オルベア(ORBEA)-名車の証
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オルベア(ORBEA)は、スペインのバスク地方に本社を構える自転車メーカーです。スベインのみならず欧州でも屈指の巨大ブランドだ。
ピレネーの山並みに日まれたこの地域は、気候が一年中温和でサイクリングに適し、さらに山が多いために強い自転車選手を生み出す土地としても有名だ。
そこで生まれたオルベアのフレームは「登坂を楽に走る」ことが設計の基本となっている。これはスペイン以上に山国である日本にもぴったりのコンセプトだ。
元々は銃器メーカーでしたが、スペイン内戦を機に自転車製造業に転換しました。バスク地方の民族は身体能力が高いことが有名で、自転車選手ではミゲル・インドゥラインをはじめ、多くの優秀な自輻転車選手を輩出している。
作り出すバイクはMTB、 ロードバイク問わず、ハイテクノロジーが搭載されている。特にXCに力を入れており、その技術に裏打ちされたカーボンソフトテールバイクなどがラインアップされている。
スベインのビレネー山脈に本拠地のあるオルベアは、前身は銃器メーカーで、1930年からバイク製作に着手し、現在でよ世界有数の自転車メーカーとなった。
アルミ製からカーボン製の広いラインアップを備えるオルベアのバイクの中で、Ordu GDRなどのバイクはツール・ド・フランスなどのグランツールの山岳ステージで優勝するプロチームにも採用され別のチームにはオリンピック競技での優勝をもたらしてしいる。
また、このOrdu S105タイムトライアル/トライアスロンバイクはエアロタイナミクスの特徴を活用するようにチューンアップされている。
ハイモジュールカーボン製で、超軽量なから優れた剛性をもつ生涯保証のモノコックフレームはパワフルで弾丸の速度を誇るアマチュアライターのために作られている。
カリフォルニア州サンディエゴでの風洞実験によって薄いヘッドチューフやシートマストツインポジションのシートポスト、ボトムブラケットシェル、一体化したシートクランプ、エアロドロップアウトなどの形状を決めている。
フレームは手塗りで、インターナルケーブルのガイドをはじめとして多くのパーツを採用している。
創業は1840年。オルベアはスベインで最大の規模を誇る自転車メーカーだ。
銃器製造からスタートし、1920年に自転車を作り始めた老舗である。
現在は幼児用のステップバイクから高級スポーツ車まで手がける総合自転車メーカーであり、カンパニョーロよりも歴史あるパーツメーカーのゼウスを傘下に持つ。
技術的な先進性に優れているのは広く知られ、そのきっかけになったのがアルミフレーム全盛期の90年代後半だ。
コロンバス社が発売した超軽量チューブ、スターシップの性能を存分に発揮できる熱処理施設をコロンバス以外で持っていたのは、欧州でもオルベアのみ。
おのずと注目を集めた。
フレームを加熱し、特殊溶液をチュープの外側だけでなく内側にもトリートメントする。
この工程をこなすには専用施設が必要であり、コロンバスの定価には熱処理代金が含まれるほどだった。
オルベアは窯を自社で設計開発。さらにトリートメント溶液の成分配合をアドバイスするなど、サプライヤーとベンダーの関係を超え、ライバルメーカーとは比べようもない差を誇っていた。
そして、技術的な評価を確固たるものとしたのは2007年、2世代目のオルカが登場してからだ。
女性デザイナーのE・ベンゴエチュアが指揮を執つたフレームは、快適性能向上をテーマに設計が行なわれた。
今日では珍しくもないコンセプトだが、当時、選手やレースよりも、アマチュアのライドに重きを置いた開発姿勢は驚きに値するモノであった。
さらに、フレームのサイズによって走行感が異なるのを解消するため、世界中のライダーを使つて大規模なリサーチを実施。
フレームのサイズによつて異なる剛性を調整し、身長の高いライダーから低いライダーまで、同じ剛性感のフレームを提供するSSNテクノロジーを開発。カーボン製品でも高い技術力を証明してみせた。
「自転車にまつわるすべての製品を、お客様が求める機能性と品質で供給する」というのが、製品を作るうえでの基本である。
