エムビーケー(MBK)-名車の証
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エムビーケー(MBK)は、1923年に2輪のモーターサイクルのメーカーとしてフランスで創設されました。その後、1960年代に自転車製造を手掛けるようになりました。自転車製造では、オートバイ製造の高い技術力を活かし、高品質な高性能な製品を提供し続けています。
===【往年の傑作モデル 詳細解説】====
RD1200 RSは、ラウンドしたチューブはねじれも発生しやすいので一般的には極端に剛性を上げがちですが、ギリギリのラインを狙い、ほどよい弾力が楽しめる工夫がなされています。弾力という用語は普通使わないですが、あえてそう表現をしたくなります。しかも総合的に高い評価です。フレーム形状がスムースな加速につながり、レスポンスがほどよく、ついつい踏み込んでしまいます。フランス車らしいユニークなフォークですが、まとまりは良く安定したコーナリング性能です。細いアームを描くバックステーが優しくとてもコンフォートです。レスポンスの良さがコンセプトの重要な部分ですが、優しさも加味されています。大トルクに対してはやや反応がにぶりはじめますが、ヒルクライムにも使えるバイクです。。剛性は確保されていますが、マイルドさもあります。踏み込みに対してはよく反応してくれます。ややBBの上部でペダリングをしているような感覚もあります。高めな直進安定性もあり、高めのケイデンスが心地よいです。発進加速はキレよく伸び伸びとしています。さらにコンフォート性能も高くトップチューブからバックステーのラウンド形状とスローピングが良く活きています。
RD750-TRは、カーボンのセカンドグレードです。R ‐FORCEという応力解析によってカーボン素材などをセレクトしています。三菱レーヨン製の50Tカーボンなどをミックスしています。またMBKというとユニークな形をしています。チェーンステーとか、湾曲した形です。それをどんどん変えていってシンプルになっています。フォークもストレートでわかりやすいです。そして性能を出すための形状設計は、今らしいものがトップチューブにも見られます。BBあたりも、幅いっぱいにチェーンステーが伸びていて最新の設計になっています。シートステーもモノステー部分が平らになっています。これが乗り心地も演出してくれます。フランス車にしてはわかりやすい設計といえます。奇をてらうことはありません。リアエンドも、シャープな感じというよりは、形も少しイタリアンな感じではなく、まさにフレンチなフィーリングです。マットな塗装も凝っています。トップチューブの汗をちょうど落としてしまいそうなところに艶があって、拭きやすいです。グラフィックにそう言った配慮があると凄く親切です。ダウンチューブの細部のデザインなどは、陰影がついてメリハリがある演出ができています。
Ti-MAXは、最新スペックのカーボンやアルミ、さらにクロモリバイクまでさまざまなマテリアルを使用し、優れたバイクを生産するフレンチブランドのMBKの新モデルです。。Ti
‐MAXは、フルオーダーメイドで作り上げるチタンバイクです。随所にわたってこだわりが見られるフレームで、ヘッドやBB、リアエンドはCNCマシニングによる削り出しを採用しています。メインパイプも冷間引き抜きダブルバテッドが使われています。高次元での品質管理を実現するために、日本国内での生産です。マスプロメーカーの製品から考えると高額といえる価格設定ですが、工程を考えるとギリギリのものであるといいます。今回のモデルは剛性を確保したオーバーサイズチューブを採用したモデルで、ユーザーの要望や脚質に応じて乗り味などは自在にコントロール可能です。つまり自分だけのスペックが手に入るということです。先端にもボリュームをもたせるフォークはMBKらしく、CNC削り出しのリヤエンドは厚みがあってしっかりとした印象です。チタンバイクの総合的な印象として、粘りを売りにしている反面どこか華奢なイメージがありますが、このバイクはネガティブな部分を感じさせません。もしも塗装が施されていればチタンバイクとはわからないような芯のある強さがあります。目一杯踏んでいったときに脚にくっつくような感覚でパイプの粘りを感じるチタンバイクが多いなか、こちらはダイレクト感があってしっかりと加速していけます。しかしながら乗り心地はチタンらしさを残しており、角のある振動を穏やかに変換してくれます。フルオーダーバイクなので、サイズはもちろんのこと、パイプ径の変更などで乗り味や特性をオーナーの希望どおりにできるのは、チタンをはじめとした金属フレームのメリットともいえるでしょう。CNCマシエングによる高精度なBBシェルを採用しています。溶接部分はスムースウェルディングで美しく処理されています。耐腐食性に優れたチタン素材の魅力を生かす仕上げも魅力です。リアエンドもCNCマシニングによるもので、ディレイラー台座もアルミ素材から削り出したものを採用しています。下ワンを1-1/2"としたヘッドチューブです。削り出しで持ち込みのフォークにも対応可能です。
RD850は、質の高いバイクを送り出しているフレンチブランドの雄、MBKの人気モデルです。ヘッドセット下側に1.5径を採用したり、インテグレーテッドシートポスト、エアロダイナミクスを意識したフロントフォークなど、今年のモデルをリードする仕様です。
このブランドは、上記以外も魅力的なモデルを沢山製造しています。カタログでは分からない実際に購入したユーザのクチコミ評判やインプレ、生の声は以下をご覧ください。
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