ヴァン ニコラス(Van Nicholas)-詳細レビュー
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ヴァン・ニコラス(Van Nicholas)は、オランダで1999年からチタンフレームを作り続けてきた工房で、航空宇宙産業クラスの素材を「日常の相棒」に落とし込む発想が核にあります。オンラインで完結する受注生産を前提に、サイズも仕上げも乗り方も、最初から“その人のため”に整えていくのが流儀です。
同社が象徴的に掲げるのは、化学処理で表情を与えたヘッドバッジと、手仕事のハンドポリッシュ仕上げです。カーボンが主役になった今でも、チタン特有の美しさ、力強さ、軽量さ、耐蝕性、そして修理のしやすさという性質を評価しており、フレームは生涯保証とされています。素材の良さを誇るだけでなく、長く乗り続ける前提で設計する。
具体例としてPioneer Rohloffは通勤通学やツーリングを想定し、油圧ケーブルや外装変速機、フロントサスペンションを持たないシンプルさで耐故障性を優先します。内装14速のRohloffは停止中でも変速でき、片側の操作で完結する点が街中のストップ&ゴーにも効きます。加えて、わずかにカーブしたチタン製シートポストとBig Appleのバルーンタイヤという組み合わせが、段差の当たりを丸めてくれます。
フレーム造形にも“チタンらしさ”が残ります。楕円断面で先が細いチェーンステー、砂時計のように先細りするシートステー、丸断面のトップ/ダウン/シートチューブの伝統的な佇まい。さらに、ベルトドライブを選べば清潔さと静粛性が増し、荷台用のダボやフェンダー用の取り付け点も備わるため、荷物を積んで距離を稼ぐ用途にも寄せられます。Vブレーキ/カンチに対応し、英国式ネジ付きBBと伝統的ヘッドセットを採る整備性も、長期使用の安心材料です。
納車まで2〜3週間という記述があるように、作って終わりではなく、使い方に合わせて“整えて出す”のがヴァン・ニコラスの魅力です。見た目の磨きだけでなく、錆びにくさや小傷の目立ちにくさまで含めて評価する声があり、乗るほどに道具感が増していきます。
また、オンライン受注という仕組みは「店頭で迷う時間」を減らし、用途・体格・好みを言語化してフレームに反映する方向へ誘導します。旅仕様なら荷台やフェンダー前提でダボ位置が効き、街仕様なら停止中変速ができる内装14速が“ストレスの出どころ”を潰します。素材の魅力を語るだけでなく、使い方を先に決めてから作れるのがチタン工房らしい合理性です。
チタンは塗装に頼らず地金の表情で勝負できるため、日常使用で付く小傷も「磨いて整える」方向に戻しやすい素材です。雨天走行のあとも過度に神経質にならず、拭き取りと乾燥を基本に“普段使い”へ落とし込めます。ハンドポリッシュの外観は写真映えだけでなく、汚れ落ちの良さという実利も効き、長期使用ほど差が出ます。
実際の評判で語られやすいのは、金属らしいしなりが路面の粗さをいなす感覚と、汚れや雨に対して気を遣いすぎなくてよい安心感です。磨き上げた外観は写真映えだけでなく、日々の拭き取りが楽になるという実利もあります。まとめると、チタンの質感と実用性を両立させたい人にとって、長く付き合える選択肢です。
===【人気モデル 詳細インプレッション】====
Pioneer Rohloff(2026年モデル)Pioneer Rohloffは通勤通学やツーリング向けに、シンプルで壊れにくい構成を徹底したモデルです。
油圧ケーブルや外装変速機を持たず、内装14速のRohloffは停止中でも操作できるため、街中でも旅先でも扱いやすさが際立ちます。さらにBig Appleのバルーンタイヤとチタン製シートポストが快適性を支え、ベルトドライブを選べば静かさと清潔さにも振れます。加えて、荷台取り付け用のダボやフェンダーの取り付け点があるため、積載を前提に“旅の形”へ寄せやすい一台です。
Zion Rohloff(2024年モデル)Zion RohloffはXCマラソンからトレイルまで視野に入れたハードテイルで、100mmトラベルのフォークに最適化された設計が特徴です。
ややアップライトなジオメトリで路面変化に対応しつつ、ディスクブレーキなど多様なブレーキ方式を好みで選べる柔軟さもあります。Rohloff内装14速はオプションとして用意され、埃を遮って清潔に保てる点が、長く使うほど効いてきます。ツーリング適性にも触れられているように、走る場所を固定しない“遊び方”と相性が良いモデルです。
Amazon Rohloff(2023年モデル)Amazon Rohloffはプレーンゲージのチタンチューブで組まれた、実用重視の街乗り/通勤通学バイクです。
内装14段のRohloffハブは変速の存在を忘れるほど滑らかで、サイズも幅広くカスタム可能とされています。CNC加工のドロップアウトや、荷台・泥よけ・ケーブルストップ類など旅支度に直結する装備が用意され、700cの32HホイールやMarathon Supreme系タイヤ、革サドルなど“日常で効く部品選び”と相性が良い一台です。ディスク用マウントは持たない一方、真鍮製の泥よけやガイド類で“実用の気配り”が積まれている点が、街仕様としての説得力になります。
Yukon Fixed(2022年モデル)Yukon Fixedはメッセンジャーや都市の通勤者を想定した固定ギアのレーサースタイルで、チタンフレームをハンドポリッシュで仕上げ、生涯保証を掲げる点がブランドらしさです。
細身のシルエットにテーパードチェーンステーや先細りのシートステーを組み合わせ、英国式BB(シェル幅68mm)やCNC成形のアルミ製マウント類で整備性も押さえます。化学処理で飾られたヘッドバッジや豊富なサイズ展開(カスタムサイズ可)も記されており、見た目の潔さと“自分サイズ”の両立を狙える固定ギアです。
ユーロス(2025年モデル)ユーロスはステージレースから長距離スポーツまでを得意とする、ヴァン・ニコラスの中核的なロード系モデルです。
ヘッドチューブや小物を削り出しで作ることで精度と見た目のアクセントを両立し、グランフォンドに挑むライダーの“脚の温存”に寄り添います。ポリッシュクリアコート仕上げの記載があるように、チタンの表情を前面に出しつつ、日常の手入れもしやすい方向です。フレーム価格26万5000円、重量1350g(480mm)、サイズS480〜S580mm(20mm刻み)という数値も示され、用途と体格に合わせた選び方がしやすいモデルです。
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