そして、その本質には背景がとても重要なファクターを握っている。
オルベアはモンドラゴングループの一員である。この労働者協同組合の集合体はスベイン屈指の規模を誇り、1億ユーロの売り上げと7万4000人の雇用を作り出している。
この巨大な後ろ盾にはさまざまな分野のスペシャリストがおり、ベンゴエチュアはオルベアの社員ではなく、モンドラゴングループの先端素材の専門家として、派遣されているのだという。
社内の雰囲気も独特だ。入社には厳しい試験を通らなければならないが、社員は全員が株主であり、相互の関係は上下ではなくフラットだ。
なにせ社長が学校の日直のように持ち回り制だという。
ミーティングでは自由闊達な意見交換が行なわれ、それを豊富な人材と資金力が支える。
カリスマはいないが、ユニークなシステムこそがオルベアの個性の源である。
至上の快適土をコンセプトにSSNテクノロジーを採用し、現行モデルヘの道筋をつけたのは、07モデルのオルカだ。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
カルペ(CARPE)は、オルベアが作る、タフなルックスのアーバンスポーツバイクです。前後にディスクブレーキを搭載することで、優れた制動力と街中での高い機動性を獲得しています。シンプルでありながらグラマラスなフォルムが魅力の1台です。インパクトの強いディープリムホイールはオルベアのオリジナルで、ブレーキは機械式ディスクを装備しています。ドライフトレインは潔く街乗りでは十二分な9速仕様となり、チェーンリングには裾汚れや巻き込みを防止するガードリングを装備しています。カラーリングはマッシブなブラックとアースカラーのブラウンイエローの2色で展開しています。洗練されたグラフィックも魅力のひとつです。
アクア ソラ フラットバー(AQUA SORA FLATBAR)は、ハイクラスなエントリーロードとして人気のアクアにフラットバーを装備したモデルです。フレームは共通ながら、街乗りで扱いやすいパーツを各所にアッセンブルしています。
アクア ソラ(AQUA AORA)は、上質な操作性をもちながら、リーズナブルな価格を実現し、オルベアでもっとも生産量の多いエントリーロードです。躍動感あふれるスポーティな走りは上位モデル譲りです。
オイズ カーボン(OIZ CARBON)は、オルベアのカーボン技術を結集して作られたトップグレードカーボンバイクです。カーボン製のチェーンステーをしならせて衝撃を和らげるシステムは、ピボットを持たないことで、軽量化に貢献しています。フレーム単体で1.85kgと、驚愕の重量を誇っています。
オカーム カーボン(OCCAM CARBON)は、115mmのトラベルを持つモノピボットフレームです。振動吸収性に優れたカーボンフレームと、余裕たっぶりのトラベル量で、快適な長時間ライドを約束してくれるます。王滝などの長距離レースに最適です。
ランザ29er(LANZA 29ER)は、29erの高い走破性と、軽い重量で、アドベンチャーレースなどに最適なモデルです。バイクをコントロールするために必要な剛性が十分に確保されたアルミフレームで、初心者でも安定したライディングが楽しめます。
オニキス+AC(ONIX+AC)は、オルベアの中ではミドルグレードのモデルですが、トップモデルの性能を受け継いだカーボンモノコックフレームを贅沢に採用しています。モノコックならではの有機的な造
形やジオメトリーはトップモデルの「オルカ」をそのまま受け継いでおり、乗り心地のよさと硬さ、そして価格のバランスが取れたものにカーボン繊維を変更しています。そして何より流麗なデザインとスペインの職人による手間を惜しまないカラーリングが、オニキスに価格以上の価値を与えています。これは年間40万台以上の自転車を生産する総合自転車メーカーであるオルベアだからこそできる良心的な物づくりといえます。オニキスの完成車は日本仕様のパーツアッセンブルとなっており、カンパニョーロ・ケンタウルのコンパクトクランクを装備しています。ホイールはエントリーモデルながら高い走行性能で人気を集めているマヴィックのアクシウムを採用しています。そのままヒルクライムレースに挑める充実した性能を実現した1台であり、ホビーレーサーにとって頼もしい武器になるはずです。
