コメンサル(COMMENCAL)-詳細レビュー
⇒【コメンサル】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー36件】
⇒【コメンサル】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー167件】
⇒【コメンサル】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー110件】
コメンサル(COMMENCAL)は、創業者マンクス・コメンサルが理想のバイクを作るため、ピレネー山脈のアンドラ共和国に立ち上げたブランドです。もともとモーターサイクル設計の経験を持ち、BMX制作から自転車にのめり込んだ背景が、頑丈さと操作性の設計に色濃く出ています。バイクパーク文化に近い土地柄もあり、“下りで安心して攻められる”方向に強いです。
初期からレースの現場で鍛えられ、フレームの造形や溶接品質への評価を積み上げてきました。コンタクトシステムやパーフェクトチュービングといった考え方で、剛性の出し方とストローク感の“気持ちよさ”を両立させるのが得意です。数字だけの軽量化より、実走での一体感を優先する傾向があります。
コメンサルが強いのは、ダートジャンプやダウンヒル、エンデューロなど、失敗が許されない領域での信頼性です。着地でねじれにくいリア三角、ライン変更に追従するヘッド角の設定、リンク周りの耐久性など、走りの速さだけでなく安全マージンまで含めて作り込まれています。荒れたセクションでバイクが暴れにくいと、結果的に速度が上がるという考え方です。
素材はアルミの使いこなしが象徴的で、形状で剛性を作る“造形の上手さ”が武器になります。力の通り道を読んだ断面設計で、必要な場所だけを強くし、無駄な硬さを減らす方向です。アルミ特有のカチカチ感が出過ぎないよう、しなりを残す部位を作るのも上手です。
サスペンションバイクでは、リンク比やアンチスクワットの考え方がキャラクターを決めます。踏み込んだときに沈み込み過ぎないと上りが楽になり、下りでは奥で粘るセッティングが作りやすいです。コメンサルはこの“踏む/受ける”のバランスが取りやすく、トレイルの速度域でもバイクが落ち着きます。
乗り味は“派手に硬い”より、操作の入力が素直に返ってくるタイプが多いです。直進で怖くない安定感がありつつ、切り返しで車体を寝かせやすいので、ライン取りが忙しいコースでも疲れにくいです。ハンドルをこじらず、荷重移動で曲がれる設計は、上達の手応えにも繋がります。
価格帯の面でも、ハードに遊ぶ人が手を伸ばしやすい設定を狙うことが多く、コストを掛けるべき部分と割り切る部分がはっきりしています。フレームの剛性やリンク周りの信頼性を最優先にし、消耗品は用途に合わせて替えていく、という運用と相性が良いです。
選び方では、走るフィールドを先に決めるのが近道です。ジャンプ中心ならコンパクトな反応、トレイル中心なら扱いやすいストローク感、レース寄りなら剛性の芯、といった具合に同じブランド内でも狙いがはっきり分かれています。サイズ選びも、腕力より脚力で支えるか、体重移動で操るかで合う方向が変わります。
結果としてコメンサルは、“山で遊ぶ人”の実用に寄り添ったブランドです。派手さよりも、毎回同じ感触で走れる安定感が欲しい人ほど満足度が高くなります。耐久性と走りの両方を求める人にとって、現実的で頼れる選択肢です。
サイズ選びでは、同じ身長でも腕の長さや走り方で最適が変わります。安定感重視ならリーチを長めにして体重移動で操り、取り回し重視なら無理なく振れるサイズを選ぶ、といった考え方で決めると納得しやすいです。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
SUPER4 PRO(2022年モデル)は、SUPER4 PROは、前後4インチトラベルという枠に収まりきらないストローク感を狙ったモデルで、コンタクトシステムが走りの印象を決めます。軽量化を進めつつ必要な剛性は残しているため、上りでも踏み直しが効き、下りでは姿勢が乱れにくいです。フロントが逃げ過ぎないヘッド周りの安定感があり、コーナーでタイヤに荷重を載せやすいのもポイントです。XC寄りの速度域だけでなく、トレイルでも“扱いやすい速さ”が出ます。ホイールサイズやタイヤ幅の選び方で、軽快さと安心感のバランスを調整しやすいです。
RAMONES 2(2023年モデル)は、RAMONES 2は、初めてのMTBでも山を遊び切れるように、下りでの扱いやすさを優先した設計が魅力です。トラベル可変式のフロントサスを活かして、登りでは前が浮きにくく、下りでは安心して突っ込める姿勢が作れます。タイヤ荷重を作りやすいので、ブレーキングで怖さが出にくく、コーナーでの失速も抑えられます。ゲレンデや里山など、フィールドを選ばず“走る楽しさ”を覚えやすい一台です。ポジションに余裕があると、怖さが出にくく上達スピードも上がりやすいです。
ABSOLUT AL2(2024年モデル)は、ABSOLUT AL2は、セドリック・グラシアのフィードバックを受けて磨かれたアブソルート系のアルミモデルです。エンド部を交換できる設計により、シングルスピードと変速仕様のどちらも楽しめる拡張性があります。ジャンプでの着地姿勢が作りやすく、車体を振ったときの反応がダイレクトなので、パンプトラックやストリートでも遊びやすいです。アルミの剛性感がリズムに乗ると、スピードを“自分で作れる”感覚が出ます。ペダルの入力がダイレクトに出るので、タイミングを合わせたポンピングが得意になります。
PREMIER PRO(2025年モデル)は、PREMIER PROは、コメンサルのアイデンティティであるアルミリジッド系を現代的に作り直した一台で、独自のデザインワークが目を引きます。レースを見据えた加速の芯がありつつ、エントリー層でも扱える素直さが残されています。荒れた路面でもペダリングが途切れにくく、リズムで進めるのが気持ちいいです。軽さより“丈夫で速い”方向にまとめられているため、ハードに使っても安心感があります。メンテが簡単な構成なら、週末ごとに気軽に山へ持ち出せるのも魅力です。
META5.5 PRO(2026年モデル)は、META5.5 PROは、リンク設計とスイングアームを見直すことで、これまでで最高クラスのフレーム剛性を狙ったトレイル系です。それでいて重量は過度に増やさず、インテグラルヘッドの採用でハンドリングの一体感も高めています。メタの強みである操作性の良さが伸び、ライン変更が多いセクションでも落ち着いて走れます。踏み込みで沈み込み過ぎないので上りが楽になり、下りでは奥で粘るサス特性が速度維持に効きます。下りで速く走りたい人ほど、フレームの芯の強さが効いてきます。
スペックの数字より“山での感触”が重要なので、下のリンク集で実走レビューや購入者の声を追ってみると判断材料が増えます。
⇒【コメンサル】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー36件】
⇒【コメンサル】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー167件】
⇒【コメンサル】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー110件】
⇒【コメンサル】 ロードバイクとスマホ! 【レビュー1009件】