トゥエンティフォーバイシクルズ(24 BICYCLES)-詳細レビュー
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トゥエンティフォーバイシクルズ(24 BICYCLES)は、ストリートからノースショア、そしてフリーライドまで「遊び場を限定しない」方向で作り込まれたプレイバイク系のブランドです。最初に目に入るのは、タフさを前提にしたフレームの雰囲気と、状況に合わせて性格を変えられる可変性です。
代表的な仕掛けがドロップアウトシステムで、チェーンステイ長を素早く調整できる点が大きな武器になります。チェーンステイが短いと取り回しは軽くなり、長くすると安定感が増しますが、24 BICYCLESはその振れ幅を“遊び方の差”として積極的に使わせる設計です。
一方で、フルサスモデルでもハンドリングを取りやすく、ハードテイルジャンプバイク並みにスムースな乗り味を狙うなど、足回りの動きと操作感のバランスにもこだわりが見えます。単に硬いだけではなく、入力に対する返り方をコントロールしているので、連続する段差や木道でも姿勢を作りやすいはずです。
調整機構を“飾り”にせず、走りの癖を自分で作れるところがこのブランドの面白さです。同じフレームでも、タイヤ外径・サスペンションの設定・ステム長で体感が大きく変わるため、まずは自分が「回したいのか、安定させたいのか」を決めると迷いが減ります。
ドロップアウトの可変は、単にチェーンステイ長を変えるだけでなく、チェーンテンションやホイール位置の自由度にもつながります。シングルスピードやギア比を攻めた組み方をする場合、テンショナーに頼らず張りを作れるとトラブルが減ります。24 BICYCLESの思想は「同じフレームで遊びを増やす」なので、まずは短め設定で回頭性を作り、慣れたら長めに振って速度域を上げる、という育て方が似合います。
ノースショアやフリーライドのように、路面が一定ではない環境では、サスペンションの動きと体の入力が喧嘩すると疲労が一気に来ます。LE DUDE系の“スムースさ”は、衝撃をただ吸うのではなく、姿勢を作るための余裕を残す方向に寄せた発想です。減衰を固めすぎず、跳ね返りをコントロールすることで、木道や段差の連続でもライン修正が間に合いやすくなります。
組み方のコツは、タイヤ外径とハンドル周りでキャラクターを固定し、ドロップアウト調整は最後に微調整として使うことです。いきなり全てを動かすと“何が効いたか”が分からなくなります。ベースを決めてから数ミリ単位で触ると、24 BICYCLESが狙った可変性が体感として整理できます。
まとめると、トゥエンティフォーバイシクルズは「一台で遊び場を渡り歩く」ための調整機構を、走りの差として活用できるブランドです。短い時間で性格を変えられるので、同じコースでも遊び方を変えたい人ほど、フレームの伸びしろを楽しめるでしょう。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
FATDADDY(2022年モデル)は、ストリートからノースショアまで場所を選ばず遊べるタフさが売りのモデルです。FATDADDYはドロップアウトシステムでチェーンステイを素早く調整でき、同じコースでも“回頭性寄り”と“安定寄り”を切り替えて遊べるのが強みです。FATDADDYは短め設定にするとマニュアルやバニーホップのきっかけが作りやすく、長めに振るとノースショア系の緊張感が和らぎます。一本で二つの表情を持たせやすいのがこのモデルの醍醐味です。
LE DUDE(2023年モデル)は、フリーライドプレイバイクとして、フルサスでありながらハンドリングの取りやすさを狙ったモデルです。LE DUDEは乗り心地がハードテイルジャンプバイク並みにスムースと言われる方向性で、連続する衝撃を足回りに逃がしつつ、体の入力はダイレクトに返す狙いが読み取れます。LE DUDEはフルサスでも腰が落ちすぎないように組むと、パンプで速度を乗せやすくなります。ショックの戻りを速めすぎない設定にすると、連続入力でも車体が暴れにくく、遊びの幅が広がります。
SHORE LINE 24(2024年モデル)は、木道や斜面のような“姿勢を崩しやすい場所”で安定を作りやすいことを意識したモデルです。SHORE LINE 24は足回りの追従性を優先し、荒れた局面でもフロントが突っ張りにくい設定を前提にしているため、視線移動に合わせてラインを修正しやすくなります。SHORE LINE 24は木道や斜面で“前を向ける”安定感が重要なので、フロント荷重を作りやすいバー位置が合います。視線移動に合わせて素直に曲がると、難所でも恐怖心が減り、結果的にスピードが上がります。
STREET BUILDER(2025年モデル)は、当て込みや小さなジャンプを繰り返してもフレームが負けない“耐久寄りの軽快さ”を狙ったモデルです。STREET BUILDERはチェーンステイ調整でコーナーの立ち上がりを作りやすく、街中の低速域でも遊びが成立するように取り回し重視で組みやすいのが特徴です。STREET BUILDERは当て込みや着地の衝撃を繰り返す想定のため、リムやスポークを強めに組んで足回りを固めると信頼感が増します。低速域でも遊べるので、街とトレイルの間を行き来する人に向きます。
PLAYMAKER X(2026年モデル)は、セッティングの幅をさらに広げ、ひとつの車体で複数の遊び方を成立させる“万能型”の立ち位置を想定したモデルです。PLAYMAKER Xはパーツの選択と調整でキャラを振りやすいので、同じ場所でも走り方を変えて試したい人にとって、伸びしろの大きい相棒になります。PLAYMAKER Xはパーツ選択でキャラを大きく振れるので、まずは“得意な遊び”に寄せてから、不得意を潰す方向で調整するとまとまりが良くなります。セッティングを詰めるほど、万能型の意味が実感できるモデルです。
調整機構がある分、最初は迷いやすいですが、基準となるセッティングをひとつ決めると一気に楽になります。走った後はピボットやボルトの緩みを点検し、次回は一箇所だけ変えて効果を見る──この手順で24 BICYCLESの“可変性”が武器になります。
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