オルカ ゴールド(ORCA GOLD)は、前三角までは十分に剛性がありますが、リアが一定の荷重以上で急にウィップが増すようです。ハンドリングはニュートラルです。ダンシングではバックのウィップが大きくなり、クロモリやチタンのような挙動を感じつつ加速する様には面白さはあります。コンフォートですが微振動をよく吸収し、上りもフレームの反力で進むフィーリングでロスがないのはさすがです。バックの挙動変化を考えながらならフロントがしっかりしているので下りも攻めることができ、プロならそれなりに乗りこなすことでしょう。一般レベルならロングライド派にオススメしたいです。この形状で性能を満たすように調整してきた力はなかなかのものです。オルカゴールドはロングセラーモデルです。少しずつ内容が変わっているのか、これまでよりもコンフォート寄りになった雰囲気があります。バックの形状がソフトさとペダリング時の反応性を両立しているような走りです。フォークはしっかりとした剛性でコーナーやダウンヒルでしっかりとバイクを支えています。フレーム形状の恩恵かスタビリティは高く、安心感があります。制作意欲にあふれ、革新が好きなメーカーであることは確かです。
オルカ OMR(ORCA OMR)は、処女作の登場以来、独創的なフォルムと高い走行性能をバランスさせて多くのサイクリストを魅了してきたオルベアの最高峰オルカシリーズの人気モデルです。2015年はフルモデルチェンジによって、シリーズ4代目ヘと進化を遂げました。前作と同じくフレーム剛性やジオメトリーなど違いのある2系統を用意しています。レース性能を突き詰めたものが「OMR」で、快適性を重視したものが「OPM」となります。新作オルカの大きな開発テーマは「シェイプアップ」です。そのフレーム形状は、エアロ形状を意識した前作と比べると、メリハリを効かせながら全体的にスリムな造形へと大きく変ぼうを遂げています。ガセット構造を思わせるヘッドチューブ上側のデザインをはじめ、チューブ同士の交点に大きな断面積を与えて剛性を与えつつも、高い剛性を必要としないトップチューブやシートチユーブは徹底的にスリムなデザインが採用されました。こうしてフレーム単体で850gの軽さを得るとともに、必要な快適性をバランスしています。新型オルカは実用性とい鵜]店でも進化を遂げています。乗り心地を高め、調節性の向上に寄与するのは、27.2mmの九形シートポストです。そして右側チェーンステーの根元には、今やシリアスレーサーの必需品であるパワーメーター(SRMとクオークに対応)用のセンサーマグネットも標準装備されています。シェイプアップを図り、ドラッステックに進化を遂げた新型オルカは、これまで同様注日の一台です。スリムになったとはいえ、やわな印象はみじんもありません。ボリュームにあふれるパワーラインがもたらす剛性は、身のこなしと踏み出しの軽さが顕著で、サラ脚ならグングン加速できます。ガチガチで手を焼くようなレベルではないものの、カッチリ感の強い剛性感はやはリレーサー向きです。出足がいいので、ついつい踏みたくなるフレームですから、いつもよりも早く脚が終わるなんてこともあります。脚に自信のあるライダーなら、スプリントや一気上りの加速などは、かなり高レベルの反応性を楽しめるはずです。全体的に固めの設計なので、乗り心地はとくに優れる印象はありません。しかし路面追従性や安定感に不足はなく、快適性はピュアレーサーとして必要なレベルを満たしているので、下りもコーナリングもスムーズにこなせます。このモデル以上の快適性を得たいのなら、兄弟車のOMPを選べばいいでしょう。スリムにりましたが、オルカOMRはきわめてレーシング度の高い一台に仕上げられています。シートステーは細身の2本タイプです。シートチューブに接合する位置をできるだけ外側にする設計によってシートまわりの断面積を稼いで、ステー根元のねじれ剛性を高めています。フォークブレードは前作オルカのアイコンにもなっていたクランク状のフォルムを受け継ぎ、路面追従陛や乗り心地を高めています。