パーリー(PARLEE)-詳細レビュー
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パーリー(PARLEE)は、カーボンの積層設計とハンドメイド思想を武器に、走りの“質感”まで作り込む米国ブランドです。もともとボートレースで用いるカーボン製ボートを製造していた背景があり、そのノウハウがフレーム造形にも活かされています。
パーリー(PARLEE)は、アメリカのマサチューセッツ州にある自転車メーカーです。もともとボートレースで用いるカーボン製のボートを製造していました。そのノウハウを活かして、自転車のカーボンフレームを製造するようになりました。このカーボンフレームは品質が高く、世界中のプロロードレーサーが使用しています。 効率を最重視し 材料を厳選したフレームを設計製造しています。ロードレーサーからシクロクロス、 トラックまで幅広いラインアップです。
効率を最重視し、材料を厳選したフレームを設計製造している点が語られます。ロードだけでなく、シクロクロスやトラックといった種目にも目を向け、用途ごとに剛性バランスの考え方を変えるのが特徴です。
カーボンは全体の硬さより、BB・ヘッド・シート周りの役割分担で乗り味が決まります。
たとえば、踏み込んだ力を逃がさないBB周辺と、路面の荒れをいなすリア三角を両立させると、速度域が上がっても疲労の増え方が穏やかになります。逆に、ヘッド周りの張りが強すぎると、下りの安心感は増える一方で手元の突き上げが増えることもあります。
パーリーの文脈では、乗り手がホイールやタイヤで微調整できる“土台のニュートラルさ”が重要になります。しなやかなタイヤを選ぶ、空気圧を少し落とす、といった調整が素直に効くフレームは扱いやすいです。素材の良さを感じるフレームほど、セッティングの差が走りに表れます。
また、オーダー対応の思想はサイズ合わせだけでなく、得意なケイデンスや体幹の使い方に合わせて“癖を減らす”方向にも働きます。既製フレームで肩や腰が先に疲れる人ほど、ジオメトリーの微差が効くケースがあります。
フレームの“気持ちよさ”は、真っ直ぐ走るときの微振動だけでなく、コーナーで荷重をかけたときの戻り方にも出ます。カーボンの積層を調整できるブランドは、その戻り方の“癖”を減らす方向へ寄せられるのが強みです。
ジオメトリーの話で言えば、スタックとリーチのバランスだけでなく、フロントセンターとトレイルで直進安定と旋回性が決まります。慣れていない人は数値が難しく見えますが、要は“手放しで真っ直ぐ走るか”と“低速で切り返しやすいか”のどちらを優先するかです。
高価なフレームほど、フィッティングとセッティングで価値が出ます。同じフレームでも、サドル高・リーチ・ハンドル幅が合うだけで、出力の出方と疲労の溜まり方が変わります。ホイールやタイヤを替える前に、ポジションを固めるのが近道です。
また、剛性の“強さ”より、入力に対して挙動が一貫していることが扱いやすさにつながります。踏んだら進む、抜いたら落ち着く、という当たり前が高い速度域でも保てると、下りや集団走行で安心感が増します。
パーリーのように手作業の割合が高いメーカーは、仕上げの丁寧さや、細部の“音鳴りしにくさ”にも価値が出ます。見た目の綺麗さだけでなく、長く乗ったときのストレスの少なさも評価軸になります。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
Z5SL(2024年モデル)
Z5SL(2024年モデル)は、チューブ形状の小さな変化で性能を引き出す“素直な軽量レーサー”として語られます。ひと踏み目の軽さが分かりやすく、全力ダンシングでも後ろが遅れてこないため、加速の作りやすさが魅力です。ヘッド周りに張りを感じる独特のフィーリングがありつつ、硬いというより“乾いた反応”でコントロールしやすい方向。ロングライドでも集中力を保ちやすく、ヒルクライム用途にも相性が良いです。保守派も受け入れやすい外観で、オーソドックスに見えるのに走りは現代的、というギャップが評価されやすいです。
Z5i(2026年モデル)
Z5i(2026年モデル)は、ジオメトリーオーダーを前提に“合う形”へ寄せられるのが最大の武器です。BB周辺の剛性を高める設計思想を採りつつ、チェーンステーは細めで脚への負担を増やし過ぎないタメを残します。路面からの突き上げは比較的伝えてくるタイプなので、タイヤをしなやか寄りにすると総合バランスが整いやすいです。ポジションが決まると、踏み込みの再現性が上がり、終盤でもフォームが崩れにくくなります。ヘッドチューブの設計を詰めるとライン保持が安定し、長い下りでの余計な緊張を減らせます。
Z4(2023年モデル)
Z4(2023年モデル)は、フレーム重量を抑えながら、レース用途の使い勝手を広く確保したバランス型です。サイズにもよりますが軽量域に収まり、登りでのテンポ作りが楽になります。一方でメイン三角の剛性は高く、スプリントでも腰砕けになりにくいのがポイント。快適性も高めにまとめられ、悪い印象がほとんど残らない“優等生”の方向性です。軽さと剛性のバランスが良いので、ホイール次第で“軽快寄り”にも“安定寄り”にも振れます。
CX Allroad(2025年モデル)
CX Allroad(2025年モデル)は、舗装と未舗装をまたぐ用途で“操縦の落ち着き”を優先した設計です。低速コーナーでの切り返しが重くなり過ぎないようにしつつ、荒れた路面で前輪が暴れにくい味付けを狙います。タイヤクリアランスを活かして、シクロクロス寄りにもグラベル寄りにも寄せられるのが強み。泥や砂利で失速しやすい場面でも、トラクションが抜けにくいセッティングが作れます。泥詰まりや振れ取りなど実用面も含め、機材トラブルを減らしたい人に向きます。
Track Sprint(2022年モデル)
Track Sprint(2022年モデル)は、固定ギアのスプリント用途に合わせて“踏んだ瞬間の反応”を前に出したモデルです。高出力でも撓みが出にくいBB周辺と、加速時に乱れにくいヘッド周りの剛性バランスが要点。短時間で力を出し切る競技では、ライン取りの安定が結果に直結します。ハンドル・ステム周りの剛性感を揃えると、入力がダイレクトに推進へ変わる感触が出やすいです。フォームが決まった瞬間に速度が乗る感覚があり、パワーを出し切るタイプの選手ほど差を感じやすいです。
パーリーは“硬さの好み”より、反応と快適性の釣り合いで評価が分かれがちです。購入者のインプレやクチコミは、下のレビュー欄で傾向を確認できます。
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