サイクロック(CYCLOC)-詳細レビュー
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サイクロック(CYCLOC)は2006年にイギリスのロンドンで誕生したサイクリングショップです。
小さなショップながら、都市生活に溶け込むデザインと実用品質の両立で、創業当初から熱心なファンを増やしてきました。
サイクロックの面白さは「自転車を売る店」ではなく、暮らしの中で自転車を扱う所作まで含めて提案している点にあります。壁面に垂直・水平のどちらでも掛けられるストレージは、見た目の良さだけでなく、荷重を分散させる支点設計や、リム/フレームを傷めにくい当て材の考え方が徹底されています。
ロンドンの住宅事情はスペースが限られることも多く、部屋の中に“置く/掛ける”前提で自転車を選ぶ文化が育ちやすい環境です。サイクロックはそこにストレージという解決策を持ち込み、さらに「保管しやすい車体とは何か」という視点をバイク側にも反映させました。ショップ発のブランドらしく、日常の摩耗・汚れ・持ち運びまで見据えた道具感があります。
ストレージを語る上で意外に重要なのが、どこを支持してどこを逃がすかです。例えばホイール支持ならリムに点荷重が掛かり過ぎない工夫が必要ですし、フレーム支持なら塗装面やカーボン部の当たりを避ける配慮が効きます。ディスク車の場合はローター面に触れない導線も大事で、ここを雑にすると“見た目は良いのに運用が面倒”になりがちです。
こうした発想はバイク本体にも反映され、街乗りの停止・発進や取り回しを前提に、コンパクトさと扱いやすさを軸にしたラインが中心です。特に小径車は、室内保管や車載との相性が良く、日常の移動から週末の遊びまで「持ち出しやすい」ことが価値になります。
20インチクラスの小径ホイールは、加速の軽さと旋回の素直さが出やすい一方、空気圧やタイヤ幅の選び方で乗り味が大きく変わります。サイクロックのようにカラーやスタイルで選ばれがちなバイクほど、実はタイヤとブレーキの相性、チェーンラインの癖、ペダリング時の踵クリアランスといった“使い勝手の微差”が満足度を左右します。購入後にタイヤ銘柄を変えるだけで印象がガラッと変わることもあり、遊びの余白が大きいのも小径車の良さです。
また、シングルギアは構造が単純で、チェーン周りのメンテが直感的です。街中の砂埃や雨天走行が多い人ほど、テンショナーの調整やチェーン清掃の手間が読みやすく、結果として長く綺麗に乗れます。ギア比が固定だからこそ、脚を回すリズムが整い、短距離の通勤でも「走りの気持ち良さ」を作りやすいのも魅力です。
日本でもファンが急増している異色自転車ブランドです。デザインで惹かれた後に、保管・運用まで含めた合理性に気づく――その順番で刺さるブランドだと言えるでしょう。部屋のレイアウトや車載スタイルまで想像しながら選べるので、“買って終わり”ではなく暮らしに馴染ませて育てる楽しさがあります。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
C101"FLAT 1"(2026年モデル)
C101"FLAT 1"は、ネオンオレンジを含む5色展開が象徴的な20インチのミニベロ・シングルです。シンプルな駆動系で、停止と発進が多い街中でも扱いやすく、短い距離でも加速の軽さが気持ちよく出ます。車載して遊びに出掛ける用途にも向き、コンパクトさが“持ち出す頻度”を押し上げるタイプの一台です。小径らしい軽快さを活かすなら、舗装の荒さに合わせてタイヤ空気圧を少し落とすだけでも乗り心地が改善しやすく、手を入れる楽しみもあります。
C118"FLAT 1 URBAN"(2024年モデル)
C118"FLAT 1 URBAN"は、FLAT系の軽快さを残しつつ、日常運用に寄せた仕様を想定したモデルです。小径車の取り回しを活かしながら、荷物を積む/置く動作を邪魔しにくいハンドル周りと、泥跳ねを気にしにくい足回りの設計が特徴になります。色味も“部屋に置いた時に映える”方向に振られ、ストレージ提案とセットで完成するバイクです。通勤・買い物メインでも、駐輪場で扱いにくい長い車体が苦手な人には相性が良いでしょう。
C205"HANG 20"(2023年モデル)
C205"HANG 20"は、保管を前提にしたジオメトリーとパーツ選定がコンセプトです。壁掛け時にフレームが安定しやすい重心の置き方や、当たり面の保護を意識した形状が盛り込まれ、室内保管でも“出し入れのストレス”を減らす方向で作られています。小径でも直進の落ち着きを確保し、近距離だけでなく少し長めの移動にも対応します。保管と走行を同じ線上で設計するという、ショップブランドならではの発想が際立ちます。
C312"WALL CARGO"(2022年モデル)
C312"WALL CARGO"は、買い物や日常の用事で荷物が増えるユーザーを想定した実用寄りの小径車です。車載や室内保管のしやすさを崩さずに、積載の自由度を持たせるためのマウント思想が中心で、街中の段差や停止線でも車体の扱いが軽いことを優先しています。小回りが利くので、狭い路地の走行や駐輪時の向き替えでも差が出ます。荷物が増えるほど乗り降り回数も増えるため、取り回しの軽さが体感で効いてきます。
C430"STORAGE EDITION"(2025年モデル)
C430"STORAGE EDITION"は、サイクロックが得意とするストレージ製品との親和性を最優先した限定的な位置づけのモデルです。自転車を“道具として片付ける”までを前提に、接触しやすい部位の保護や、置き場の制約に合わせた取り回しの良さが作り込まれています。見た目の統一感だけでなく、保管から走行までの一連の動作が滑らかになるのが魅力です。部屋の中での存在感まで含めて完成する、ちょっと珍しい価値を持った一台です。壁掛け運用を本気で考える人ほど、選ぶ理由が明確になります。
サイクロックは写真映えだけでは評価しきれません。保管方法や乗り方によって“良さの出方”が変わるので、実際の使い方に近いレビューや体験談を確認してから選ぶと失敗しにくいです。
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