シートステーも同様のデザインを残している。横扁平させたトップチューブは薄さが際立ちます。ヘッドチューブに接合する周辺のみガセット補強を思わせる形状とし、重量増を徹底的に抑えながらヘッド部のねじれ剛性を高めています。ダウンチュージとチェーンステーはPF86規格のBB幅と面―で接合されています。シートチューブもガセット的な造形とし、BBエリアの断面積を大きく確保して剛性アップが図られています。角断面に成型されたチェーンステーは、BB側もさることながら、リヤエンド側までしっかリボリュームを与えたデザインに仕上げられ、ベダリングパワーのロスを低減しています。
アヴァンハイドロ(AVANT HYDRO)は、これまでにもアルミバイクで高評価を得ていたオルベアの新作アルミバイクがこちらのモデルです。トリブルバデッドのハイドロフォーミングで成形されたフレームは、アルミ素材でありながら振動吸収性が抜群です。ホイールベースを長めに設定してあるので、直進安定性が高いバイクとなっています。操作性の良さに加え、11速になった新型「105」を搭載したことで、登坂にも強くなったので、スポーツバイク初心者の人でも安心して乗れそうです。
オルカ(ORCA)は、マイナーチェンジで剛性が20%ァップして、骨太感が出ました。しやなかさは旧型が上ですが、性能は当然ながら新しいほうがいいです。ペダリングがシャキッとしました。マイナーチェンジしましたが、上りの性能はすごくいいです。リズムが取りやすいから、ダンシングしやすいです。ヒラヒラと軽いわけじゃないけど、ダンシングが苦手な人でも落ち着いて、しかもリズミカルにテンポよく上れます。ヘッドまわりの剛性は高くないけど、フォーククラウンの出来がいいです。パッと見はか細いように見えて、実際にはきっちり幅も強度もあります。ストレートフォークを採用しているメーカーは多いけど、出来のいいフォークは少ないし、ヘッド周辺のバランス全体で判断すると、いいフレームはさらに少なくなります。マイナーチェンジ前は、そこが弱点でした。選手のフィードバックで改善されました。ほかにも安定感のあるフレームはあるけど、オルカは別格です。バリバリのレーサーって、体力のない人には高性能の片鱗しか味わえないですが、オルカは、普通のサイクリストにも魅力がたん能できるのが特徴です。トップライダーからサンデーライダーまで、だれにでも乗りこなしやすいし、すごく懐が深いです。短い距離なら、ペダリングが軽くて剛性が高い自転車のほうがいいと思いますが、これは長く乗ると差が出るバイクですが、ちょい乗りでも感じられます。ヒルクライムをやれば、すぐにわかるでしょう。カラーが豊富なのもいいです。最近、色が選べないモデルが多いです。あとは、サイズが異なっても剛性が一緒だったり、女性用が用意されていたり、オルカにしかない魅力があります。これ、夫婦やカップルでそろえたらカッコいいです。40万円という設定も、高いとは思えません。ハンドリングはリム高が高いほうが安定感が出てベターです。その美しすぎるスタイリングで世界中のロードファンを魅了し続けるオルベアのトップモデルです。北京オリンピックで金メダルを獲得しており、その実力は折り紙つきです。サイズごとに剛性コントロールを行なうSSNテクノロジーを採用しています。昨年モデルに比べて20%の剛性アップを果たしたほか、フレーム小物のスカンジウム化・カーボン化でさらなる軽量化を実現するなど、キッチリと進化してきました。魅力的な新色も追加されています。
オニキスは、オルカに次ぐグレードの高性能カーボンフレームで、フルモデルチェンジしました。SSNテクノロジーを導入し、サイズによる乗り味の差をなくしました。フォークの設計も見直され、シャープなハンドリングを獲得しています。日本では完成車の販売もしています。フレーム販売は600mmあります。
アリンは、フレーム重量わずか920gの軽量アルミフレームのモデルです。素材はイタリアのコロンバス社製で、ヒルクライムを目的に開発され、オルベアにのみ供給される特別な超軽量アルミチューブです。ツール・ド・フランスなどの実戦でもテストされ、その性能には磨きがかけられています。
