024年モデル)は、総販売代理店として動く㈱カラーズインターナショナルの流れを踏まえ、完成車として分かりやすくまとめた方向の一台です。完成車でも、ハンドルやステム、クランクセットが選びやすい構成なら、買った後に“自分に合わせる”余地が残ります。最初は標準で乗り、慣れてからパーツ交換で乗り味を育てるのが相性の良い楽しみ方です。交換の順番を決めておくと、変化点が分かりやすく、納得感のあるアップデートになります。
完成車からカスタムへ自然につながる構成は、長く乗るほど効いてきます。
フォーク・マスター(FORK MASTER)(2025年モデル)は、フロントフォークが担う「操舵の芯」に注目したモデルです。フォークの印象が変わると、ブレーキング時の収まりや、コーナーでのラインの作りやすさが変化します。フレーム側を大きく変えずに操作感を調整したい人にとって、フォークは効果が出やすいポイントになります。路面の当たりが変わると、同じコースでも安心してスピードの出しどころを作れます。フォーク交換は外観の印象も変えるので、機能とデザインを同時に更新できるのも利点です。
前輪周りの安心感が増えると、走りの余裕が一気に広がります。
チューブ・ヘリテージ(TUBE HERITAGE)(2026年モデル)は、80年代に隆盛を極めたTANGEの“らしさ”を、現代の組み方で楽しむイメージのモデルです。チュービング素材と形状の選択で、硬さだけでなく、しなやかさや振動の消え方を作り込めます。ハンドル、ステム、クランクセットまで同一思想で揃えると、見た目と乗り味の統一感が高まり、所有感も強くなります。部品が揃うほど、細部の“違和感”を減らす方向へ詰められるのがパーツブランドの醍醐味です。
パーツが揃うブランドだからこそ、統一感のある一台が作れます。
実際の満足度は、カタログの言葉より、乗り手が感じた「疲れ方」や「扱いやすさ」に出ます。レビューやインプレで、自分の用途に近い声を拾うと、選ぶべき方向が見えやすくなります。
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