カレラ(CARRERA)-詳細レビュー
⇒【カレラ】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー20件】
⇒【カレラ】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー108件】
⇒【カレラ】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー87件】
カレラ(CARRERA)は、1989年、元選手のダビデボイファーウァ、その甥で元メカニンクのフランチェスコ ボイファーウァ、やはり元メカのルチアーノ・ブランキの3人で創業されました。
カレラ(CARRERA)は、弱虫ペダルにも登場する人気・評判のブランドです。かつてアパレルメーカーのカレラがスポンサーとなり、クラウディオ・キャプーチやマルコ・バンターニを擁したプロチーム"カレラジーンズ"が大活躍し、その現場の要求がブランドの出発点になりました。チームでの実戦使用を前提に、製造を熟知したメンバーが短いサイクルで改良を重ねたことが、カレラの個性を濃くしています。
監督のダビデ・ボイファーバが1989年にバイク生産を行うポディウム社を創業し、ブランド名を"カレラ"として自らのチームで使用したのが原点です。チームが活躍した時代はフレームがスチールからアルミへと変わるころで、クロモリ全盛期にもアルミフレームを積極的に開発し、プロレースに使用できるレベルのアルミ・バックカーボン・フレームを発表して話題となりました。当時の常識に対して、アルミの剛性を引き出しながらバックカーボンでトラクションと軽さを両立させる方向が鮮明でした。
アルミフレーム全盛期には、インテグラルヘッドやカーボンバックをいち早く搭載したハーキュレス、軽さを極めたブルーナイトなど名機と称されるモデルを次々と送り出します。レースではM・バルトリがクラシックを制覇し、キャプーチの山岳賞やバンターニの活躍も重なって、テスターとしての選手の感覚が設計を磨きました。ペダルを踏んだ瞬間の反応とクイックなハンドリングが、カレラの性格を決めています。入力に対する遅れが少なく、スプリントでも登坂でも「踏んだぶんだけ前へ」という分かりやすさが魅力です。
ただし、安定感を優先したマイルドな味付けではないため、ポジションと荷重を作れるほど楽しさが増します。攻めるほどにシャープさが立ち上がり、逆に疲れて雑になると走りの差が出る──そんな“レース機材らしさ”が残っています。路面からの微振動は素材と形状で抑えつつ、芯のある剛性感で速度を維持しやすいのも特徴です。
カーボンフレームの時代に突入しても、可能なかぎりの自国生産とオーダーメイドにこだわりつつ(現在はカーボンフレームのオーダーは不可)、レーシングスピリットの強いバイクを作り続けています。ハイテク素材にもかかわらず大量供給へは振れず、精鋭モデルで勝負する姿勢がカレラらしさです。いまやエンデュランスモデルが増えた時代でも、速さを求めて走る楽しさを前面に出し、乗れば「カレラ」と分かるキャラクターと所有する喜びを残しています。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
カレラ SL(CARRERA SL) 2022年モデルカレラ SL(CARRERA SL)は、軽量なフレーム本体に対してフロントまわりがやや繊細で、鋭さと軽快さを優先したモデルです。踏み込みの反応は良く、軽いダンシングでも上りが伸びますが、高速コーナーでは丁寧な荷重とライン取りが効いてきます。フォークのしなりがナーバスに感じやすい反面、軽快さの演出にもなり、市民レースなら十分にレーシーな走りを味わえます。乗りこなす楽しみがある超軽量バイクです。
ベレーノ RN(VERENO RN) 2023年モデルベレーノ RN(VERENO RN)は、60トンカーボンといった高弾性素材を使い、バック三角の剛性とねじり剛性を強く意識したカーボンモノコックです。フレーム重量約900gという軽さに加え、プレーンなダウンチューブで贅肉のないまとまりがあります。ストレート形状のフォークに独特の「ハの字」の絞り込みがあり、反応の速さと隠れた名車感を両立します。上位モデル級の落ち着きと高級感があり、スペック以上に頼もしい雰囲気を持っています。
フィブラ(PHIBRA) 2024年モデルフィブラ(PHIBRA)は、新技術2B(ダブルアークブロック)でフレームを上下に分けて設計し、同じ部材のままサイズやジオメトリーを変更できるのが特徴です。サイズオーダーにもつながり、ポジションにこだわるライダー向き。カレラが持つフレーム製造技術を惜しみなくつぎ込んだフルカーボンモノコックで、カーボンチタニウムファイバーも採用し、圧倒的な加速とレース機材らしい骨太さを狙っています。
フィブラ ツー(PHIBRA TWO) 2025年モデルフィブラ ツー(PHIBRA TWO)は、モノコック構造の採用で15%もの軽量化に成功し、フレーム単体重量1150gという数値を実現したモデルです。形状設計で高い剛性と振動吸収性を両立しており、踏み抜きの反応とヒルクライム適性のバランスが取りやすい一台です。硬さだけに寄せず、長距離でも脚を残しやすい方向にまとめているのがポイントになります。
ヴェレーノ(VELENO) 2026年モデルヴェレーノ(VELENO)は、3Kカーボンを採用したカーボンモノコックで、前三角と後三角のつなぎ目やヘッドまわりの剛性を高めてパワーロスを抑えます。T700-3KにHM/HRカーボンを組み合わせる発想で、カレラらしい切れ味に加えて微振動吸収性も狙い、ロングライドでも扱いやすいバランスに仕上げています。見た目以上に一体感があり、ダンシングで振っても素直にスピードが伸びる“気持ちよさ”が強いモデルです。
このブランドは、上記以外にも個性の強いモデルが揃っています。カタログだけでは見えにくい購入者の評判や実走インプレは、以下のリンク先でまとめて確認できます。
⇒【カレラ】 傑作モデル乗車レポート! 【レビュー20件】
⇒【カレラ】 現役レーサーによるインプレ! 【レビュー108件】
⇒【カレラ】 女子ライダーの体験レポ! 【レビュー87件】
⇒【カレラ】 ロードバイクとスマホ! 【レビュー998件】