ロブラー+z100は、溶接後に特殊な熱処理を必要とする軽量アルミチューブ、スターシップと同じ系統のチューブを使用したアルミフレームです。高度な熱処理はスターシップと同じですが、それほど肉薄ではないので耐欠性に優れています。フルアルミのロブラーもあります。
アクアは、価格帯やスペックは入門用のそれですが、実際の性能は上位機種に劣らないほど力強い走りを見せるアルミフレームモデルです。接合部分の断面積を増やすためにハイドロフォーミングを採用し、ねじれ剛性を向上させています。新型ストレートフォークでハンドリング性能もアップしています。
ディーバは、女性プロサイクリストのフィードバックを受けて開発された、女性のための「オルカ」です。旗艦モデルであるオルカの設計思想をそのまま受け継ぎ、女性の体型にフィットするジオメトリーで作り直しました。他メーカーではなかなか見られないフレームカラーもいいです。
オルドュは、カーボンを採用したTT&トライアスロン用フレームです。風洞実験や実走テストを重ねて、以前のオルドゥより空気抵抗値40%削減に成功しています。日本人にも合わせやすいサイズをそろえ、フォーク、ヘッドセット、専用シートピラーが付属しています。
オルカ M10iLTD-D
オールラウンダーでありながらエアロダイナミクスを追求した最新のオルカは、前作よりも10%空気抵抗を軽減。専用のハンドルとステムを用意することで、ケーブルを完全に内装化。ライトやアクションカムも取り付けできるサイクルコンピューターマウントも専用品を用意するなど、構成するコンポーネントにも、オルベアのこだわりが垣間見える。最先端の素材と製造技術を用いることで、フレーム重量で833g
(53サイズ)の軽さも実現。フレームの下部を中心に15%の剛性向上を果たし、動力伝達性も高められた。フレーム上部には、ダイナミックストラクチャーデザインを採用して、路面の凹凸を効率よく吸収する。ユーザーが性能以上に求める力ラーリングについても、独自のカスタマイズプログラム「マイオー」を用意し、唯一無二のバイクを作り上げることが可能だ。
オールラウンドレーシングバイクの歴史をリードしてきたオルカのニューモデルだけに、期待の高まる一台だった。近年のオルカが採用してきた特徴的なオーバル形状のフロントフォークを継続して採用。シャープなハンドリングが持ち味であり、さらにホイールを包み込むように支え、安定感のある操舵性とカリッとした高剛性でメリハリのある爽快なライディングを引き出してくれる。このフォークにより車輪の軸を捉えて乗ることができ、コーナーの進入でバイクに躊躇することなく大きな信頼を寄せられるため、流れるようなラインを描いて曲がつていける。高速のワインディングコーナーなどで真価を感じられる。気になる踏み味は、瞬間的にかかる反応のよさが際立ち高剛性の印象だ。ハードなライディングでも常にフレッシュな感覚を与えてくれる。それでも過度な硬さを感じることはなく、BB付近の小気味よいウィップが踏み底の硬さを軽減。常にペダリングの抜けが良く、高負荷から高回転までさまざまなシチュエーションに対応できる万能性をもっている。また振動吸1で性についてもレースバイクとして路面の情報を失わないレベルで快適性が確保される。このバイクのアドバンテージは、山岳から平坦路の高速巡航、さらにクリテリウムまで、あらゆるレースシーンで生かされる。まさにレース向けのオールラウンダーとして完成度の高い一台だといえる。
空力面でも剛性の確保にも有利な横幅の広いフロントフォークを採用。ストレート形状で反応性にも優れる。ハンドルとステムは専用品を用い、ケーブルを完全に内装化した。コンピューターマウントも専用品が付属する。幅広かつ大径のBB386規格を採用。BB幅の限界まで拡大したダウンチューブとチェーンステーにより、ペダリングパワーをロスなく後輪へと伝達する。専用のエアロシートポストを採用する。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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