ボッテキア(BOTTECCHIA)-名車の証
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ボッテキア(BOTTECCHIA)は、チャンピオンOttabio Bottecchiaとのコラボレーションによって設立された歴史あるブランドです。イタリア選手権、世界選手権、そして、ツール・ド・フランスなど数々の重要なレースで活躍してきました。
スポーツバイクの世界では、エディ・メルクスやマリオ・チポッリーニ、マウリツィオ・フォンドリエストなど、名選手の名を冠するブランドが少なくない。しかし、人気選手であっても、ほとんどの、フランドは短命に終わってしまう。そんな中にあって、1924&25年にツール・ド・フランスの個人総合優勝を飾ったオッタビオ・ボッテキアの名を冠するボッテキアは、90年以上の歴史を誇る希有なブランドだ。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
EMME2は、パワフルなライダーにこそ、その性能が発揮できるモデルです。ゼロ発進も素早いですが中間加速はもっと豪快です。さらになぜか上質な乗り味でイーブンペースでは落ち着きのあるハンドリングで気持ちよく走れ、ムチ打つと豪快に応えてくれます。フレーム本体がガッチリしていて、フォークのコラムからクラウンまでも剛性が高いです。ハンドリングは安定しているのに、積極的にステアリングすればちゃんとコントローラブルに応えてくれ、およそたわみがありませんが、標準レベルにあるのはシートステーの効果です。ヒルクライムにもおすすめですが、下りも得意でつい飛ばしたくなります。レースだけを目的としたバイクです。これに乗ったらプロ選手になりきったように乗り込みたくなります。極太丸チューブのダウンチューブと、それにバランスを合わせたトツプチューブが走りの良さを想像させ、それを具現化しています。これに対して極端に細みのシートステーとフォークブレードのしばりも外観のスパイスになり、それぞれ機能性が出ています。剛性と快適性も見事にバランスされた極上の1台です。目が覚めるような爽快な加速性能によって、スプリンターになったかのような加速性能が楽しめます。弾けるような加速に加え、乗り心地も実に良いです。雑味がなく、路面をなめるように走ってくれます。
オッタピオ(8AVIO)は、エントリーモデルなのですが、ナノカーボンテクノロジーなどを採用することで、ねじれ剛性を高めて安定性と衝撃吸収性も両立したモデルです。オッタビオは選手の名前です。ツール・ド・フランスを連覇しています。90年も前ですが、イタリア人で最初の勝者ですよ。その偉大な名を受け継ぐバイクです。バツクステーに向けてトップチューブが繋がっているところを強調した形状というのはほかのバイクにはあまり見られません。どうしても、ステーを太くすると硬くなるというイメージが出てきます。縦に強くなる感じはするでしょうし、従来はここを一番細くするのをあえて大くしています。全体にバランスは取っています。しっかりとした雰囲気です。中堅グレードなんですがプロチームが使用しています。それくらい性能は認められています。でも奇をてらった感がなくはないです。セオリーではありません。素材もこだわっています。短時間強高度のレースには良いでしょう。でもこのトップチューブに関してはT字型の造形から次第に箱型にもってきています。ということはフロント部に関しては、前方が細く後方がガッチリっていうトツプチューブがねじれ方向には利いて良い味を出すのかもしれません。フレームには耐衝撃性の向上と振動吸収性に優れるナノカーボンテクノロジーを採用しています。フレームパイプに異型パイプを使用し、ねじれ剛性が高く安定性に優れています。長距離を走っても疲れにくいオススメの1台です。
デュエロ(DUELLO)は、アルミフレームのレースエントリーモデルです。ホイールがイタリアンカラーなので、とても目立ちます。フレームと一体感があります。完成車ではこのホイールが付いてきます。フレーム自体はアルミで形状は上級モデルを踏襲したような剛性を紡彿とさせます。これもたくましい形状のフレームデザインです。形に関してこだわりがあります。ダウンチューブが弓なりになっていますが、トップチューブがほんとにわずかに弓なりになっていて、前からのぞいて初めてわかるくらい本当にわずかです。チューブ構成にしても、カーボンパイブに近いオーソドックスな路線で行っています。ヘッドチューブを含め。見た感じでは廉価版ですがフレームの構成に関しては、やりきっている感があります。
エメ 2(EMME 2)は、デザインから製造、ベイントまですべてハンドメードでイタリアで作られる最高級カーボンバイクです。プロコンチネンタルチームのアックアエサポーネと共同開発され、選手の経験を反映させたバイクになっています。
ミッレ(MILLE)は、東レ製1Kカーボンフレームを使った超軽量フレームです。テーパードヘッドチューブはフロントまわりの剛性アップにつながり、ハンドリング向上につなげています。またインターナルケーブルを採用して、トラブルも軽減しています。
エアロスペース(MAEROSPACE)
エアロスペースは20年モデルとして新たに登場した、エアロバイクだ。左右のブレードが○脚のように張り出したスタイルや、シートステーの接合など、ライバルのアドバンテージをよく研究したうえでリリースしてきたという印象を受ける。現在、カーボンフレームの開発コンセプトはどこも一緒だ。空力特性と快適性、ハンドリングを高度にバランスさせることに尽力している。それ故、形状はコモディティ化してきているが、進化が留まることはない。コンセプトが同じであれば、メーカーの実力差もハッキリするし、後出しほど有利である。例えば、スモールバックは標準的なスタイルだが、エアロスベースのシートステーとチェーンステーはエンドで構造が分断せず、高剛性化と快適性の向上という背反した性能を両立させる設計が施されている。スタイリングに斬新さはないが、その分だけ完成度の高さが期待される。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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