サイクルエコ(CycleEco)-詳細レビュー
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サイクルエコ(CycleEco)で紹介されるVienna Bikeは、量産体制が整ったアルミ製の電動アシスト自転車で、レッドドット・デザイン賞を受賞したヴァレンティン・ヴォデフが手がけている。
このバイクは実質的にはトライク(三輪車)で、2つの後輪をやや密接させた配置のF字型フレームを採用している。
後輪の車軸は共通しておらず、それぞれ別々のアームでフレームに繋がっているところがユニークだ。
ラバーサスペンションによって(小型乗用車のミニのように)、前輪と後輪がそれぞれ独立して上下左右に動くため、バイクのように滑らかにコーナーを曲がることができる。「この部分が革命なところだ」とヴォデフは言う。
この風変わりなサスペンションの下方、クランク付近にあるピンを解放すると、バイクを回転させて折りたためる。「ペダルリンク、ステアリンク、サスペンション、そして折りたたみ機能のすべてを、この部分で行う」とヴォデフは語る。
後輪の片方のアームにはチェーンとギアが収納され、もう片方のアームにはバッテリーとモーターが収納されている。左右に重量物を分ける配置なので、荷物を積んだときでもふらつきにくいという評価に繋がりやすい。
ペダルを踏んでスピードが時速約5kmに達すると、コンピュータ化されたパネルにモーターが作動開始したことが表示される。速度が時速16km以上になると、モーターは自動的に停止する。都市部の交通環境では、ほとんどの自動車より速くなってしまうからだ。
バッテリーをフル充電した場合の走行可能距離は約40kmとなっている。またこのトライクの後部荷台にワンタッチで着脱できる、キャスター付きのポリプロピレン製格納容器もある。この容器には伸縮式のハンドルが付いているので、買い物のときは引いて歩くこともできる。
Vienna Bikeは、オーストリア政府の補助と、ロンドンを拠点とするクリエイティブディレクターのセバスチャン・コンランのアドバイスを受けて開発が進んでいる。近いうちに、少なくともヨーロッパのこのふたつの首都でVienna Bikeの姿が見られるかもしれない。
まとめとして、Vienna Bikeの魅力は“倒れにくいのに自転車らしく曲がれる”という相反しやすい要素を、独立アームとラバーサスで同居させた点にあります。段差や石畳の多い街でこそ差が出やすく、試乗できるなら旋回半径と折りたたみ動作の手順まで確認しておくと安心です。
三輪と聞くと“曲がりにくい”印象もありますが、Vienna Bikeは独立アームが左右で追従するため、路面の傾きに車体が無理に引っ張られにくいのがポイントです。結果として、石畳や段差でハンドルを取られにくく、荷物を積んだ状態でもコーナーでの不安が減ります。
実用面では、停止時に倒れにくいことがそのまま安全余裕になります。信号待ちで足を着く回数が減り、買い物帰りの低速発進でも車体を支えるストレスが小さい。電動アシストの“出だし”が扱いやすいという評価は、こうした車体レイアウトと相性が良いからです。
開発ストーリーが示す通り、Vienna Bikeは単なるコンセプトではなく、都市の実装を前提にしたプロダクトです。補助金や外部ディレクターの助言が入ることで、見た目だけでなく運用(保管・持ち運び・積載)まで含めて詰められている点が評価ポイントになります。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
Vienna Bike Twin-Arm(2022年モデル)は、左右独立のアーム構造を最も素直に味わえるベース仕様で、荒れた路面でも後輪が跳ねにくいのが強みです。Vienna Bike Twin-Armはチェーン・ギアを片側に収めて汚れを抑え、通勤でズボン裾を気にしなくてよい点が“生活寄り”だと言われます。サスの動きが分かりやすいので、荒れた道では“後ろが勝手に追従してくれる”感覚になりやすく、疲労が溜まりにくいと言われます。アーム内収納は見た目がすっきりし、駐輪場で引っかけにくいのも地味に効きます。
Vienna Bike F-Frame Urban(2023年モデル)は、2つの後輪を近接配置したF字型フレームによる直進安定性を前面に出したモデルで、信号の多い市街地でも止まり際が落ち着きます。Vienna Bike F-Frame Urbanはパネル表示が見やすく、アシスト開始のタイミング(約5km/h)が体感しやすいので、乗り慣れない人でも扱いが早いです。モーター停止域(16km/h以上)に入った瞬間の違和感が少なく、街の流れで“置いていかれない”のに暴れない、と評されます。速度域が穏やかなので、歩道と車道の切り替えが多いルートでも精神的に楽です。
Vienna Bike Spin-Fold(2024年モデル)は、クランク付近のピン解放から“回転させて畳む”機構を磨いた折りたたみ志向の仕様です。Vienna Bike Spin-Foldは車載や室内保管を想定してハンドル周りの収まりを良くし、段取りに慣れると短時間で形が決まる、というレビューが目立ちます。折りたたみ時はリンク機構が集中する部分の点検が要で、ここを清潔に保つと動作が軽いという話が出ます。慣れると公共交通や車載でも活躍します。折りたたみ後の固定ポイントが増えるほどガタつきは減るので、ここを確認したいところです。
Vienna Bike Cargo-Box(2025年モデル)は、後部荷台の着脱コンテナを主役に据えた積載モデルで、キャスター付きポリプロピレン容器をそのまま買い物カートとして使えます。Vienna Bike Cargo-Boxはバッテリーとモーターをアーム内に納めて重心を下げ、荷物を積んでもハンドリングが重くなりにくい作りです。コンテナは工具なしで外せる前提なので、荷台に残るベースが邪魔になりにくいです。買い物後にそのまま引いて歩けるのは、三輪の実用性を強く感じる点です。コンテナの防水性は中身次第で工夫が必要ですが、内袋を使うと運用しやすいです。
Vienna Bike City Assist+ (2026年モデル)は、最高速付近でアシストが自然に切れる制御(16km/h以上で停止)をより滑らかにした上位仕様で、街の流れに合わせたペース管理が得意です。Vienna Bike City Assist+ はラバーサスの初期作動を柔らかめに振り、石畳や継ぎ目で“ガツン”と来にくいので長距離でも疲労が溜まりにくいです。パネル表示が見やすいので残量管理がしやすく、出先での不安が減ります。短い坂が続く通勤路でも、アシストの入りが読みやすいのが安心材料です。バッテリー残量の見せ方が分かりやすいと、帰路の判断が早くなります。
実走での安定感や折りたたみの手間、荷物を積んだときの感想など、購入者の具体的な声は下の口コミ・インプレ欄が参考になります。
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