コックス(KOXX)-詳細レビュー
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コックス(KOXX)は、トライアル系バイクで培った「軽さ」「瞬時の取り回し」「正確な荷重移動」を軸に、“名車の証”と呼べる個性派モデルを揃えるブランドです。
トライアルのバイクは、スピードよりも“止まる・跳ねる・乗り越える”の反復で性能差が出ます。そのためKOXXも、加速の鋭さだけでなく、低速でバランスを保ちやすいフレーム剛性、足つきの良いポジション、そしてブレーキのコントロール性までを一体で考えた設計が目立ちます。
掲載スペックを見ると、フレーム素材はアルミが中心で、専用ホイールや専用クランク、リジッドフォークなど、無駄を削ぎ落とした構成がベースです。車重が10kg前後に収まるのは、反応の速さと“次の一手”の作りやすさを重視しているからだと言えます。
また、リムブレーキに代表されるマグラHS33系の採用が多く、短い入力で強い制動を得やすいのが特徴です。フロントにディスクを組み合わせたモデルもあり、路面状況や好みに合わせて制動の質を作り分けられる点も、トライアルらしい実戦的な視点でしょう。
ホイールベースを複数用意したり、ショート/ロングのサイズ設定を持たせたりするのもKOXXらしさです。安定感を取るか、クイックさを取るか――その選択がそのまま走り方に反映されるため、スペック表だけでなく“設計意図”まで読むほど面白さが増します。
単なる羅列ではなく、素材・装備・サイズ設定が走りにどう効くかを、できるだけ具体的にまとめます。
実際、各モデルにはトライオールのパーツ名が頻繁に登場し、フレームとパーツを“同じ思想”でまとめているのが分かります。クランクやホイール、ブレーキまで同系統で揃えることで、入力に対する反応が読みやすくなり、ミスの原因を潰しやすいメリットがあります。
タイヤ径は26インチが中心ですが、ストリート寄りの使い方を想定したモデルもあり、同じブランドでも狙う遊び方が違います。トライアルのセクション遊びだけでなく、街中でのトリックやフラットの動きまで視野に入れている点がKOXXの幅です。
数字として記載されている重量(9.96kg〜10kg台)やフレーム重量(約1kg)からも、持ち上げやすさ・振り回しやすさを重視しているのが読み取れます。軽さは正義ですが、ただ軽いだけでは扱いづらくなるため、ブレーキやホイールベース設計で“落ち着き”も作っています。
ブレーキはリムタイプとディスクタイプが混在し、前後の組み合わせもモデルごとに違います。雨天やダートを意識するならディスク寄り、極短距離の反復や微調整ならリムのコントロール性――そんな使い分けができる構成です。
本ページの後半では、各機種を2022〜2026年モデルとして整理し直し、どんなライダーに向くか、どこが“らしさ”なのかを読み解きます。
細部はリンク先のレビューや実走レポートと合わせて確認すると、購入後のイメージがさらに具体化します。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
XTP-R(2022年モデル)は、軽量化を最優先に設計されたフラッグシップで、完成車重量9.96kgという数値が象徴的です。アルミフレームにアルミリジッドフォークを組み合わせ、踏み出しの軽さと着地後の再加速を狙っています。駆動系はトライオール系パーツを中心に、無駄のない構成。ブレーキはフロントにホープのディスク、リアにマグラHS33系を据えることで、状況に応じた“効かせ方”を作りやすいモデルです。軽さを活かして前輪リフトや瞬間的な方向転換がしやすく、テクニックを磨きたい中上級者にも向きます。競技志向で、軽量と制動の両立を求める人向けです。
LEVEL BOSS 26(2023年モデル)は、ホイールベースを1040/1065/1100mmから選べるのが最大の特徴で、取り回し重視から安定重視まで振り幅があります。アルミフレームを土台に、シマノのリアディレイラーを採用して扱いやすさも確保。ブレーキはマグラ系の強力な制動を前後に与え、細かなライン修正を支えます。10.56kgの車重は、軽すぎて暴れるより“落ち着いて動かせる”方向に寄せた、実戦向けのバランスと言えます。ホイールベースを長めに取れば段差での安定感が増し、短めに取ればタイトなセクションで素早く向きを変えられます。セッティングで性格を変えたい人ほど楽しめます。
XTP-26(2024年モデル)は、「軽さ」と「しなり」の両立をテーマに、トライアルでの戦闘力を底上げしたオールラウンダーです。サイズはショート/ロングの設定があり、身体の大きさや好みの挙動に合わせて選べます。アルミフレームにアルミリジッドフォークという直球の組み合わせが、路面入力を素直に伝え、タイミングの作りやすさに貢献。完成車重量10.5kgで、反応の良さと安定感の“真ん中”を狙ったモデルです。跳ね上げだけでなく、低速での粘りや着地の収まりも意識したい人に向きます。
Marc Caisso Reprica(2025年モデル)は、ロングホイールベースが主流になった流れの中で、比較的コンパクト寄りの設計で軽い取り回しを狙ったフレームモデルです。アルミフレーム単体の軽さ(記載値1.043kg)が魅力で、ビルド次第で性格を大きく変えられます。想定装備にはトライオール系クランク/ホイール、マグラHS33系ブレーキなど、トライアル定番の構成が並びます。クイックな体重移動や、狭いセクションでの向き替えを重視する人に刺さる1台です。フレーム販売なので、手持ちパーツを活かしたカスタム派にも相性が良いでしょう。“1台を育てる”楽しさが残るのもレプリカ系の魅力です。
Acid Drop(2026年モデル)は、BMX的な感覚でストリートを自由に流せる“型にとらわれない”コンセプトが光るモデルです。アルミフレームにクロモリフォークという組み合わせで、硬さ一辺倒にならない乗り味を確保。Vブレーキを採用したシンプルな構成は、日常での扱いやすさにもつながります。鮮やかなフレームカラーも含め、セクション遊びから街中のトリック的な動きまで、発想を広げてくれる1台です。トライアル入門でも“遊びの幅”を優先したい人におすすめです。
KOXXは上記以外にも個性的なモデルが多く、装備の違いで乗り味が大きく変わります。実際の購入者レビューや実走インプレなど“生の声”は、下のリンク集からチェックできます。
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