グラファイトデザイン(GRAFHITE DESIGN)-名車の証
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グラファイトデザイン(GRAFHITE DESIGN)は1989年に創業された日本のブランドです。
カーボンの高い設計技術で開発されたフレームは定評があり、国内の男女問わず、プロレーサーに圧倒的人気を誇っています。日本発、日本人向けのブランドです。
日本人の体格や日本人の気質をよく考慮された自転車を製造しています。
最近は、日本国内だけでなく、アジアやヨーロッパでも人気があります。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
メテオランチ(METEOR LAUNCH)は、基本的にはメテオスピードと同じ味付けです。モデルの違いほどには差違はありません。剛性感はメテオスピードと同様、力強く踏むと前三角のしなりが生まれる構造です。ホイールがノーマルハイトな分だけ全体の印象は良いですが、フレーム本体&フォークで見るとメテオスピードとほぼ同じです。素材の良さで粘るフレームという基本的なスタイルです。線の細いチューブのフィーリングなので、パイロンを抜けるようなスラロームではややナーバスになります。加速力は良くしなりつつ進むという走りに徹していて反応は鋭いです。本気で踏むことも可能です。普通にコンフォート性能は発揮しています。上りの踏み心地は良いですが、このバイクも下りはテクニック次第になります。普通に高性能フレームとして楽しいです。軽さに振った構造のフレームで、アッセンブルも活きて上りは軽快です。しかしながら平坦も良く走り、スプリントをしても十分に応えます。しなりもありますが、反応性は高いレベルにあって加速感はトップモデルと比較しても見劣りは無いです。しなりがあるフレームに剛性の高いホイールを履かせるアッセンブルは評価できます。
メテオスピード(METEOR SPEED)は、細身ですが単体では硬質なカーボンチューブを採用しています。BB近くの振れがロスにならないように素早く戻るので、テンポよく反応してくれている感じで、これが気持ちいいライダーもいるはずです。上りも中トルクでは心地よいです。ニュートラルなハンドリングでフレームの追従もいいです。ただし、クリテリウムのようなレースではナーバスさが出てしまいます。フォークの剛性もわかりやすい形です。本体もしなりを演出しているという意味ではバランスしています。素材の良さで限界でもしなって粘るフレームですが、軽量クロモリよりもさらにしなるフイーリングもあります。ロードバイクとしてのコンフォート性能もよく出ていまする。"少ししなって弾む"そんな乗り味と踏み味をつねに感じるバイクです。これがロスになっていないのは、こだわり抜いた証拠です。ライバルメーカーと比べてもずっと乗りやすくなったような印象があります。フォークの性能がよいです。しっかりとしたブレードにやや先曲がりのフォークが路面のアンジューレーションをいなし、しっかりと地に脚がついた安定性を確保しています。ステアリングフィールも申し分ありません。フレームはしなりを用いるという点でスチールや良質チタンに通じるものがあります。使う人のフィーリングを最優先に重視しているグラファイトデザインでは本場ヨーロッパでの選手のフィードバックはもちろん、その根底にある技術力の自信が本物のカーボンフレームとして君臨しています。クロモリ風の乗り心地を求めているようなバイクです。
ザニア(ZANIAH)は、ミドルというか、ホビーレーサーのために考え出されたフレームです。今回はデートしたモデルで、カーボンエンドからアルミエンドに変更しています。これは、精度と耐久性の向上を実現しています。デザインはどちらというとクロモリフレームに共通するような、格好良さがあります。全体に細身です。かなり固めのカーボンです。硬質な音がします。細身に見えますが、素材を吟味しています。フォークも先細になっていく形状ですが、ほぼストレートです。わずかにカーブしています。フレームはかなり細いです。グラフィックはシンプルで飽きもきませんし、これもスマートなのが良いです。
メテオ(METEOR)は、ゴルフシャフトで培ったカーボンに対する技術を自転車に生かし切るブランドです。新世代フラッグシップとして誕生したメテオは、ラグとモノコック、両方の利点を盛り込んだGDラグシステムを採用した待望のニューモデルです。メテオは、ついにフルモデルチェンジを果たしました。開発コンセプトはしなりを効果的に使い、ライダーの潜在能力を引き出すことです。200km以上を走るトップカテゴリーレースでの使用を考慮し、乗り心地と走行性能を両立させることを目指しました。新たに採用されたのが独自のGDラグシステムです。ヘッドチューブからダウンチューブ、BBをモノコック製法で作ったメインラグ(通称スーパーコア)として、そのほかのセクションを接着し、全6ピースのパーツで構成する方法です。これより、モノコック製法がもつ高精度と、ラグ製法による乗り味の微調整のしやすさを両立しました。モノコック全盛の現代においてあえてラグ製法にこだわったのには理由があります。パーツごとに振動や衝撃が収束するラグ構造によりしっとりとした乗り心地が得られることです。また各パーツが細分化した構造により、将来的なアップデートにも対応しているのだといいます。シートチューブとラグを一体化させたマストラグは、メインラグ同様に高精度を確保しています。BBの正確な動きとしなりを生み出すためにチューブはラウンド形状を採用しています。ベンドさせて振動吸収性とシルキーな乗り味を実現したシートステーです。ヘッド&ダウンチューブ、BBをモノコック化したスーパコアと呼ばれるメインラグです。パワーを受け止める剛性と高精度を両立、ラグフレームの欠点を解消する新生メテオ最大の特長といえる部分です。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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