トマジーニ(TOMMASINI)-名車の証
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イタリア半島北部のトスカーナ州に本社のあるトマジーニは、創設者のリオ・トマジーニが、なんと現役自転車選手時代からすでに立ち上げていたブランドです。
その気品のあるデザインと仕上げ、そして優れた設計をもつトマジーニのバイクは、1960年代後半よりまたたく間に好評を博し、今なお多くの熱狂的なファンに支えられています。
フレームだけでなくカーボンベースの軽量サドル、バーテープ、アルミ製ボトルケージ、サドルバッグなどのアクセサリーやウエアなども展開するトマジーニですが、当初は日本だけで発売されていたスチールフレーム"SINTES1"の人気も高いです。
細身でクラシカルな雰囲気と身体に優しい乗り味、そして上の"TECNO"のような軽量なバイクには、乗り手がまたがるだけで、高揚感をもたらしてくれるような趣をも感じられるでしょう。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
ファイア(FIRE)は、大人しめの雰囲気からスパイスを利かしたバイクに変かした意欲作です。クロモリとしては反応のよさを強調した味付けで、剛性レベルは硬さを感じさせない自然なフィーリングを残しています。フォークが特徴的で、まるでクロモリフォークのように大きくなだらかな弓なりのブレードです。細さが特有のライディングフィールを与えています。あえてこだわった部分はソフトさではありますが、それが差別化となっています。バランスの評価をするとフロントフォークにもう少し力を入れたい所です。ハンドリングが独特で積極的にステアリングすると柔らかさが出てしまいます。フレーム本体のかかりの良さはうかがえます。本来はゆったりした性能ではなく、車名のごとく鋭さを持っているはずですが、フォークが逆の味付けなので穏やかです。そして十分にコンフォートです。乗り心地はファイアというほど激辛ではありません。フレームは重量感を感じますが硬質で良質です。スチールらしいバネのようなウィップもあるので、小気味よい加速感があります。カーボンとは異なる芯を感じる踏み心地でしなやかに反応します。柳の木のようにしなる質感はスチールならではです。振動吸収性もよい快速スチールというイメージです。ネームバリューに釣り合う品質のフレームです。
テクノ(TECNO)は、シンテシーで使用される素材よりも新世代のスチール素材を使用し、軽量でラグジュアリーな乗り心地が味わえるフレームです。装飾性の高いラグやチェーンステーヘのメッキ処理など、美しさでは群を抜きます。カラーオーダーが可能な、テダチャイ・コロンバスネモスチールフレームです。
■SPECIFICATION 販売形態:フレーム+フォーク/カラー:オーダー/フレーム素材:スチール/フレーム品名:コロンバス・ネモ/フォーク素材:スチール//重量:1.7kg
シンテシー(SINTESI)は、美しいメッキラグに細身のスチールチューブ、フォークまでメッキ&スチールでフォルムはクラシックです。スチールバイクらしく剛性感がありながらも、しなやかで体にやさしい走りがたん能できるモデルです。稀少なスタンダードゲージ(1インチ)のチュープを用いているこのフレームのスタイルにあこがれてロードバイクを手にした人も少なくないはずです。トマジーニの強い働きかけで再生産されたこのニバクロムのチューブは、長距離を走ることで、そのしなやかな走りにだれもを魅了する性能を秘めています。
■SPECIFICATION 販売形態:フレーム+フォーク/カラー:オーダー/フレーム素材:スチール/フレーム品名:コロンバス・ニューロン/フォーク素材:スチール/重量:1.8kg
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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