アルゴン18(ARGON18)-名車の証
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アルゴン18(ARGON18)は、1989年に創業された、カナダのモントリオールのブランドです。
カナダにおいて、長い歴史を持つ自転車ブランドです。
今や、カナダのみならず、世界中でアルゴン18の自転車ブランドは愛され、数々のレースで活躍しています。
非常にオーソドックスなスペックが基本となっていますが、誰でもすぐに乗りこなせることができるため、ビギナーや女性に人気が高いです。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
GALLIUM PROは、これ以上は無いと思わせる太さのダウンチューブを採用したモデルです。ダウンチューブの極太形状と、BBから後ろへの大胆な形状に圧倒させられます。剛性感の満足度は高いです。他のロードバイクと比較するとスパルタンですが気忙しさはありません。トルク負けはせず、上りは踏んだだけ進みます。ガチガチの硬さを狙っていない分だけコンフオートです。全体が高剛性に整えられているので、どこかにたわみが集中することもありません。コーナリングは逆に徹底的にダイレクトでクイックでもよかったかもしれませんが、普通に乗れて自然な印象です。他とは違う世界を求めたい人にいいです。ただし乗り味に変なクセや特徴があるわけではなく自然なフィールですこの。この構造通りヘッド周りの剛性が高くコーナーリングやダンシング時のロスが少ないです。なおかつ軽量に仕上がっているのがこのフレームの魅力です。ヘッドの構造は、フレーム剛性には極度に影響を与えておらず、扱いやすい剛性レベルにまとめています。軽く踏んだだけでもその分だけ加速するレスポンスの良さです。踏んでも回しても軽快な剛性感です。もう少し剛性が高くてもよいと思うライダーもいるかもしれませんが、全般的に万人向けといえるレベルです。ヘッドシステムもユーザーレベルや用途によって調整でき、剛性を犠牲にしない画期的なシステムとなっています。デザインもモノトーンでシンプルなのも評価できます。
KRYPTON X-ROAD(クリプトン X-ロード)は、ロードモデルのセカンドグレードに当たるクリプトンにデイスクブレーキを搭載しているモデルです。メーカーによってはトップレンジをディスクブレーキ化するところもありますが、アルゴン18は、あえてクリプトンを選びました。その理由は、いちばんニュートラルなモデルであるからです。きれいな舗装路ばかりが使用シーンではないこのモデルには、レーシング性能に特化するだけでなく、快適性を含め、バランスがいいバイクをベースにする必要があると考えたからです。3Dヘッドチューブを採用し、フレーム形状はほぼ共通ですが、使用するカーボンの構成は異なります。また、リヤトライアングルは専用設計です。他社ではホイールの固定方法にスルーアクスルを採用しているところもありますが、このバイクは普通のロードバイクと同じく9mmのクイックリリースです。グラベルロードというジャンル名どおり、あくまでオンロードを中心に走ることを想定しているので、オフロードを走行するバイクならBBドロツプ量を少なくするところですが、同社のロードモデルと同様に75mmと多めです。これにより低重心化することで、高速走行時やコーナリングでの安定性を高めています。その代わり、タイヤは32Cの大さまで装着できます。エアボリュームが多いタイヤは、高い走破性を実現できます。ゆるくアーチを描いたシートステーが特徴的です。チェーンステーに比べて細身で、振動吸収性能を重視した作りになっており、タイヤは32Cの大さまで装着可能なクリアランスがあります。プレスフィットタイプを採用したBBで、ドロップは75mmと多めです。重心を下げて、高速走行やコーナリング中の安定性を上げるため、アルコン18の他のモデルでも採用されています。フォークの肩からディスクブレーキのラインがブレード内部に入る設計となっています。リヤブレーキも同様にフレームに内蔵されています。ロードバイクに近いすっきりとした見た目になっています。リヤ三角はクロスロード用に新たに設計されました。ブレーキキャリパーがコンパクトに収まるよう作られています。エンドはステーと一体成型され、必要な剛性を稼いでいます。リヤブレーキのラインは、チェーンステーの途中まで内蔵されています。フレームの外側にラインが出っ張らないようになっているので、ベダリング中にシューズと干渉しにくい構造となっています。グラベルロードというジャンルに思うのは、道路事情が良好と言われる日本において、その性能がはたして必要なのかという疑間です。実際そう思う人は多いと思われます。ふだんであれば、ロードの周回練習に使うようなコースを走ることが多いのですが、日常の足として走ってみました。すると、ロードバイクではいろいろと気を使いながら走っていたということに気づきます。初めてロードバイクの細いタイヤで街を走ったときには、ちょっとした段差やアスファルトのはがれ、マンホールなどいちいち注意して走っていました。しかし自転車歴が長くなるにつれ、それは当たり前の行為として体に染みつき、自然と行なえるようになりました。しかしクロスロードに乗ると、そんな必要はありません。ちょっと大げさに言いましたが、30Cのタイヤはダテではありません。路肩との段差だろうが、マンホールだろうがおかまいなし。サグラダファミリア並みに終わりが見えない都内の道路工事区間だって気になりません。ディスクブレーキは路上駐車の列から突然出てくる人や、幅寄せしてくるクルマから逃れるには頼もしいです。なにも郊外のグラベルロードまで出かけなくても、ストリートをより快適に走り抜けるにはとてもいい相棒になります。遠出したいと思えば、長距離だってこなしてくれるでしょう。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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