ラルフ・キットマン(Ralf Kittmann)-名車の証
⇒【ラルフ・キットマン】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー13件】
⇒【ラルフ・キットマン】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー399件】
⇒【ラルフ・キットマン】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー190件】
ラルフ・キットマンはベルリンを拠点として活動する工業デザイナーだ。
彼が製造してきたモーターバイクのフレームは非常に軽量で細身だった。
電動アシスト自転車の世界でも充分通用するだろう。
環境を配慮した二輪車の新たな姿を求めて、キットマンはシュツットガルトの航空機専門大学インスティテュート・フューア・フルークツォイクバウのエンジニアたちと協議した。
こうして彼かデザインしたのが専用の織機を使ってカーボン繊維の糸を型に沿って編み込むことで、迅速な生産が可能になるフレームだった。
彼の軽量な電気自転車のコンセプトはHMK 561(「Heizen mit Kohle:石炭/カーボンで加熱」の略称)と名付けられ iFデザイン賞を受賞した。
受賞理由のひとつには新しい成形技術もあるが、カーボンファイバーを切れ目なく配置して導電性を実現することで、モーターバイクの電装品へ電気を供給する点も評価されている。
同じ仕組みで、フレームから吊り下がるフロントとリアのサスベンシヨンの軸から、二重反転式電気推進モーターヘも電力が供給されている。
なお、前後輪それぞれが2枚のリムをもつ奇妙な構造となっており、モーターはそのリムのあいだに巧みに設置されている。
この一体型のカーボン製フレームは、タコメーターやライトヘの電気の通り道を提供すると同時に、このカーボンによる"電気回路"がブレーキングで発電する未使用の電気も蓄電する。
このカーボン製バイクはリチウムポリマー電池を搭載しているが、無重量に近いほど軽いためその電力消費量は抑えられるはずだ。
その理由は「このバイクが運ぶのは、人間1名の重さであって、このマシンの重さではないからだ」とキットマンは説明する。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
⇒【ラルフ・キットマン】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー13件】
⇒【ラルフ・キットマン】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー399件】
⇒【ラルフ・キットマン】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー190件】
⇒【ラルフ・キットマン】 ロードバイクとスマホ! 【レビュー1026件】